眠たげな猫の傍で

眠たげな猫の傍で

世界の果てで眠っていたいな

2021年12月28日(火)

2021年最後の出社日。28日まで働いたことはもしかしたら今年が初めてかもしれない、と思うほどに今年の年末年始休暇は短い。こうなったら大晦日前日まで働いて、1月の後半にどばっと休めたらいいのに。29日、30日は有給休暇を使わなければいけないシステムが未だに理解し難いが(この日はどこの会社も有給休暇を充てているのだろうか?)、休めと会社が言うなら仕方がない。有給休暇は残り僅かしか残っていないので、丁寧に使いたい。といっても、どこか旅行に行くという予定はなく、どうせライブで半日休暇を取る事になるだろう。2月に開催されるバンプのライブは幕張メッセで18時開演なので、休まないととうてい間に合わないのでその日は使うだろう。今更ながら、バンプのライブに当たったのが信じられない。当日になったら現実味が湧くのだろうか。

 

 

昨日はそこそこ電車に乗っている人が多かったが、昨日で仕事納めをした会社が多いのか、朝の通勤電車はスカスカで、虚しい気分になった。年の瀬のギリギリまで働いていると、まるで働くために生きているような錯覚に陥る。私は趣味を満喫するために生きてて、趣味のためのお金を稼ぐためだけに働いているので、働くことが人生の主題になってしまいそうになるのが悔しいし、それをなんとか阻止したいといつももがいている。今はまだ残業も少ないし、感情労働が発生していないのでそこまでストレスはないが(ストレスがないとは言っていない)、いずれ来るであろう嫌なことに備えて、今のうちにメンタルを鍛えた方がいいと思っているけれど、メンタルなんて鍛えられるものなのだろうか?

 

 

職場は朝からソワソワしていて、それは今日で年内の仕事が終わるからだろう。誰しもがキョロキョロと辺りを見回して、早く仕事が終わらないだろうかと期待しているようだった。始業時間になり、さて仕事を始めようと思ったら、コピーロボットからメールが届いている事に気づく。発信時間は昨日の21時過ぎになっていて、そんな時間まで残業するほど忙しそうには見えないけれど、と少し愚痴りたくなる。愚痴れる相手がいないのが物寂しい。そのメールには「書類整理はファイルに入れてまでが書類整理だよ。今日の午前10時までに終わらせておくように!」と威勢よく書かれていて、相変わらず一方的だよな、私が午前中に終わらせておかなければいけない仕事を抱えているかもしれないといった想像が出来ないのかな。今年も結局コピーロボットと分かり合えることが出来なかったし、それはきっと来年も同じだろうなと肩を落とすコピーロボットは私に歩み寄ろうとしているのかもしれないが、その姿はあまりにも不器用過ぎて、先輩としての威厳というものがなさすぎることに失笑してしまう。あまりにもツンツンしていると機嫌を損なうので、たまに下手に出ると、「最初からそういう感じで来いよ」といった感情を出しているのをありありと読み取ってしまい、腹が立つし、ああ、わたしはいつまでコピーロボットのもとで働かなければいけないのだろうかと虚しくなる。当たり前の簡単な仕事だとしても、適度に、「お疲れ。頑張っているね」とさりげなく褒めてくれるような、きちんと見ててくれるような先輩が欲しかった、いや、欲しい。贅沢な願いなのだろうか。そんな人、存在しないか。そう思うのは時既に遅しで、そろそろ私が誰かの指導をする立場に立つのだろうなとは思うけれど、来年の2月に配属されるであろう新入社員はどうせ私が所属しているチーム以外のところに配属されるだろうから、いつまで経ってもコピーロボットに付き纏われる事になるのだろう。うんざりするな、うんざりしちゃうよ。

 

 

年の終わりの出社、ということでたくさんの仕事が舞い込んできて、それをこなすのに必死だった。もちろん、書類整理というしようもないことでコピーロボットにああだこうだと小言を言われたくなかったので、仕事が始まってすぐに作業に取り掛かり、1時間で作業を終わらせて、すぐに新しい業務に取り掛かった。メールで、「昨日の分の整理は終わりました」と送ると、「書類整理の運用としては◯◯と同じで、その日に発生した書類はその日のうちに整理するように」と、時間通りに作業をこなしたことに対するコメントは一切なかった。自分で勝手にルールを作っているけれど、それが100%正しいとでも勘違いしているのか?本当に下手くそだよな、後輩の教育をしたことがないのだろうか?いや、もともと後輩をきちんと指導できるような、褒めつつ叱って伸ばす、ような器用なことを彼に求めるのは酷な事だろう。

