眠たげな猫の傍で

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ドミコ「血を嫌い肉を好む Release Event」@ LIQUIDROOM(2021.10.13)感想

bigpopmonster.hatenadiary.jp

 

いよいよドミコの新作が発売された。ユニバーサルミュージックで「VOO DOO」Tourの映像を合わせたCDは発売日に届かなかったので、慌ててSpotifyに入会して、10/13になると同時に聴き始めた。よく分からない。彼らの曲は聴き込まないとよく分からないことを改めて思い知った。それでも、発売日に新作音源を聴ける喜び。そしてその新作のリリースイベントに参加できる幸せ。これは都内に住んでいないと味わえないものなので、この時ばかりは東京に住んでいることに感謝した。このイベントの後に新作のツアーが始まる。私は名古屋と東京に参加する予定である。今回のリリースイベントはソールドアウトせず、会場で当日チケットが販売されていた。同時に12月の新木場公演のチケットも発売されていた。正気か?いまドミコを観ないで誰を観ると言うのだろうか?実力が評価に伴っていないとはまさにこのことである。彼らがスタジアムで演奏したら、とてつもないカタルシスを産み出すことだろう。早くそんな景色を見てみたいが、ファン心理では、たくさんの人には知られたくない、いつまでもライブハウスでライブをし続けてほしい我儘がある。そんな我儘も、あと数年経てば杞憂に終わるだろうが。

 

 

比較的良い番号だったので、早めに会場に着き、スムーズに入場して、3列目のひかりさん側の立ち位置を確保することに成功した。これなら存分にドミコを味わえる。場内は私語を慎まない人が多く、まるでコロナが終わってしまったような感じが醸し出されていた。アルコールが解禁していたが、ZIMAは提供されていなかったので、生ビールを頼み、ライブが始まる前に飲み終えてしまった。久しぶりに酔っ払ってしまい、なんだか良い気分になって、この時点で既に今夜のライブは最高になることが保証されていた。

 

 

セットリストは「血を嫌い肉を好む」の曲+「ペーパーロールスター」の曲だけなので、1時間ほどでさくっと終わった。え、もう終わりなの?と思うと同時に、アルバムのリリースイベントなのだから、至極もっともなセットリストに頷く。

 

 

ライブの方は、うん、まだ「血を嫌い肉を好む」を消化しきれていないので、今までのライブほど楽しむことはできなかった。楽しむというよりは、ライブで初披露される新曲たちをじっくり堪能する感じのライブだった。

 

 

普段のライブでは曲間をほとんどなくすのだが、今回は1曲1曲しっかり聴かせたいのか、「ばける」から「化けよ」の繋がり以外は一度演奏を終えてから、次の曲の演奏をしていた。

 

 

今回もステージに近く、二人の表情すらくっきり観れる位置だったので、聴覚と視覚が存分に満たされた。

 

 

今回のライブで初披露する曲ばかりだったので、まだまだのびしろがあるんだろうな、でも既に殆ど完成されつくされている感が強くて、新木場の公演では一体どんなライブを観せてくれるのか、今から楽しみで仕方がない。

 

 

ライブが始まるまで、ステージの前面に幕が張られ、骸骨になったドミコのイラスト、目がぎょろりと動くのが投影されていて、1曲目「問題は発生しない」が終わってから幕が開き、二人が既に演奏する立ち位置に居て、「解毒して」を演奏し始めて、ああ、これから最高のライブが始まるのだろうきうきした。しかし、あっという間の1時間だった。

 

 

本編最後に「血を嫌い肉を好む」を演奏し終え、メンバーがステージを後にすると、ステージ奥の壁にまだ解禁されていない「血を嫌い肉を好む」のPVが投影される。Shu Sasaki (PERIMETRON)がディレクターを務める、とてもショッキングなPVで、そのPVに圧倒された後に何事もなかったかのように二人が再びステージに現れ、新作でまだ披露していなかった曲「問題発生です」と「なんていうか」を演奏し、最後に「ペーパーロールスター」を演奏した。「ペーパーロールスター」は相変わらずキレッキレの演奏で、最後のサビのぶぶんでためにためる演奏で今回もどうにかなってしまいそうになったが、何とか正気を保つことに成功した。

 

 

今回のイベントを存分に味わうことが出来なかった。このイベントが新作リリースの1週間後だったら、もう少し印象が異なっていたのかもしれないが、まだ曲の良さが分からないうちにそれをライブで浴びる、という体験はなかなか出来ないので、これはこれでよかったのだ。

 

 

ライブ前のBGMはThe Jimi Hendrix Experienceの「Axis: Bold As Love」が流れていた。

 

 

ライブを存分に味わえなかったので、規制退場の末にグッズを買おうと思ったら長蛇の列で、会計まで20分ほど並んだ。新木場で買えばいいのだけれど、新木場のライブが終わったときに買う元気が残っているかは怪しいので、今日買っておくことがおそらく正解だった。Tシャツはいかしたデザインだったが、まだ彼らのTシャツを着れるほどのベテランではないので、前回のワンマンライブと同様、B2のポスターを買った。今回は3種類出ていて、1つだけだと1,000円だが3つ同時に買うと2,500円だった。うっかりしてたので3つも買っていた。早く家に帰ってポスターを飾ろう。

 

 

ということで、なんだか不完全燃焼で終わってしまった今回のライブだが、裏では下北沢Shelterで髭がライブをしていたが、このライブを選んだことは正解だった。何より、LIQUIDROOMでドミコのワンマンライブを観れることがこの上なく幸せだった。箱には半分も埋まっていなかったのが少し気になったが(O-EASTは満員だった気がするが。開演時間が遅いので、見送った人も多いのだろう)。

 

 

たくさんのライブをこなし、名古屋、そして新木場で最高のライブが観れることを楽しみに、明日からも生きていきます。まずは早くCDが届いて、特典の映像を盤がこすれるまで観倒さなくては。

 

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