眠たげな猫の傍で

眠たげな猫の傍で

世界の果てで眠っていたいな

2021年10月15日(金)

一度6時に目を覚まし、甘い眠りを取ってから7時に起きる。眠たいような、そうでもないような、どっちつかずあっちこっちの状態で一日が始まる。今日も晴れているので、外に出るのが楽しみであるが、3日ぶりに出社するのは億劫である。一昨日昨日と朝飯を抜いたおかげで、体重は微減している。今日もそこまでお腹が空いていなかったけれど、とりあえず軽くフルグラを食べておいた。いつも食べているのではなく、軽い気持ちで買った固いフルグラで、開封してからだいぶ経っていたのでより固くなっていた。あまり美味しくなかった。

 


朝の電車は相変わらず激込みで、昨日の在宅勤務が既に懐かしく思えた。電車の中でa flood of circle「PARADOX PARADE」を聴く。いよいよa flood of circleのベストセットリストのツアーが始まるので、そろそろ仕上げておきたい。1st、2ndはそこまで思い入れがないので、今のうちに体に慣らしておいたほうがいいだろう。今回のツアーには3本参加する予定なので、出来ればライブごとにセットリストを変えて頂けると嬉しい。果たしてどんなセットリストで挑んでくるのだろうか。普段のライブでは全然演奏してくれないマニアックな曲か、それともゴリゴリにライブを盛り上げてくれる鉄板の曲で来るのか。カップリングの曲が地味に好きなので、2,3曲はカップリング曲をやって欲しいし、「Blues」と名のついた曲はどれも名曲なので、たくさんやって欲しい。でもどんな曲が来たとしても素晴らしい、心をぐわんぐわん突き動かされるライブになることは既に確定事項なので、11月、12月がとても楽しみ。そして2本目の参加となる水戸はライブでは久々の遠征になるので(いつぶりかすぐには思い出せない)、水戸の観光を含めてとても楽しみである。楽しみな日々はたくさん待ち受けている、だから私は今日も生きていられる。

 


出社する。サンキューさんと井戸端は在宅。隣の部署はフル出社で、人が多くて参った。特に隣の部署はお喋りな人が多く、今日もたくさんの話し声が聞こえてきたので、昼前にはだいぶ疲れてしまった。仕事が始まって、一年を締める作業の成果物をコピーロボットに確認してもらう。何時間かして、要領を得ないことをぶつけられて、え、なんでそれを今この瞬間に訊いてくるのか、それはもっと前からはっきりとさせておかないといけないことなのではないか、と不思議に思った。コピーロボットと接していると、まるで海外の出来の悪いファンタジー小説を読んでいる気分になる。彼はどんな前提で仕事をしているのだろうか。そんな風なのに、いつも不躾、武骨、機嫌があまりよろしくなくて、仕事を進めていて疑問を感じても気軽に訊きづらい雰囲気、精神的負荷がかかるくらいなら自分でなんとか解決する、ということが往々にしてある。後輩にそういう風に感じさせる時点で先輩としての役割を果たしていないし、なんというか、「もうさっさとどっか違うところに行って欲しい」と思う。基本的にうーうーと唸っている、野生の動物じゃないんだからと思うけれど、壁にぶつかるとすぐにうーうーと唸るのである。あーーー、となったときは彼の中でなにかが弾けたときで、そのときは立ったり座ったりを繰り返すので、デスクが揺れて不愉快極まりない。

 


一年を締める作業は難航を極めると予想されたが、思っていた以上にあっさりとしていた。ただ、コピーロボットの確認が遅い、それは彼が無駄なビデオ会議に出席しているからである。その会議で彼は発言権を持たないのだが、毎回出席を命じられる。そしてその会議の議事録を書かされているので、実質パシリみたいなものである。いいように他部署から利用される人が何人かいて、そういう人は自分の受け持っている仕事の進捗を疎かにしてしまいがちなので、そういう風に他部署から利用されないよう、私は出社しているときは存在感を消している。廊下を歩いているとたまに、「あれ、○○くんって名古屋から戻ってきたんだっけ?」と訊かれることが多い。そういう時は、「一時的に東京にいるだけですよ」と言って濁している。他者に必要以上に認知されて良いことは少ない。会社では人脈が大事ですよ、と口癖のように唱えている営業のおじさんがいたが、そのおじさんはいつまで経っても昇格することはなく、パチンコ狂いが関係してか、結婚もしていなかった。