 

 

他部署の人にメールを送ると、「来年もよろしくお願いします」という文言がメールの最後に記載されており、年末を感じる。

 

 

2週間前に依頼したこと、いつまで経っても返信が来ることはなく、そんな些細なことで信頼を失ってしまうことを彼/彼女は意識していないのだろうか。信頼を失うのは簡単だけれど、取り戻すのはとても大変なのに。

 

 

そういえば、昨日は寝るのが普段よりべらぼうに早かったおかげで、朝起きた時に眠気というものがほぼなく、早寝早起きをすることの重要さを痛いほど感じた。いつも、よふかししすぎなんだよな。

 

 

育休くん、育休から復帰して新しく任された仕事をこなすのと新入社員の子守りでいっぱいいっぱいのようで、昨日、「年内には箱に入っている書類の整理は済ませておこうね」という私の言葉をたぶん忘れているっぽいな。彼には無茶な依頼だったか。結局、彼の口から書類整理のことが出ることはなく、忙しくてテンパっていそうな彼に声をかけるのを面倒に感じてしまい(私も出来ていない先輩なのである、悲しいかな)、自分一人でささっと整理をした。そこまで時間はかからなくて、こんなことなら育休くんを巻き込まなくてもよかったかなと思ったが、私一人だけで作業をしているとコピーロボットにああだこうだと口を挟まれそうなので、もうそのことについてこれ以上考えたくなかった。

 

 

年の瀬のバタバタした日なので、研修生に丁寧に仕事を教える余裕もないのだろう、自分が昨日しなくてはいけなかった(コピーロボットが勝手に決めつけたことだが)書類整理を研修生にしてもらっていると、それをめざとく見つけたコピーロボットが育休くんに一声かけて、それからは育休くんがせっせと書類整理をして、研修生はすることがなくなったので、虚な目で参考書を眺めていた。まるで無意味の応酬である。コピーロボット、もうどうなっているんだろうということが気になって仕方がないな。研修生、よく見てみると簿記の勉強ではなくて、経理とは全く関係のない資格の勉強をしているし、堂々とスマホTwitterを見てるし、呟いているし、研修制度は控えめに言って崩壊していた。誰も、この研修が無意味であることを口にしないのは、研修を推し進めている人があまりにも上の立場にいるので、研修に対してケチをつけると左遷、あるいはリストラされる危険性がちらついているからだった。ああ、無情。

 

 

今日のお昼ご飯はいつもと同じようにスープジャーにオートミールを入れたのを食べようと思っていたのだが、同期で唯一仲良くしている人間からお昼ご飯を一緒に食べようという誘いを受けて、久しぶりに一人ではないご飯を食べた。昔は仕事を頑張ったご褒美として使っていたお店で親子丼の大盛りを食べる。今年の7月ぶりの邂逅、前に会ったときは発育のいいブロッコリーみたいな頭をしていた彼だが、少しは髪型が落ち着いていて、群衆に紛れるような安定さを保っていた。「どうよ、最近」と話を促すと、「完全にコロナが収まった感じで、在宅勤務が一切なくなって、コロナ前と同じような感じだよ」と愚痴をこぼした。それから、次々に辞めていく事務系社員のことについて話し、前にしたいと言っていた転職はどうなのよと向けると、「もういいかな。転職をすることがめんどくさい」とのこと。そして、先月に友達の結婚式で軽井沢に行ったのだが、あまりにも素敵な結婚式で、うっかり結婚したくなった。でもすぐにそんな気持ちは冷めてしまうのだけれど、と一人愚痴ていた。話したいことはもっとたくさんあった気がするけれど、気付いたらご飯を食べ終えていて、そろそろ会社に戻らないといけない時間だったので、店を出て、「じゃあまた。良いお年を」と言って別れた。来年の春頃に彼と温泉に行きたい。

 

 

会社に戻って、少しすると午後の仕事が始まった。それからはするすると、何気ないことでもあっけなく過ぎていく。既に社員の大半は年内の仕事が終わった気分でいて、それは間違った考えではなかった。私はとっくの昔に仕事を終えていて、いや、正確にはもとから仕事なんて始まっていないと表現するのが正確だった。午後の部の後半になると、他部署の人が私のチームのボスに年末の挨拶をしてて、まだコロナが収まっていないのにムラを意識した行動を遵守するのがこの会社らしかった。黙々と仕事をしているふりをしているが、既にやるべきことは終わっているので、お昼ご飯を食べたらそのまま帰宅してもよかった。周りを見渡すと、黙々とパソコンになにがしかを打ち込んでいる人がたくさんいて、そんなに忙しいなら今日のところはパソコンを家に持って帰り、明日にでも家でのんびり仕事をしたほうが捗るのではないかとぼんやり思った。

