眠たげな猫の傍で

眠たげな猫の傍で

世界の果てで眠っていたいな

2021年9月24日(金)

毎日同じ現象が起きているが、昨日だってそこそこ早い時間帯に眠りに就いたのに、朝、「嘘でしょ」と疑ってしまうほどに眠たくて、「これ、起き上がれずに二度寝してしまってもなんも不思議ではない」なんて冷静な頭で思いながら、なんだかんだで目を覚ます。5重にかけたアラームをほどくのがめんどくさい。とりあえずテレビをつけるけれど、内容は頭に入ってこない。なにも考えず冷蔵庫から牛乳を取りだして、器に居れたフルーツグラノーラにそれをかけ、食べる。ここまでなにも考えないし、極論を言ってしまえば、今日一日、ほとんど頭を働かせていない。頭を働かせなくても一日を生きてしまえる、今の現実の脆さよ。

 

 

晴れのち雨の予報だったので一応傘を鞄に入れて外出したが、雨は降らなかった。曇りの、どっちつかずの天気がずっと続いていた。

 

 

コロナはすっかり日常に様変わりしていて、それを怖れるのも怖れないのも、無視するのも無視しないのも個人の自由になりつつある。でも、「コロナは終わった(自分の中で)」といった輩がマスクを着けないで公共の場、それも人がけっこう集まっている場所を闊歩しないでほしいと思う。そんな神経をしている人間の大半は真顔で、なにを考えているのかさっぱり見当がつかないほどにまっすぐ見つめてて、瞳孔をよく見てみると微妙に震えていて、それは一種のSFのようである。

 

 

呆気なく仕事が始まる。「今日も書類の整理だからね」とコピーロボットは張り切っていたが、私は午前中に片さないといけない仕事の担当だったので、書類整理は二の次で共有の仕事を丁寧にこなしていく。書類整理を手伝っているのに、手伝うはめになってしまった原因を作り出した当の本人はケロッとしていて、そんなんだから20年も大した仕事をしていなくても、(それこそ前に居たパートの人の方がてきぱきと動いていた)平気で会社に居られるのだろう。いつも以上に丁寧かつ慎重に共有の仕事を進めていくので、それを終える頃には午前11時を過ぎていて、そこから書類整理に加わるもほとんど終わっているような感じだった。上司が近づいてきて、書類整理チームを招集して、「進捗度合いはどんな感じだ」と訊いてきた。コピーロボットは自信なさげに「えっと、そうだな...」と口ごもると、「大体でいいんだよ、大体で」と上司がせっつくので、「えっと、75%終わりました」と報告する。「今日中にどれくらい進みそうか」と尚も問い詰めるので、「えっと、85%くらいまでいけたら上々だと思います」とコピーロボットが所在なさげに答える。このペースなら今日中に終わってしまうだろうに、含みを持たせたのはいざ今日中に終わらなかったときに上司から非難されるのを恐れたからである。どこまでも用意周到なロボットである。

 

 

共有の仕事に集中してたのと、ちょこっとだけ書類の整理をしたおかげで午前はあっという間に過ぎ去った。今日も社内で弁当。ここ1ヶ月は同じ弁当、大きめのおにぎり2個とごぼうサラダ、スンドゥブチゲスープという、遊び心の少ない昼飯をさっさと済ませる。あとはスマホをぽちぽちしながらネットの海を揺蕩いながら、THE BAWDIES「BLAST OFF!」をえんえんと聴く。来週の土曜日にこのアルバムのツアーが始まり、その初日の公演に参加することが決まっている。ライブまで時間が少ないので、どれだけこのアルバムを好きになれるかが勝負なのだけれど、3回目くらいでぐっと距離が近づいて、ああ、このアルバムも当たりでよかったとほっと胸を撫で下ろす。魅力が詰まったおもちゃ箱を開けた時のようなワクワク感がずっと続くようなアルバムで、コロナ禍の影響で曲がシリアスな口調になるかと思ったが、いつもと変わらないTHE BAWDIESで良かった。それを聴きながらスマホでネットの世界を徘徊していたら昼休みが終わった。

 

 

