眠たげな猫の傍で

眠たげな猫の傍で

世界の果てで眠っていたいな

2021年10月13日(水)

朝8時に目を覚ますが、今日は久しぶりの在宅勤務なので何の問題もない。外は雨。やんだり降ったりを繰り返している。最近ははっきりとしない天気が続いていて、ちょっと嫌だなと思う。雨は嫌いではないけれど、続くと鬱陶しいと感じてしまう。暑いときでも、晴れていると清々しい気分になる。そろそろ箪笥から上着を出したほうがいいのだろうけれど、まだ大丈夫まだ大丈夫、と頑固な自分が通せんぼをしているので、もしかしたら10月いっぱいは半袖で過ごすことになるかもしれない。

 

 

始業時間になり、仕事を始める。隣人は既に出社しているのか、それともまだ眠りこけているのか、物音一つもしなかった。今日の午前零時から配信されたドミコの新作「血を嫌い肉を好む」をBGMに。「VOO DOO」の続編みたいな立ち位置だと勝手に推測して、おどろおどろしい作品だと思っていたが、そんなことはなく、でもどんな風な作品かと問われてもよく分からない。新作をうまく消化できないまま、今日は新作のリリースイベントのために恵比寿へ行く。果たしてこの作品からどれだけ曲を披露してくれるのだろうか。そもそも20時開演なので、どれだけライブをしてくれるのだろうか。仕事のことなんてそっちのけで、ドミコの事ばかりが気になってしまう。

 

 

昨日はマウスピースを装着して眠ったので、口の中が血だらけというような状態にはならなかった。左上奥歯の違和感は少しは軽減されているようだった。そこまでお腹が空いていなかったので、朝食は食べずに済んだ。それが良いことなのか悪いことなのか分からないが、この間テレビで、空腹の時間を長い間作ることで体内にケトン体が形成され、それがダイエット効果があるとかなんとか言っていて、でも空腹時間を長くするためには在宅勤務で、食事の時間が自在に選べる働き方じゃないと難しいだろうな、と思う。だから今後も在宅勤務を継続してほしい。コロナ禍に対応するための手段としてではなく、今後の新しい働き方として導入してほしいと思う。今時、満員電車に汗水たらして乗るなんて、時代錯誤も甚だしいのではないか。

 

 

在宅勤務で思い出したが、昨日、おしゃべり女がまた盛大におしゃべりをしてて、それは会社を辞める人間が多すぎるというぼやきだった。3つ上の眼鏡男先輩にぼやいていて、10月になったらあの子をあまり会社で見ないな、在宅勤務なのかな、と思っていたら会社を辞めるそうです。*1理由までは話されなかったが、どうせ結婚して、旦那の稼ぎにしがみつくつもりなのだろう。直近ではおしゃべり女の同期が退職して、彼は社内恋愛で周りの人にごちゃごちゃつつかれて嫌な思いをした、かつ営業が自分の肌に合っていなかったのだろう。私のひとつ上とひとつ下の社員がどんどん辞めていってしまい、どちらも7割の社員が辞めている。それと比較すると、私の代はまだ1人しか辞めていない。執念深いというか、結婚して子どもも出来、そう簡単に転職できない環境に置かれてしまっているのだろう。私の属する部署には同期が私を含めて3人もいる、渋滞を起こしてしまっているので、私ひとりが辞めたところで部署や会社に影響を与えることはないだろう。給料が少ないし、任される仕事がくだらないので、さっさと転職して、自分の特性を余すところなく生かせるような環境で働きたい、というのは他人からすれば妄言ととられかねない。転職は割と真剣に考えていて、でも転職をする際には多少の負荷がかかる、そして転職して新しい環境に身を任せると、自前の緊張しいやそれらに類する精神的脆弱さが露見され、入社したての頃はしんどい思いをするだろうことは容易に想像がつくので、なかなか行動できずにいる。あっという間に40歳になってしまうぞ?

 

 

仕事をしているのか、それとも思索に耽っているのか、どっちつかずの状態が午前中は続いて、ようやく昼休みを迎えた。在宅勤務の時の昼休みにはそこまで有難味を感じないでいるのは贅沢なことだろうか。小雨が降っていたが、傘を差す事なくいつものルートを歩く。3週間ぶりだろうか、ちょっとの間隔が空いただけのに風景は少しずつ変化しており、潰れたと思っていたカレー屋さんはなんとか営業してて、客もそこそこ入っていた。そのカレー屋にほど近いつけ麺やは今日も大繁盛で、そんなに美味しいのか、それともこの辺りにつけ麺屋が少ないだけでここしか選択肢がないのか。どっちでもいいや。

 

 

せっかく散歩に来て、手ぶらの状態だったので、ドラッグストアで買い物をする。お風呂を洗浄するもの、衣類の異臭を取り除くもしくは緩和させてくれるもの、キッチンのぬめりを取り除いてくれるもの、栄養ドリンクなどを買い込んで、物欲が満たされたので家に帰った。ちょっとしか外出していないので体を洗わなくてもいいかなと一瞬思ったが、汗をかいていて不快だったので、軽くシャワーを浴び、醤油ラーメンを食べ、再び仕事に従事する。

