眠たげな猫の傍で

眠たげな猫の傍で

世界の果てで眠っていたいな

2021年11月19日(金)

2021年冬北海道旅行1日目

 

bigpopmonster.hatenadiary.jp

 

前回、北海道旅行に行ったのが4年前のゴールデンウィーク。あの時はそろそろ夏が始まりそうな気配があったので、外を歩いていても過ごしやすかったが、今回は冬。真っ只中ではないが、東京で過ごしている時と同じ感覚で過ごしていると風邪を引いてしまう。

 

 

そもそもなんで今回、こんな時期に北海道旅行をしようと思ったのか。特に大きな理由はない。ネットを見ていたら北海道までの飛行機代が格安で売り出されていたから。コロナも落ち着いてきたし、そろそろどこかに行きたいなという欲望を満たしたかったから。

 

 

朝は仕事がある日と同じ時間に起きる。フルーツグラノーラを食べながらニュース番組を見て、支度をする。昨日のうちに衣服などは大きな鞄に詰め込んでいたので、大したことはしない。仕事の時よりも多少早めに家を出る。電車の中はそこそこ混んでいた。東京駅に降り立ち、そこから高速バスで成田空港まで移動する。高速バスには私以外にビジネスマンが一人いるだけ。採算は取れないだろう。もし私とビジネスマンがいなかったら、バスを動かすことはなかったのか。9時頃に成田空港に降り立つ。無骨、という表現が似合うほど、最小限のものしか置かれていない。コンビニがかろうじてあったので、そこでお茶を買い、搭乗までまだ時間があるので椅子に座ってのんびり過ごす。羽田空港みたいに煌びやかなお店がたくさんあるわけではない。フードコートがぽつんと置かれて、そこで麺を啜る老人、難しげな言葉を吐きながら電話をする女、手を繋いで耳元で言葉を囁き合うカップル、などがいた。今日や明日以降のスケジュールを再確認する。そろそろ搭乗口に行った方がいいかと思い、10時過ぎに搭乗口に向かう。人がぽつりぽつりといるだけだった。私が乗るJETSTARは満員で、たくさんの人間がせせこましい座席におさめられていた。わたしは右側の窓際の席だったので、そこまで圧迫感は感じなかったが、真ん中の座席の人は窮屈に感じただろう。後ろには二人組の女がいて、機内では「会話はお控えください」というアナウンスが流れていたが、そんなことはお構いなし、成田空港を飛び立って新千歳空港に降り立つまで、ずっと話し続けていた。しょうもない会話を頭に入れたくなかったので、両耳にイヤホンを差し込んで、アジカンを延々と聴き続けていた。比較的新しい方のアジカン、といっても10年前の作品などを聴いていて、来週の横浜でのライブに着々と控えていた。Zepp TokyoのライブがYouTubeで配信されるのは納得いかなかったが、それを見てしまったらネタバレになってしまうので、見ないだろう。どうせその日は北海道で夕飯を食べているだろうから、たぶん見ないはずだ。

 

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飛行機は10分ほど動かず、その後にのろのろと動き出したので、到着時刻は若干遅くなると思われたが、予定時刻より多少早めに到着した。飛行機に乗っている間はほぼほぼ船を漕いでいたので、東京から北海道までの道のりがあっという間に感じられた。


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そのままJRで札幌駅へ向かう。外の景色を眺めていたら、すぐに札幌駅に着いた。


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13時30分前という時間で、お腹が空いていたので気になっていたスープカレーのお店へとてくてく歩いていく。

 

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14時前にスープカレー 「RAMAI」へ。入店すると、席は空いていたが「混み合っているので、料理の提供に多少お時間を頂きます」とのこと。スープカレーのブヒッ、スープは大盛り、ライスはL、辛さは10、トッピングで鶏卵ゆで卵を注文。注文して5分ほどで料理が届く。ライス、量を間違えてしまった。Mで十分な量だった。スープカレーにはたくさんの野菜、そして豚肉が入っていた。スープを啜る。まあ、こんなものか。実は生まれて初めてスープカレーを食べる。勝手に期待値を上げすぎていたようだ。スープは薄いかと思ったがそんなことはなく、濃いめの味付けで、辛さを10にしたせいか、飲み進めるほどに辛みが口の中に広がっていった。野菜が美味しい。人参、そしてかぼちゃが特に美味しくて、この野菜を食べるためにスープカレーを頼むのもアリだと思う。スープの量も大盛りにしたせいか、食べ終わる頃には完全にお腹がパンパンになっていた。死ぬかと思うほどの膨張で、最近のオートミール生活のせいで胃が縮んでいるのだと推測した。食べ終わるのに30分ほどの時間を要した。お腹に空きがあればラッシーを飲みたかったが、そんな余裕はなかった。

