眠たげな猫の傍で

眠たげな猫の傍で

世界の果てで眠っていたいな

久しぶりに漫画を読み耽った

DLsiteで少年画報社の作品が土日の2日間だけ読み放題という意味不明な企画をしていたので、面白そうな漫画を読んでいた。土日のほとんどは外に出たら寝たりしていたのでそこまで読めなかったが、読んだ漫画はどれも面白く、今まで私はどうして真剣に漫画と向き合ってこなかったのだろうか、と後悔した。と同時に、今まで読んでこなかったたくさんの漫画がこの世界にはたくさんあって、それらは毎日鬼のように読み続けても読み切ることはない、なんなら今年出た作品だけでも私の生涯をかけてでも読み切ることは難しく、それを思うとくだらないことで時間を潰していることが本当に無駄なことだと思えた。

 

 

一秒一秒が本当に貴重で、それらを金で買えるのだとしたら進んで買いたい。ところではあるが、実家が太いわけではないし、高級取りでもないし、音楽や本にたくさんのお金を捧げているので、タクシーに乗ったり出前を頼んだりする余裕はない。そういうことが出来ないなら、出来ないなりに工夫すればいいと思う。例えば、精神を疲弊させないために、些細なことで傷つかないような心持ちを持続させるとか。まあ、そういうことが出来るような器用な人間であるのならば、今頃悶々とした時間を過ごしていることはないのだろうけれど。

 

 

漫画を読んでいると、先ほどまで悩んでいた「現実」を忘れ、漫画の世界に没頭する。そして簡単にそれらに感化される。恋愛をしたくなったり、ゲームをしたくなったり、家電の仕組みを知りたくなったりする。漫画を読むことは不良のすることだ、と私が子どもの頃はよく言われていたが、今はもちろんそんなことは聞かないし、漫画を読むことで深まる経験や知識、それら以外の大切なものがある。もしかしたら今の私には小説よりも漫画が合っているのかもしれない。

 

 

たくさんの漫画を短期間で読めたのは、「期間限定」という縛りがあったことも寄与している。図書館で借りている本と同様に、所有しているものではなく、「一時的に借りている」ものは短期間で読まなくてはならなくて、期限が迫ってくると何がなんでも読まないと、疲れてても明日の仕事が大変でも読まないと、という無駄な根性を持ち合わせてしまったわたしには適したスタイルかもしれない。いざ購入して自分のものになってしまうと、それだけで安心してしまうというか、本棚に並べてあるのを見てニマニマするばかりで、それらを今日中に、何がなんでも読みたいという欲望が生まれない。図書館で借りている本だと分かりやすく期限が決められているのでそれを意識するが、のんびり生きていると、自分の生がいつまでも続くような錯覚を覚える。楽観主義で、自分はもしかしたら死なない、死ぬとしても90歳くらいまでは生きるだろうと楽観的に考えているような人間は自分の人生が終わるという焦燥をあまり感じない。たまにそういうことを考える時があっても、そこまで深刻に考えない。図書館で借りている本と同様に、人生にだって期限があること、そしてその期限は明確には分からない。だからこそ、明日、いや今日の夜には死んでしまうかもしれない、という危機感を抱いていたら、その日に買った本はその日のうちに読んでしまわねば、というふうに考えられるのではないかと思った次第である。

 

 

「宇宙人ムームー」がツボにハマったので、3巻以降は紙で揃えておきたいです。