眠たげな猫の傍で

眠たげな猫の傍で

世界の果てで眠っていたいな

2022年4月29日(金)

2022年GW1日目。雨。

 

 

8時30分起床。長期休暇が始まったとは思えないほどに、いつもと変わらない休日。雨が降っていて、その音がしとしとと聞こえるのが今年のGWの始まりの音。今日は夜に緊張する予定が入っている以外は何もないので、何をしてもいいし、何もしなくてもいい。まだ働き始めで、めいっぱいGWを楽しもうと躍起になっていた頃の私は無理して旅行の予定を組んで、人がたくさんいる中を駆け巡り、長い旅が終わって家に帰りついたときにすごく安堵していた。働いていよいよ8年目になると、そういった行動をすすんで取ろうとは思えない。それは私一人のGWで、他の、例えばパートナーと過ごすGWではないからでもあった。もし私にパートナーがいたら、面白そうなところに繰り出していたかもしれない。今はそういうことを一緒にする人がいない、私一人だけのGWなので、大人しく、自分のしたいことを粛々としていくだけ。

 

 

まだ完全に目が覚めていない、夢うつつの状態でぼーっとネットを眺めたり、本を読んだりなどしていたら10時になろうとして、慌てて外に出た。今日はユニクロで、ファイナルファンタジーのTシャツが発売されるのだ。

 

www.uniqlo.com

 

ファイナルファンタジーに対して深い愛情を持っているわけではないけれど、Tシャツのロゴがかっこよかったので、売り切れる前に店を覗こうかな、という算段である。ネットショップではⅣ、Ⅵ、Ⅷ、Ⅸあたりが既に売り切れていて、コンプリートBOXも瞬殺で、早々に転売されていた。今日も日本は平和だった。開店をちょっと過ぎて店に着き、人だかりができているところがお目当てのところだった。住宅街の最寄り駅にある、小さなユニクロなので、全てのシリーズのTシャツが売っているわけではなかった(Ⅵ、欲しかったな...)。ⅠとⅢを買い、レジで会計を済ませるとトランプを貰った。トランプも転売されていて、いつのまにこの国は転売が普通の行為になったのだろうか、と心配になってきた。この間の携帯乞食もそうだけれど、一般の人でも定価よりも高く売れる商品の情報にアクセスしやくくなったのはその原因かもしれないし、転売する行為に羞恥心や罪の意識を感じなくなっているのかもしれない。そんなことはどうでもいい。トランプを貰って、再び店内をめぐる。GWのセールで安くなっているスマートアンクルパンツを2着、チェックシャツを2着、エアリズムVネックTシャツを2着購入したら、軽々と1万円を超えた。衣類にはこれくらいのペースでお金を使わないと。ライブや本にお金を使いすぎているので、少しは衣類にお金を回さないと。今さらだけれど、2022年はかっこよさを意識した服を着れる努力をしよう。本当に今さらだけれど。

 

 

その足で近所の商店街を散歩。ずっと気になっていた「デオコ」のボディクレンズを買い、あとはいくつかのドラッグストアを見て回った。そこそこの人が商店街を練り歩いていて、でもこれくらいの人出なら普段の休日と変わりはなく、あまりGW感を感じなかった。帰りにスーパーで牛乳と2Lのお茶を買って、重い思いをして帰宅。

 

 

11時。まだ11時か。いろんなことができるな、と思いながら、音楽を聴いてネットを弄っていたらあっという間に時間が過ぎていく。ちょっぴり切なくもなってくる。ネットでたまたま見かけた人の、「今、〇〇行きの電車に乗りました!」という楽しさ全開の呟きを見かけ、せっかく長い休みがあるのならやっぱり旅行に行けばよかったかな、と今さらながら過去の自分の決断を悔いてしまった。まだまだ新型コロナの新規感染者数は劇的に減っていない、旅行をするのはまだ悪手だ、とは思うんだけれど、いつまでも自粛し続けるのは馬鹿らしいな。そもそも最近の私は積極的な自粛はしていない。行きたいライブがあったらばんばん行っている。ライブ会場が100%安全な場所とは言えないが、そんなことを言い出したら100%安全な外出先なんてそうそうないだろ。ということは無駄な思考であることは昨日読んだ本で学んだので、すぐに思考を切り替える。

 

 

