眠たげな猫の傍で

眠たげな猫の傍で

世界の果てで眠っていたいな

2021年11月17日(水)

昨日は普段よりは早めに寝たはずだが、起きるのが大変な苦行に思えるほどに体は重く、目元には眠気が随分と多く乗っかっていた。やっと水曜日まで来た。明日が終われば、いよいよ待ちに待った北海道旅行である。先週だろうか、一瞬だけお寿司を食べたい気分になったが、北海道旅行で多量の海鮮を摂取できるので、なんとか我慢した。これだけ期待してしまうと、想像している味を軽々と超えてくれないと感動をしないかもしれないが、いや、さすがにちゃんとしたお店に行けば、感動まではいかなくても、十分に満足することはできるだろう。そんなことを考えながら、重たい頭にフルーツグラノーラを入れる。節制に励んでいる日々の中で訪れる、一瞬だけの甘さにうっとりしながら、だらだらしていると遅刻してしまうので、そそくさと食べ終えると、さっさと準備をして外に出た。寒いだろうと予想してジャケットを羽織っていたが、予想通りの寒さだった。これからどんどんと寒さが極まっていくのだとしたら、いつまでコートを羽織らないでやっていけるだろうか。去年の冬、コートを羽織った記憶があまりなく、家を見回してもそれらしきものが見つからないので、もしかしたらジャケットだけで冬を乗り越えたのかもしれない。さすがにそんなことはないと思うけれど、それっぽい服が見つからないんだよな......。

 


電車はそこそこ空いていた。

 


会社の扉を開くとほぼ全員が出社していた。大半の人間が「テレワークが復活して欲しい。暇なんじゃ」と思っていたとしても、「コロナが収まったんで、全日出社してください」と指示する上層部に逆らうことは不可能だった。コロナ、日本だけで言うと再び感染爆発する未来が思い描けないのだけれど、本当にまた前みたいな阿鼻叫喚の日々が来るのだろうか。

 


始業になり、残しておいた仕事を今日も丁寧に処理していく。集中して取り組めばものの10数分で終わってしまうような作業を、2時間以上もかけて取り組んでいると、不意に頭のネジが外れてしまって、どうしようもなく叫びたい衝動に駆られる瞬間があって、叫び出す前に手許に置いている水で口のなかをふさぐしかなかった。こんな状況に置かれている自分が惨めで仕方がなかった。

 

 

共有の仕事もなく、突然舞い込んでくる仕事もなく、ただパソコンの前で立ち尽くしていた。周りを見るとそれなりにカタカタとキーボードを打鍵している音が聞こえたが、よく見てみると不可思議な文字列を生み出し続けている人がいて、その人の顔は無表情だった。15年選手の彼(彼女)は仕事が出来ることで有名だったが、現在は一線を退いたようだった。不気味な時間が続く。なかなか午前が終わらない。

 


昼休みは溶けた。

 


午後も時間の流れが鈍化して、時折コピーロボットの唸りが聞こえるだけ。あとはカタカタとキーボードを打鍵する音だけが響いていた。隣の部署は相変わらず大勢の人間が出社しており、世間話に余念がなかった。コロナが落ち着いたから今度飲み会しましょうよ、とお喋り女が先輩に声を掛け、どうしようかな、どうしようかな、と先輩は焦らしていた。あとは独り言の激しい人間が意味がありそうで意味がなさそうなことを発しており、まるで動物園のようだった。怖い。

 


なかなか定時に近づかない。近づいたと思ったら、すぐに時間が鈍化して、なかなか進まない。うう。終わらない。

 


無性に甘みが欲しくなった、グミを食べていたらあっという間にグミがなくなった。このままだとお菓子を貪りそうでおかしくなりそうだった。

 


定時になって、もぬけの殻になってしまった。皆、急いで出口に向かっており、混雑で埃が舞い上がった。上司に退社の旨を伝えようとしたが、既に上司は退社していた。

 


みんな、生き急いでいる。

 


帰りに1週間前に作った眼鏡を受け取りに行く。前回とは違う男、もちろん眼鏡をかけた、背の高い男に接客された。隣では昭和に取り残されたようなおばさんが、大きな声で接客していた。語尾が気になった。眼鏡を受け取り、スーパーで最低限の買い物を済ませ、帰宅。肉入りのキムチ鍋を食べて満足したので、このまま眠ってもよかった。しかし、明後日に控えた北海道旅行の準備をしないといけないので、飲食店や観光地をせっせと探していた。お寿司、ラーメン、スープカレージンギスカンなどを満足いくまで食べるつもりである。録画しておいたバラエティ番組を見て、THE BACK HORNを見ていたらものすごい眠気に襲われた。記述を忘れていたが、3日前の日曜日から服用している薬の一部が粉末になった。本当はもっと前から、それこそ半年以上前から粉末になっていたのだが、残りがあったので錠剤を飲み続けていた。この間の土曜日にようやく錠剤を飲み終わり、粉末、飲みにくい。口に水を含んだ状態で粉末を入れないと、苦さが口に残り続けることになる。しかし、視覚過敏か虫歯のせいで、冷たい水を口に含ませるのは多少の歯痛を引き起こした。薬の量が減って数日間経ったが、特に精神、身体に変化はなかった。今の生活が安穏としすぎているおかげである。明日から過剰な量の、異常なレベルの仕事を押し付けられたり、すれ違いざまに腹を殴られるようなことをされたら、薬を元の量に戻さないといけなくなるかもしれないが、そんな状況になるなんてありえない。今は北海道旅行のことで、頭がいっぱいだった。

 


そういえば、地元のグループLINEでトークが投げ込まれた。唯一の後輩が「年末年始、久々に飲みたい!」と発言しており、そこから淡々と日程調整が行われた。まだ幼い2人の子どもがいるのの、呑気に地元に帰って来れる余裕があるのだろうか。子どもや親戚の付き合いは、全て奥さんに任せるのだろうか。最初はリモート飲み会かと思ったが、「どこで飲もうか?」という疑問が投げられたので、実際に会って飲むのだろう。コロナが急に落ち着いてきて、自粛されていた飲み会が開催されることを残念に思う。まだチケットは取れていないが、年末は行きたいライブがあるし、まだコロナが怖いので、普段会わない人と面と向かって喋るのは嫌だった。大学時代のノリはもう飽きてしまった、というのもあるし、参加者は既婚者ばかりなので、話題にもついていけないのも鬱陶しかった。最近ではほとんど飲んでいないアルコールを多量に摂取するのが億劫だった。「まだコロナが怖いので」と言いづらい雰囲気だった。他の子持ちの男も参加を表明しており、まるでこれは参加することが絶対といった感じで、そういう圧力に押しつぶされそうになるのもしんどかった。不謹慎だが、そろそろ新型コロナの新規感染者数が増えて、在宅勤務が復活し、安易に飲み会が開けない世の中に戻って欲しいと願っていた。

 

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朝飯:フルーツグラノーラ
昼飯:オートミール雑炊
晩飯:キムチ鍋

 

78.4kg
23.3%

 

歩数:4,462歩