 

 

お店は広々とした作りになっており、他の席の客があまり見えないような作りで、この時期でも他人のことを気にしないで食べられる、とても貴重なお店だと思った。


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お店を出て、今日予約しているホテルまでてくてく歩く。見慣れない景色のなかに自分がいるという感覚がとても好きで、しかも今いるところは札幌、東京からはとてもとても離れた場所にいるということが私を興奮させた。見慣れないお店を見るだけで興奮する私は、些細なことでも歓びを見出せる仕組みが出来上がっていた。

 

 

15時過ぎにホテルに到着。「札幌エクセルホテル東急」というホテルで、スタンダードツインなのに「サッポロ 冬割」のおかげで宿泊代が5,000円引かれ、1泊2日で1,200円で泊まれた。値段が値段なのでそこまで期待していなかったが、いざホテルに到着してみると、とてもすごいとはいかないまでも、しっかりとした作りのホテルで、こんなホテルに1,000円ちょっとで泊まれるのがなんだか申し訳なく思えた。それに加え、スマイルクーポンなるものを2,000円分頂いたので、実質タダ、いやお金を貰って泊まっているようなものだった。肝心のお部屋も広々としており、こんな広いお部屋に一人で泊まるのがなんだか申し訳ない気分になった。

 

 

夕飯までまだ時間はあるし、何よりお腹が膨れて動けなかったので、布団の上に寝転がりながら、だらだらネットを眺めていた。実質タダで泊まっていると思うと、もっと泊まりたい、時間の許す限り泊まりたいと思うのだが、休める日数には限界があるので、4泊がぎりぎりのところだった。

 

 

いつまでもだらだらしていたかったが、そろそろ外に出ないとお店が混み始めると思ったので、17時30分過ぎにホテルを出た。


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すっかり日は落ちて、でも大通りに出ると光に溢れていたので、迷子になることはなかった。北海道限定のコンビニなのか知らないが、「セイコーマート」というコンビニがそこらじゅうにあり、キャラクターがとてもキュートだった。


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滑り止め用の砂が入っている。雪国ならではである。


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すすきのあたりまで出ると、見たことのある景色が現れて、一気にテンションが上がる。しかし、今日の夕飯はすすきのではないので、そそくさと後にする。


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車道の横で電車が走っている。地元の人にとっては当たり前の景色なのかもしれないが、外から来た人間にとっては珍しく映る。


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目的地に向かう途中で、「文教堂」に出くわす。思わず入る。サイン本がちょこちょこ置かれている。札幌をよく使う人はここで本を買っているのだろうか。


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大通り公園では既にライトアップがされていて、多くの人が立ち止まってライトアップに見入っていた。


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札幌駅に到着。今日の夕飯はお寿司。銀座では昔よくお世話になっていた「根室花まる」の「JRタワーステラステラプライス店」へ。18時30分頃だったので、既に店内は満席。行列も出来ており、1時間から1時間半は待つとのこと。予約だけして、すぐに建物を出る。隣にあった紀伊國屋書店へ。前に北海道に来た時も来たはず。札幌の本屋といえばこちらなのだろうか。とても広々とした作りで、たくさんの本が並べられていた。紀伊國屋書店が札幌に出店したのが50年前で、そのキャンペーンで作家の色紙が並べられていた。有名どころだと京極夏彦円城塔の色紙が置かれていた。圧巻。文庫本のコーナーをだらだら見ていると、新宿の紀伊國屋書店とは推しの本が異なっていて、その差異を楽しむ。旅先で本を買いたくなる衝動が今回も発動して、普段は見向きもしなかったトルストイの「人生論」を買ったらお寿司屋さんからお呼びがかかったので、急いでお寿司屋さんへ。

 

 