午後も書類整理チームはえんえんと書類整理を行っていく。ふとおばさんを見ると、のんびりとした、自分のペースで書類を整理していて、そんなペースだから書類がどんどん溜まっていくのだろう、それなのにふてぶてしく皆と同じように週に2回も在宅勤務を取るなんてどんな神経をしているのだろうか(上司談)。在宅勤務は今月で終わるので、これからは書類整理が滞ることはないだろう(希望的観測)。私は午前の続きである共有の仕事の後半を丁寧に進めていく。普段ももちろん丁寧にしているが、今日はより一層丁寧に丁寧さをかけたような丁寧で、だれがどう見ても「丁寧」だった。それでも30分ほどでその仕事が終わってしまい、何事もないように自分の仕事をしてもばれなさそうな感じではあったが、そこまで性格はひん曲がってはいないし、緊々にこなさなければいけない仕事はなかったので、書類整理チームに加わり、書類整理を再び始める。午前中+午後の一部で作業はだいぶ進んだようで、あとは並び替えた書類をファイルに挟んでいくだけだった。それを2時間弱ほど進めると私の分は終わり、他の人もあとちょっとで終わるという感じであった。「(自分の分は)終わりました」とコピーロボットに報告すると、「うんっと、もうあとはこっちでなんとかできる量になったから、通常業務に戻っていいよ」とのことだったので、ようやく自分の仕事に取り掛かる。既に午後3時を過ぎていて、同僚は既に自分の仕事を終えているようで、缶コーヒーを飲みながら一服しているようだった。来週の前半に面倒な仕事を振られているので、それの下ごしらえをほどこしていたら定時のチャイムが鳴った。それでも黙々とそれをこなし、それが終わると全員が担当の業務がたっぷり残っていたので、それを訥々とこなしていく。別にわざわざ言わなくてもいいのだけれど、井戸端会議おばさんは自分の仕事すらまともに進められていないので、もちろん共有の仕事に手を出すことはない。それでもじゅうぶんなお金を貰っているのだから、真面目に働くのが馬鹿馬鹿しくなってくる。私が勤めている会社は働いた「時間」で月の給料が決まるので、どれだけ「成果」をあげたところで、それが認められて昇給することはない。みんな、モチベーションを維持するためにどのような工夫をしているのだろう。それとも仕事中は感情を持たずに働いているのだろうか。しかし、残業したとて基本給がそこまで多くないので、だらだら無駄な残業をする、つまり生活残業をするよりも、定時になったらさっさと帰ったほうが、その日のプライベートを充実させられるので、忙しい時期ではないときはさっさと帰っている。しかし8時間も会社に縛られているので心身はそこそこ疲弊してて、テレビを観るかスマホを弄るかであっという間に一日が終わってしまう、悲しい生活。

 

 

共有の仕事を終えたが、書類整理が無かったら午前中に終わらせたかった仕事がまだ残っていたので、それを進める。金曜日だからか、申し訳なさそうに「先に帰るよ」と皆に声を掛けてから上司が帰った。それに追随して、上司の隣に座っている人も帰るが、皆は来週から始まる怒涛の仕事のために準備をしており、誰ひとり帰ろうとしない。その空気に気圧されたせいか、普段であれば定時になったらそそくさと帰っている井戸端会議おばさんはせっせと書類整理を行っていた。この時期は毎日、山のように未処理の書類が他部署から運ばれてくるので、こまめに整理しないとまた同じことの繰り返しであり、そんな頭を使わない、ただただ作業だけの仕事はパートの人でも雇って処理すればいいのに。とてもじゃないけれど高い給料を払って雇っている正社員にやらせるような仕事ではないだろう。ましてやそれのせいで通常業務が圧迫されるなんて、明らかにおかしな状況だということを上の人たちは認識しているのだろうか。認識していないから、書類が溜まり過ぎて一人だけでは処理できなくなり、今回みたいに一部の人間が割を食うのだ。ということが以前にもあったような気がするのだけれど、うまく思い出せないのは、その作業が終わったときに上の人に記憶を差し替えられているからだろう。

 

 