 

 

仕事を納める、みたいなのっそりとした雰囲気が漂い、気付くと前でボスが立っていて、今年の経理チームの評価を話していた。

 

 

私がここに来たのは今年の夏頃ですが、半年ほどで分かったのは、どんな人が上に立ってもここのチームはきちんと回っていくということ。他のチームからの信頼も篤いです。ですから、来年はただ数字を計測するだけでなく、その数字を駆使して、分析して、営業やその他のチームが活かせるような提案を出来るような。つまりは社内の営業みたいなことをしてほしいと思っています。そして、どんな資格でもいいので最低一つは取得してください。そういったことをしていると、人は自然と成長していくものです。

 

 

周りを見てみると、真顔の人ばかりで、これは摩訶不思議な世界に紛れ込んでしまったと錯覚してしまった。どうかこれが現実ではありませんように......。

 

 

定時になり、他の部署が続々と退社していくのを見てて、私もそろそろ帰るかと思っていたら、ボスのところに行列が出来ていた。日報の提出と、年末の挨拶をしているのだろう。こういう、あってもなくてもどうでもいい、でもしておかないと、「あいつ、礼儀がなっていないな」と思われるような行為が跋扈し続けているのは本当は害悪でしかないと思っていて、でも最終的にはそれに従ってしまうのは、私もはみ出したくないと思っているからだろう。行列に並び、5分ほどで私の番が来て、簡素に「今年はお世話になりました。来年もよろしくお願いします」と挨拶をすると、すぐにでも帰ってやろうとスーツを着ていた私を見て、「スーツを着ているのはあれか、ちゃんとした格好をして挨拶をしたほうがいいからと思ったからか?」と訊かれ、面倒だったので、「勿論です」と応えると、「嘘つけ」と返された。これで茶番は終わり、せっかくだし他の人にも簡単に挨拶をして回る。おジイさんはどこか異国の地に根付いている人形のように動いていた。育休くんは私とおジイさんセットで簡素すぎる挨拶をした。南アルプスは相変わらず恐々とした感じで挨拶をしてきた。のんひょには、「普段仕事での関わりがないよな」というと、どひょひょひょひょ、という特徴的な笑いで誤魔化していた。ボスの側近に挨拶をすると、「君、ハマってる。ハマり役だよ。来年も期待しているよ」と言われた。そしてコピーロボットに挨拶をする。「今年は大変お世話になると共に、たくさん迷惑をかけてしまいまして。来年は(コピーロボット)さんに迷惑をかけないように仕事を進めていきたいと思っております。来年もよろしくお願いします」みたいなことを言うと、もごもごと彼は口を動かしていたのだが、肝心の発声はされておらず、マスクをしているせいで口の動きを読み取ることも出来なかったので、彼がどんなことを言っていたのか聞き取れなかった。まあ、どんなことを言ったのかは大体検討がつくけれど。

 

 

挨拶を終えても、まだ皆がまごまごと社内に残っていて、このあとチームで飲み会にでも繰り出すのだろうか、それに巻き込まれるのは嫌だなと思ったので、強く思ったので、そそくさと会社をあとにした。

 

 

別に毎年のことだし、今年で7回目だし、そこまで解放感はないだろうと思ったが、思っているよりも解放感に満ち溢れていて、気づいたら新宿の紀伊國屋書店へ向かっていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

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<購入した本>

乗代雄介「掠れうる星たちの実験」(サイン本)

 

 

 

 

 

<購入した本>

ジョー・ミラー「mRNAワクチンの衝撃  コロナ制圧と医療の未来」
ナサリア・ホルト「アニメーションの女王たち ディズニーの世界を変えた女性たちの知られざる物語」
pha「人生の土台となる読書  ダメな人間でも、なんとか生き延びるための「本の効用」ベスト30」
ミヒャエル・エンデ「モモ」
ミシェル・フーコーフーコー・コレクション(1)狂気・理性」

 

 

 

 

 

朝飯:フルーツグラノーラ
昼飯:親子丼(外食)
晩飯:オートミール雑炊

 

77.3kg
23.2%

 

歩数:10,437歩