<購入した本>

トルストイ「人生論」


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お店に戻り、10分ほどで先に案内される。この店舗でお寿司を食べるのは初めてだろう。銀座のネタとは新鮮さが違うのだろうか。序盤は普段頼まないような、存在すらも知らないようなネタを食べる。うん、よく分からん。これ、美味しいのか?さばやさんまは美味しいが、でもこれ、銀座のネタとあまり変わらないんじゃないか?ここのお店のネタが悪いという話ではなくて、銀座のネタが良すぎるという話。普段からネタが良いお寿司を食べ過ぎてしまっているので、多少のネタでは感動しなくなってしまった。それは残念なことなのかもしれなかった。一番美味しかったのは、なんだかんだで普段から好きな「真いかゆず塩にぎり」だった。9皿も食べたのに、スマイルクーポンを使ったので、現金は300円払っただけだった。なにかがバグっていた。ご馳走様でした。


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f:id:bigpopmonsterpro:20211119220758j:imagef:id:bigpopmonsterpro:20211119220938j:imagef:id:bigpopmonsterpro:20211119220834j:imagef:id:bigpopmonsterpro:20211119220918j:imagef:id:bigpopmonsterpro:20211119220819j:imagef:id:bigpopmonsterpro:20211119220920j:image
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20時30分過ぎにお寿司屋さんを出て(1時間ほどゆっくりしてしまった)、ホテルへと戻る。その道中、札幌の街並みを眺めるのがたまらなく面白い。たくさんの人、お昼に歩いた時はいなかったような人たちが跋扈してて、奇妙な連帯感を生み出しているのが一種の現代芸術のように思われた。相変わらずライトアップは凄くて、たくさんのひとが立ち止まってそれらをスマホの写真で撮っていた。


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ニッカの看板にぐっと来てしまう。RISING SUNが中止になった時、確かNUMBER GIRLがここで撮った写真をTwitterにあげていた気がする。あれからちょこちょことライブが出来るようになって、本当に良かったよ。来月のライブは行けないので、念だけは送っておきます。


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途中でドンキホーテがあったので、明日の朝食を買おうと安易に入店したら、急にお酒が飲みたい気分になって、北海道でしか売っていないビールを買って、ならばおつまみを、ということでポテチを買って、栄養ドリンクも買って、ラテも買って、お茶も買って、なんだかんだで1,000円以上も使ってしまっていた。おそろしい。

 

 

ホテルまでの道中、Zepp Sapporoを発見。Tokyoよりもこじんまりとしているが、北海道のライブハウスの中ではおそらく一番デカいのだろう。旅の間に誰かがライブをしていたら是非とも訪れたかった。


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ようやくホテルへ到着。22時前。部屋に戻り、久しぶりにお風呂にお湯を張って、ゆっくりとお風呂に浸かる。遊んでいただけなのに、知らず知らずのうちに溜まっていた疲労が溶けていく。お風呂を済ませ、髪を乾かしたら、いよいよお酒の時間。「サッポロクラシック」という、北海道限定のビールを飲む。サッポロビールとの違いがいまいちよく分からなかった。


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続いて北海道限定の飲み物を飲む。伊藤園が出している「北海道とうきび茶」なるものが格別にうまかった。一般流通しているとうもろこし茶のなかで一番美味しいと断言できるくらいに美味しい。とうきび茶を飲んだ瞬間、口の中にふわっと広がる優しいとうもろこしの味、甘さすら感じるその柔らかさにずっと包まれていたいと願う。北海道だけでしか売っていないのが残念である。

 

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こちらも北海道限定の「リボンナポリン」。口に入れた瞬間にふわっと広がる、なんだろう、これ、何味なんだ?何味かよく分からないけれど、郷愁を誘う、絶妙な、そこまで凝っていないからこそ生まれる風味が最高である。もしこれが東京のスーパーで普通に売られていたら、こればかり飲んで、ダイエットどころではなくなるだろう。


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せっかく本を買ったのに、久しぶりにビールを飲んでテンションが上がってしまい、アジカンを聴きながらネットの海を泳いでいると、とてつもない至福に包まれる。ずっと、このままでいたいな。

 

 

朝飯:フルーツグラノーラ
昼飯:スープカレー 
晩飯:寿司

 

78.3kg
23.4%

 

歩数:19,615歩