 


結婚か。そういえば会社の人で、私よりも年上の人は大半が結婚しており、同期も、そして後輩もどんどん結婚しているので、この会社の単位で考えたらまあまあ婚姻率は高い。だからなんなんだと言われたらそれまでなのだが。今日、いつまでも昇格できない、給料が入社当時から20年は変化していないと噂されるおじさんの左手を何気なく見たら、薬指に指輪をしており、あれ、いつの間に、とビックリした。コロナ前は誰かが結婚をすると、朝礼の時に「○○さんが結婚されました。拍手!」という儀式があり、それで誰々が結婚したことを知ったが、今はそういうことはしなくなったので、思わぬタイミングで「この人、結婚したんだ」と気づかされることが多々ある。同期の遊び人(主に女関係)も知らぬ間に遊びから足を洗ったのか、しれっと結婚していたが、左手の薬指に指輪をしていないのは、会社の人に結婚したことが認知されるとまずいことがあるのだろうか。そんなことはどうでもいい。会社はどうでもいいことで溢れている。

 


スムーズに昼休みに移行し、弁当を食べたら眼精疲労が酷かったので、音楽を聴きながら目を瞑り思索に耽る。最近はどうも目がすぐに疲れるようで、スキマ時間に電子機器を眺めないように気をつけている。ネットに転がっていることの大半は嘘っぱちで、無益どころか有害なものばかりなので、そんなものを見ているくらいなら目を瞑り、考え事をえんえんと続けた方がいい。途中で眠気が強くなったので、イヤホンを外して30分ほど眠る。

 


午後が始まった。コピーロボットから修正依頼があったのと、追加事項があったので、それを午前中に送ったのだが、まだ返事はなかった。ふとコピーロボットのパソコンを見てみると、どこの誰だか分からないおじさんが20人ほど映っていて、またビデオ通話か......、と項垂れた。こんな時期に実りのない会議をよくしていられるよな、と思いながら、各所から資料が届いたらそれを成果物に随時に追加しつつ、時間を潰していた。ふと人間の気配を感じ、隣を見るとコピーロボットが立っていた。先ほどの件、それと今までの件のことをまとめて、「我々は意思疎通がうまくとれていなかった」と評し、今後はきちんと意思疎通を取ろう、ということを操り人形が操り師に口を無理やり動かされているような感じで喋っていた。そこに温度は存在していなかった。1年半も一緒に仕事をしている(ような気がする)のに、今更、「意思疎通を取ろう」だなんて、笑止千万も甚だしいとはまさにこのことであると思いながら、彼も後輩とうまくコミュニケーションが取れていないこと、要するに報告されていないことを物足りなく感じていたのだろう。「君は最低限のことしか報告してくれないから。何かを成し遂げたら、『○○をしました』と、メールでCCでもいいから、送ってくれるといい」と言っていた。具体的に、どのような場面で意思疎通が足りないと感じたのかは詳らかにしなかった。

 


私も出来ることなら先輩ときちんとコミュニケーションを取りたいと思っているのだが、相手がコピーロボットとなると、こまめな連絡が面倒になり、大雑把な連絡も面倒になり、えいやっと投げることが多くなっていた。私も悪い、まずまずの悪さを含んでいた。しかし、私がコピーロボットに対して報告を疎かにしてしまいがちになったのは、今の部署に配属されたての時の彼の印象がまだ残っているからである。新しい部署に配属されたての頃は、初歩の仕事が多いとはいえ、疑問に思うことがたくさんあった。教育係*1だったような気がするコピーロボットに何度か業務を遂行しているなかでの疑問点を訊いてみたのだが、どうも要領を得ないというか、むにゃむにゃするばかりで、疑問が解消されることはなかった。複雑なことを訊いたわけではない。基本的な、なぜこのような仕組みになっているのか、とか、なぜこのプログラムを使うのか、とか、そんなことしか訊かなかった。それなのに、明瞭に説明してくれない理由として、「まだ僕もここに来たばかりで、分からないことが多いんだ」と言ってのけたことが今でもありありと思い出せる。コピーロボットが今の部署に配属されたのは私が配属される、えーと、何年前なのだろうか、と過去の資料を確認してみると、2018年の末に配属されていたようだった。え、私が配属されたときには既に1年以上もそこにいたのに、「まだ僕もここに来たばかりなのだ」と嘯いたのか。まるで狐に唆されたようである。彼は私が来るまでの間、一体どのような仕事をしていたのか。いや、それ以前にどのように仕事を進めていたのか。今までと変わらない感じで仕事を進めるのなら、今後も変わることはないのでは、と思ったが、それを口に出してしまうほど私は寛容な人間ではないので、「今後はきちんと意思疎通を取りましょうね。細かいことも、随時」とか適当なことを言うと、満足したような感じでコピーロボットが頷いた。改めて、この人は人ではない、ロボットであるという認識を強固なものにした。

