眠たげな猫の傍で

眠たげな猫の傍で

世界の果てで眠っていたいな

東京に帰る

月曜日の20時、名古屋発東京着の新幹線なので、てっきりスカスカだと思っていた。そんなことは全然無かった。指定席はD、E席のどちらかはほぼ埋まっており、AとC席はほぼどちらも埋まっていた。乗車10分前に新幹線の座席を指定したので、A、C席が埋まった状態のB席に座ることになった。両隣は仕事を終えたおじさんで、みそかつ弁当を美味しそうに頬張っている。周りで会話をしている人間がいなかっただけまだマシなのだが、それでもとんかつの匂いに囲まれると妙に耳元が痒くなってしまう。うん。既にコロナは終わっているのかもしれない、終わってはいないのだけれど。

 

 

県を跨ぐ出張に関して制限がなくなっている会社が多くなってきているのだろう。この文章は新幹線が混雑していることを書きたいわけではなく、短期間の帰省のことについて書きたかったのだけれど、あまりにも窮屈なので新幹線のことばかり書いてしまう。

 

 

出張による移動はまだ分かる。でも仕事をまだしていないような、若い子が新幹線の中でわいわいとやっているのはなんだろうか。試験が終わって一安心し、東京へ遊びに行くのだろうか。東京の新型コロナ新規感染者数は今日も10人台で、いよいよコロナが収まっているような感じを受けるかもしれない。私もうっかりするとコロナが落ち着いたような感じを受けてしまいそうになる。でも、こんなにも極端に感染者数が減っているのは奇跡に近いことで、ひと月もしたらまた連日、千人台を叩き出すだろうことは予想がつく。再びコロナが激しくなってほしいのかどうか、自分でもよく分からない。緊急事態宣言が解除されて、感染者数も減ってくると、いよいようちの会社は在宅勤務を無くすのではないかと恐れている。社用の携帯電話を何気なく見てみると、上司からメールが入っており、急ではあるが明日の朝に会議を行うとのこと。これは当初予定されていた11月前半の在宅勤務が無くなってしまうことに関する会議なのではないかと邪推している。若しくは来月に育休から復帰する男性社員のことについてだとか。翌日に会議を行うことを前日に急遽報告する、あまりのいきあたりばったりさに呆れを通り越して笑ってしまいそうになるが、うちの会社らしいなという和やかな気持ちにもなる。良くも悪くも、緩い会社なのである。

 

 

そんなことは今はどうでもよくて、両隣のおじさんが咀嚼するみそかつ弁当の臭いがいよいよ鼻腔を突き刺している、それが酷くなってきており、もしかしたら新横浜に着くまでに吐き気を催してしまって、惨事を起こしてしまうのかもしれない、なんて思ったりしている。東京に着くまでまだまだ時間はあるのだ。

 

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