 

 

物音ひとつしないのは退屈なので(贅沢な悩みである)、再びドミコをBGMとして流す。8回目くらいだろうか、最初はあまりよく分からなかったが、だいぶしっくりくるようになってきて、でもまだライブで演奏されて大興奮する、みたいな感じではないので、出来ることなら来週辺りにリリースイベントをしてくれたらよかったのに、というのは贅沢な愚痴である。

 

 

定時になったら早々に仕事を切り上げ、大串夏身「レファレンスと図書館 ある図書館司書の日記」(2019)を読み始める。

 

 

東京都立中央図書館の相談係には年間6万件の質問が寄せられる。内容は日常生活の中で感じたちょっとした疑問から、仕事上の調査、学問の研究など、多岐にわたっている。この本は、こうしたレファレンスの質問・回答の実態を現場職員の日記スタイルで記したものである。率直にありのままに再現された記録からは、日本人の知的実態が浮かびあがる。

 

 

まず図書館に相談係という職員が存在していたことを知らなかったし、こんな細かいところまで対応しないといけないなんて、なんて大変な仕事なのだろうか。そもそもこんなことくらいは自分で調べられるのではないかと思ったが、原著となる「ある図書館相談係の日記―都立中央図書館相談係の記録」は1994年に出版されており、まだネットは一般人が普通に使える代物ではなかった時代のことなので、まあそういうこともあるのだろうか。でも少しは自分で考えたらどうなんだろう、といったところまで不躾に訊いてくる人もいて、こんな仕事ならさぞかし給与が高そうに感じられるが、そんなに高くはないだろう。ではなぜこの仕事をするのだろうか。本が好きで好きで仕方がない、といったくらいしか想像ができないが、他に理由があるのだろうか。私は頻繁に図書館を利用する方で、しかしその図書館に「現在」置かれている本から選び出して借りるのではなく、事前にネットで予約して、順番が回ってきたら図書館に赴き、3分ほどで手続きを終えてすぐに図書館を去る、という使い方をしているので、図書館員と世間話をしたことがないし、そもそもこんな時期なのでマスク越しとはいえ他人と話すのは躊躇われる。この本を読んでいると、こんな本が世界に存在しているのかという驚きがあるし、少しは相談係に感謝したらどうなんだろう、あまりにも無碍に扱われ過ぎていないか、と心配になった。まだ50ページほどしか読んでいないが、既にこの本に夢中になっており、こんな本が出ていたことは知っていたが素通りしていた私を恥じた。気になる本があったらまずは読んでみること。何度も自分に言い聞かせているのだけれど、いつまでも人生が続くと思うなよということで、明日、いや1時間後に死んでもなんらおかしくはないので、読みたいもの、聴きたいものがあったら、うだうだしているのではなく、さっさと楽しめばいい、という話だった。

 

 

 

時間になったので読書を切り上げ、恵比寿へ向かった。小雨だったが、一応傘は持っていった。

 

bigpopmonster.hatenadiary.jp

 

 

帰宅して、先程のライブの余韻に浸りながら、でも眠たい眠たい、と思いながら今日のことや昨日のことを文章に変換していた。激動の日々を送っているわけではないので、文章を書いてて退屈する瞬間は何度かあるが、5年後くらいに読み返したら少しは笑えるのではないか、という思いで毎日文章を書き続けている。

 


あまりにも眠たかったのでロフトに上がり、布団に横たわりながら、でもまだ23時だしな、でも目を使いたくないな、ということでラジオを聞いた。吉岡里帆がナビゲートする「UR LIFESTYLE COLLEGE」(J-WAVE 81.3 FM RADIO)を聞いた。前回はまったく興味のない人だったので5分ほど聴いてすぐにアプリを閉じたが、今回はodolのミゾベリョウが出演していたので、ついつい最後まで聞いてしまった。odol、まだ活動していたのかということで嬉しくなった。一度目の上京の時に知ったバンドで、確か渋谷TSUTAYAのレコメンドのところに2nd「YEARS」が置かれていたような、という曖昧な記憶が存在する。大人しめ、聴いててのんびりするような感じの音楽で、吉岡里帆も、「朝聴くと最高に落ち着く」とのこと。吉岡里帆が彼らの存在を知っていたことに驚きだし、そんなに音楽に詳しかったんですね。この時期なのでリモート出演なのだが、もし私が出演者だったら生で吉岡里帆と話したいなと思った。ラジオに出るような職業に就いていないのでまったくの杞憂である。吉岡里帆の声は私の好きなタイプの声で、話の内容よりも吉岡里帆の声を集中して聞いていて、聞き終わると、「ご馳走様でした...」とキモいことを思いながら、既に24時を過ぎていて、うとうとの度が過ぎていたので、大人しく寝ることにした。隣からは物音がしなくなっていた。

 

 

朝飯:なし
昼飯:ラーメン
晩飯:白米、野菜、キムチ、タコキムチ

 

歩数:7,485歩

*1:その子は3年前に、私が冷凍庫にいびられていた時に研修生としてやってきて、とにかく物覚えの悪い女だった