 


スポーツ君はまだ放置されているのか、大共有の仕事をせっせとこなし、それが終わると自前のスマホをぽちぽちとしているだけだった。彼の顔をよく見てみると、ストッキングで顔を締め付けられたときのようにぎゅいーんとなっていたので、今後はストッキング君、いやそれだとストレートすぎるので、スト君と呼ぶことにする。

 


16時を過ぎてもコピーロボットは自分の仕事に夢中で、ああ、だとか、うー、だとか唸っていた。これ以上彼からの返事を待ち続けるのも時間の無駄なので、別に今日しなくてもいいような仕事もちゃっかり進め、そうしたら机周りが非常に綺麗になり、このまま10月いっぱいで会社を辞めても周りへの被害は少ないだろうな、というようなことをぼんやり思っていた。

 

 

定時を過ぎても帰れない、帰らない?いや帰れない。いや、帰ってもいいのだけれど、コピーロボットが午前中に出したものの確認を一向にせず、別にそれ今日中にしなくてもいいのでは、という作業をえんえんと行っていて、その作業をまだしている。もう帰っていいかな、月曜日には成果物を納めないといけないのだけれど、と思いながら、まだ周りが残っているので様子見で残る。30分ほどして、コピーロボットが、「ばたばたしててさ。まだ確認してなかった(笑)」と言う、笑っている場合ではない。え、今から確認する感じですか、その確認が終わってから私は帰れる感じですか。もう帰っていいですか、とっくの昔に私の仕事は終わっていたんです。お疲れ様でした、と叫びたくなるのを堪え、なんとか席に座る。「確認する話」と軽い口調で話しかけてくるのが鬱陶しい。相手の時間を奪っていることを、コピーロボットはどのように考えているのだろうか。ようやく確認作業が始まったと思ったら、上司に呼び出され、10数分程席を外す。この間に帰ってしまっても...、と思うが、根が真面目なのでまだ残る。19時を過ぎたあたりで腹の虫がむかむかし始めて、なんでなにもしていないのに残っているんだろう、とぼんやりする。ぼんやりしつつも、自分が今置かれている状況を冷静に観察する。結構前から考えていたことなんだけれど、このままこの会社にいたら食い潰されてしまうのではないか、という不安の色が濃くなる。今年で7年目だというのに任された仕事は1年目の序盤にするような仕事ばかりで、ちっとも頭を働かせる瞬間がない。いつになったら難易度の高い仕事を任せてもらえるのかということを誰も教えてくれない。それはまあそこまで深刻ではない。問題は周りで働く人間である。働くことで抱く悩みの9割以上は人間関係だとか誰かが言った気がするが、いや、どうなんだろう、今、人間関係で悩んでいるのだろうか。希薄すぎて......。

 

 

下の画像は、お昼に会社でahamoの通信速度を確信した結果。まずまずの早さなんですけれど、電車に乗っているときや、周りに人がたくさんいるときはぐっと通信速度が落ちるので、そこまで満足していないです。

 

 

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朝飯:フルーツグラノーラ
昼飯:弁当
晩飯:ビビンバ

 

79.4kg
24.1%

 

歩数:3,071歩

*1:という名目だったのかどうか、未だに不明である