旅行のことはどうでもよくなったが、いつまで私はこの、一人の生活を続けるのだろうかと考え始めて、いや、これも自動思考だな、とすぐに気付いて、難しくて厄介なことはそういうのを考えるのが得意な人に任せよう、と適当なことを思って、バラエティ番組を摂取してなんとか精神が落ちるのを食い留める。まだGWが始まって1日目なのに、こんなにも精神が持っていかれそうだなんて、やっぱり私には一人は向いていないかもしれない。

 

 

昼飯は久しぶりにたらこパスタを食べて、そのあとは家族と1時間ほど電話して、お互いの近況を話す。ひとしきり話し終えて、さて、これから何をしようかな...、というところで思考が止まる。緊張している。あと数時間後に始まるパーティー、やっぱり緊張するよ。普段からパーティー三昧だったら緊張することはないかもしれないけれど、今回のパーティーには初対面の相手しかいないんだぜ?最近、人と話したことなんてほとんどない、人間対コミュニケーション力ぺーぺーの私が、あと数時間後に、初対面の人と、お酒を飲みながら2時間も話す、だと?なんでこんな予定を立ててしまったのかを、約1カ月前の私に問い詰めたい。

 

 

人と話すのが苦手、なんなら人が苦手ですらある私がこういった行動を取ったのは、今後の人生を誰かと歩みたいと思ったからだろう。生涯を共に過ごせるような相手と出会うためには、今までの生活を繰り返しても出会いなんてないだろう。だからこうして、めっちゃ緊張するだろうと分かっていた予定を無理矢理にでも組んだんだよ。

 

 

緊張を意識してから、ずっと緊張し始めて、1時間ほど緊張していたら慣れるだろうと思ったが、そんなことはなかった。緊張がとまらない。そこには、新しい場所できちんと結果を残したい、つまらない人間と思われたくない、というプライドのせいであった。そんなプライドは捨ててしまえ。今はリハビリ期間だ。いきなり運命の出会いがあるわけがない。まずは「人と話すことに慣れる」ところから始めよう。無理しないで、自分のできる範囲内で。でも、楽しむ気持ちは忘れないように。

 

 

 

 

パーティーを終えて、真っ赤な顔をぶら下げて新宿へ。何も考えられない、もはや今私はなぜこのようなことをしているのか分からない、くらいに酔いが回っていた。別に誰かにお酒を飲むことを強要されたわけではない。気づいたらお酒を飲んでいただけだ。ただそれだけのことだ。いつもの本屋さんに入ったら、気になったものは片っ端から買おうかな、なんて馬鹿げたことを考えていた。どうしてこんなタイミングで、と思わざるをえないほどに大量のサイン本が放出されており、素面だったらなんとか購入を食い止められていた本を、真っ赤な顔は平然と買っていった。だって、佐藤友哉の最新作のサイン本が置いてあったら買ってしまうだろ?「鏡家サーガ」、夢中になって読んでいたよな。高校生のときだっけ。どうして佐藤友哉の本を読んでいたのか、どのように佐藤友哉と出会ったのか忘れてしまうくらい前に読んでいた小説家が20周年記念ということで久しぶりに新作を出版した、しかもサイン本。買わないわけにいかないだろ?

 

 

血迷った私は、一度しかライブを観ていない大森靖子の本をサイン本だからと買った。あとはよく知らない人のサイン本を買った。これでよかったのか?GWの初日なんだから、ぱーっとやらせてくれよ。

 

<購入した本>

佐藤友哉「青春とシリアルキラー」(サイン本)
大森靖子「超歌手大森靖子の 超一方的完全勝利」(サイン本)
宇佐見りん「かか」(サイン本)
北山猛邦「オルゴーリェンヌ」(サイン本)
町田そのこ「うつくしが丘の不幸の家」(サイン本)

 

家に帰り着いて、酔いがいよいよ極まって、何度か戻して、それでもなかなか酔いがおさまらない。酔いよりも、酔いによる吐き気がひどくて、ああ懐かしい、大学生のときに戻ったみたいだな、と馬鹿なことを考えていた。なかなか寝付けないや。

 

朝飯:フルーツグラノーラ
昼飯:たらこパスタ
晩飯:居酒屋(外食)

 

76.4kg
22.6%

 

歩数:9,546歩