眠たげな猫の傍で

眠たげな猫の傍で

世界の果てで眠っていたいな

平和な時間が流れる

朝早く起きて、長めの散歩をして、疲れて家に帰って、家でのんびりしてる。食い入るようにネットで文章を読んで、音楽を聴いて、それに飽きると最近ハマっているラジオを聞く。隣の部屋からは物音ひとつしない。ハロウィンイベントに繰り出しているのかもしれない。今日収穫した舞城王太郎の新刊のサイン本を本棚に置き、読みたいけれど読んだら終わってしまうので、読まないでニヤニヤしてる。

 

 

ラジオは先々月辺りからちょこちょこ聞き始めている。学生の頃はラジオに一切の興味を持たなかった。実家暮らししていた時もそこまでで、一人暮らしで、一人でいる時間が長いと、人と人が話しているのがたまらなく心地良い。話している内容はしょうもないことばかりだけれど、めんどくさいことをだらだら悩んでいる頭にはちょうどいい刺激である。トム・ブラウン、紗倉まなとニューヨーク、吉岡里帆綿矢りさ)のラジオを聞いていたらそろそろ20時になりそう。思い悩むことは何ひとつない。休日も仕事のことでキリキリとお腹が痛くなることはない。なんなら仕事をしている時も仕事をしんどいと思い悩むことはなくて、こんな快適な状況がいつまでも続いてくれたらいいな、と思う。まだまだ夜は長いし、明日は何の予定もないので、図書館で借りた本をだらだら読もう。明日は何をしよう。何をしなくてもいいのがたまらなくいいね。

 

 

コロナは既に過去の事象、みたいな雰囲気が出てきてしまっていて、街を歩いているとその緩みを感じる。どうせまた近々、コロナが襲いかかってくるだろうから、落ち着いている今のうちは、したいんだったら馬鹿騒ぎすればいいんじゃないの?私はまだまだ怖いので、人と接触することは極力控えている。婚活、焦っている人は今がチャンスと思って、実際に行動しているのだろう。前までの私だったら、ここぞとばかりにマッチングアプリを再登録して、必死な顔でスワイプを繰り返しているだろう。でも今は一人の時間が楽しくて、居心地が良すぎて、ここによく分からない存在が入り込むのはめんどくさいなと思っている。前々から分かっていたことだけれど、私は他人と一緒に時間を過ごすことが苦手で、他人といるよりも一人でいる方が楽だし、なんだって出来る。

 

 

そんな風に考えていたら、婚期は遅れるのだろう。でも自分の心を無視して婚活しても、ただ気力を磨耗するだけだろうから、今はのんびりと、平和な時間を過ごせばいいな、と思っている。