眠たげな猫の傍で

眠たげな猫の傍で

世界の果てで眠っていたいな

共有の仕事における責任の所在

定時後、コピーロボットと199くんがおずおずと近づいて来て、「ちょっといい?」と時間を奪われた。共有の仕事における作業量の塩梅がおかしい、つまりはお前はサボっているのではないか、ということを迂遠に訴えてきた。こういうことを伝える時、どうしてコピーロボットは赤ら顔になるのだろうか。正直、サボっているぶぶんはあった。大半のことは取り掛かっているが、(面倒だな...)と判断したものとは距離を取っていた。それを処理することが多くなった199くんは、自分だけ面倒なことを「させられている」と思い込み、それを直接、私に言わないで、コピーロボットを通して伝えてきたのだ。別にコピーロボットを介さなくて、直接伝えてくれればいいのに。「私はちゃんと仕事をしているんですよ」とコピーロボットに認知しておいてほしかったのだろう。だるいなあ...、と思いながら、「もしそういうことになっていたのなら、次回からは気をつけます」と耳障りのいいことを言って、こんなしょうもないことで残業をするのをなんとしてでも食い止めようとした。

 

 

私が楽をしていたぶぶんはある。でも、199くんが今のチームに配属された時、「基礎のぶぶんをしっかりと固めるために、あまり処理はしないでほしい」とコピーロボットは確かに言っていた。既に基礎のぶぶんは固まっている、普通に仕事を回せるのだとは知らされていないので、そのことをきちんと周知しなかったそちら側にも非があるのではないか?コピーロボットには仕事の習熟度を逐一報告していたかもしれないが、それは勿論私には届いていない。ただ、「お前は仕事をしっかりしろ」と暗に伝えられただけの、無為な時間だった。

 

 

ほんともうしょうもなさすぎるし、199くんもコピーロボットと同じ側だったんだ...、と虚しさが込み上げてくる。所詮はこの部署に配属された人間ということだろうか、残念だけれど。明日からは199くんが処理する前に全てを終わらせるほどの勢いで仕事をするし、ああ、一度は溜飲がおさまっていたのに、こうして文字に起こしてみるとほんとうにしょうもな。あほくさ。こんなことで精神を摩耗したくないので、あと少しで始まるライブに集中しないとね。