眠たげな猫の傍で

眠たげな猫の傍で

世界の果てで眠っていたいな

2021年11月14日(日)

昨日の夜もやってしまった。休みの日は緩んでしまいがちなのかもしれない。今日は午前4時過ぎに起きてしまったので、ほぼほぼ熟睡してしまった。でも床の上で寝ていたので、体がこちこちになってしまった。歯磨きをする余力は残っていなかったので、ロフトに上がって布団に潜り込んだら一瞬で朝が来た。朝といっても午前10時を過ぎており、既に昼の空気が流れ込んでいた。それでも眠たい体、だるい体。昨日、そこまで疲弊するような動きをしていないのに、私の身体はくたくたになってしまっていた。眠たいけれど、今日は昼過ぎに六本木で映画の舞台挨拶があるので、もう起きていないといけない。でも完全に起きることは不可能だと悟ったので、トム•ブラウンのラジオを聞いて徐々に目を覚ましていく。11時過ぎになり、ロフトから降り、ぼーっとしている間もなく、準備をしていく。と言っても、そう大した準備はなく、軽く体を起こしてしまえばあとは終わりみたいなものだった。アナログフィッシュを流しながら、早い昼飯としてオートミール雑炊を食べる。今回はいつもお弁当で飲んでいる「スンドゥブチゲスープ」で雑炊を作ってみたが、あまり美味しくなかった。昼食を食べ終えて、少しだけ時間を潰してから外に出た。今日も素晴らしいほどに晴れていた。

 

 

久しぶりの六本木。久しぶりの映画館での映画。「サマーゴースト」(2021)というアニメの映画の舞台挨拶。乙一が脚本を書いてて、川栄李奈が出演しているということで安易に応募して、当たったので観に行った。上映前の20分ほどが舞台挨拶。川栄李奈以外は声優さんで、生で彼らの声を聴くと迫力がある。特に小林千晃さんの声がとても好みの声だった。川栄李奈を生で見るのは初めてだった。「フランケンシュタインの恋」という4年前のドラマを観て存在を知って、自分を持っている女優さんなんだなと思っていた。舞台挨拶では受け答えがハキハキしていたし、何より間近で見る川栄李奈は可愛かった。たったの20分ほどだったが、これでもう十分に満足したので、映画はオマケみたいなものになってしまった。40分の短編映画で、あっという間に終わった。40分しかないので、細かい設定まで詰め込むことは出来ず、上辺をなぞるだけのような、はっきり言ってしまえば薄っぺらい映画だった。死に対して興味関心を持っている男女3人が集まって幽霊を呼び出して、幽霊として生きるのはどういうことなのかということを聞く、という話なのだけれど、死にたい理由がありきたりだし、話の進み方もありきたりで、どこかの作品の焼き増しみたいな感じだった。舞台挨拶のために観に行ったので多くを期待するのはお門違いかもしれないが、観終わって残念な気持ちなった。でも川栄李奈を近くで観れた嬉しさがまだ持続していたので、それだけでよかった。

 

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18時に渋谷でライブがあり、いったん家に帰ってしまうとそこまでゆっくり出来ないので、いつものことながら新宿で時間を潰すことにした。いつもの本屋さんに行き、変わり映えのしないラインナップを眺め、コロナも少しは落ち着いてきたのでちょっとくらいはいいだろうか、とビルの上にある喫茶店に行った。席はほぼほぼ埋まっていたが、私が座った席の周りはほとんどが一人で来ている客で、ほんの少し居心地がよかった。遠くを見渡すとマスクをしないでぺちゃくちゃ話している人たちもいて、その人たちはとても嬉しそうに某を話していた。北海道ではどんなお店に行こうかとネットで探していると、斜め左前の席に男女が座って、話し出した。雰囲気にあまり親密さを感じない、どころか探り探りで会話をしていたので、おそらくマッチングアプリで出会った人との初対面のお茶なのだろう。男の方は必死になって自分の事をアピールしていた。やれこれほどの給料をもらっている、やれ人に対してはこんなにも親切に振る舞うことが出来るのだ、と。それに対して生返事で返している女、傍目から(ああ、駄目だろうな)と思いながらも、男は自分の事「ばかり」を話し続けていた。女が男にとても興味を持っているのであればそれはそれは面白い話なのかもしれないが、碌に知らないような男の自慢話を聞かされるほど、虚しい休日の過ごし方はない。途中から、自分はヨーロッパに行った、とてもバイタリティのある人間だと主張して、女の顔から一気に興味関心が失われた。それを見ているととてもいたたまれない気持ちになった。婚活をしていた私もあんなふうに相手に話しかけていたのかな、と想像すると、相手に対して申し訳ない気持ちになった。そして、もう私は息の合ったパートナーに出会うことは出来ないのではないかと思った。

 

 

私はどちらかというと変な人間である。普通ではない。神経質で、些細なことも気になってしまう。そんな自分が良いと思える相手に巡り合うことは途方もないことだし、自分が良いと思っても相手が良いと思ってくれるとはもちろんだけれど限らない。自分も相手の事を素敵だと思え、相手も私の事を素敵だと思える、そんな出会いに巡り合うには途方もないほどの数の女性と会う、もしくは奇跡的な何かが働かないと無理な気がして、そんなことに時間とお金と労力を費やすくらいだったら、音楽を聴いて、本を読んで、映画を観ているほうがよっぽど有意義だと、今の私はそういう風に思ってしまった。今以上に歳を重ねて、「あの時、必死になって婚活をしていればよかった」と後悔する瞬間はきっと訪れる。でもあの時に婚活をしなかったのは目先の娯楽に現を抜かした結果だし、目先の娯楽に現を抜かすことがどれほど幸せなことか、それは後悔していると同時に痛感している筈だ。一時的なものかもしれないがコロナは落ち着いてきている、今婚活をしないでいつするんだという話が目の前に転がっていて、でも婚活に気力を奪われたくない私は、見て見ぬふりをして喫茶店を後にした。

 

bigpopmonster.hatenadiary.jp

 

 

家に帰ってキムチ鍋を食べる。

 

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石神賢介「57歳で婚活したらすごかった」を読む。こんな本を読んでいたら、婚活なんてしたくなくなる。

 

 

朝飯:なし
昼飯:オートミール雑炊
晩飯:キムチ鍋

 

78.4kg
23.4%

 

歩数:7,940歩