今日中にこなさなくてもいいけれど、月曜日の在宅勤務の時にはしたくない、ようは自分都合で残業をしていたら3時間も残業していて、辺りを見回すとそこそこ人が残っていて、そんなに皆、仕事のやり方が下手くそなのだろうか、と疑問に思った。そういえば今日、ちょっとだけ好意を抱いている、出社する日が同じときはちょっとだけ嬉しくなるような女性が他部署にいて、今日は出社しており、何気なく彼女の手元を見たら左手の薬指に指輪がはめらていたので、(既婚者だったんだ...)と寂しい気持ちに襲われた。一度も話したことがない女性によくもまあ好意を抱けるよなと思いながら、好きだったような人が既に誰かの大切な人だった、という経験はいくつ齢を重ねても切ないものであるな、としみじみ思った。

 

 

20時を過ぎていたのに、帰りの電車はぎゅうぎゅう詰めで、それは電車が10分遅れていたからであった。そんな電車に乗るくらいなら近くの喫茶店でちょっと休んでから、というアイデアが思い浮かんだが、まだ東京では飲食店は20時までしか営業していないので(例外はある)、そのアイデアをすぐに蹴飛ばして、そのぎゅうぎゅう詰めの電車に揺られ、なんでこんな窮屈な思いをしないといけないのだろうかと、ちょっぴり虚しくなった。自宅の最寄り駅に着き、くたくたの体でスーパーに寄って豚肉やら野菜を買い、家に帰りついてシャワーを浴び、一服する暇もなく夕飯を作り始める。ここでちょっとでも休んでしまうと、二度と立ち上がれなくなる恐れがあるので、出来る限りの事は一気に進めている。すっかり定番になってしまったビビンバを食べ、そろそろ新しいメニューを加えたいな、土日に本屋で料理本を買おうかとぼんやりした頭で考える。

 

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食事を終え、スマホでネットの世界を遊泳していたら、遂に遂に、UNISON SQUARE GARDEN Tour 2021-2022「Patrick Vegee」GOODSが発表された。

 

ようやくPatrick Vegeeを紐解くツアーが始まる。
食べられなければ残せばいいし、好き嫌いくらいあっていいじゃん。
清濁も陰陽も静動も併せのんで、乱雑に混ざり合った献立が食卓に並んだ。
その説明のつかなさこそこのツアーなのかもしれない。
ロックバンドはそれをやりたがっている。

 

UNISON SQUARE GARDEN

 

unison-s-g.com

 

絶妙に微妙なグッズに少しがっかりする。メインのグッズである「サラダボウルTシャツ」はちょっと微妙かな。「世界はファンシーTシャツ」は安易だな。「スロウカーヴは打てないロンT」はいい感じだけれど、ロンTか。ロンTなんて普段から着ないので、買ったとて着ないだろう。結局、一番良かったのがアルバムのジャケットをそのままTシャツにした「Patrick Vegee ジャケット Tシャツ」で、これは何故だか知らんがUNICITY限定なので、UNICITYに入会している恩恵をここで受けることになる。それと無難だけれど「Patrick Vegeeタオル」かな、買うとしたら。今回のツアーでは破産する勢いでグッズを買うつもりだったが、蓋を開けてみると絶妙に微妙なグッズばかりで、なんだかんだで無難なグッズしか買わなさそう。人参ふさおはちゃんと売れるのだろうか。斎藤画伯が産み出すグッズには1ミリも心を動かされないので買ったことがないが、こういうグッズを買いたい年頃というのがあるのだろうか。前回のツアーで、現地でグッズを買うのはリスクが高いことを思い知ったので、今回は通販が開始されたと同時にすぐにグッズを購入し、郵送してもらうことにしました。グッズを身に纏ってライブに参加できるのが来年の1月になるのか、それともその前の日程のライブに参加できるのか。まずは明日が勝負です。

 

 

またまたネットの世界を徘徊していたら、「PS5 ヤマダ」がトレンドに上がっていて、そういえば自分も応募したっけ、たぶん当たっていないだろうけれど、と思いメールボックスを開く。該当するメールがないので、やっぱり当たんないよね、と思いつつ、もしかして無自覚で捨ててないよね...、と思いゴミ箱を漁っていると......、当選してました!!

 

 

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危ない危ない、こんな貴重な権利をみすみすどぶに捨てるところでした。明日辺りに迎え入れようか。でもPS5でしたいゲームがまだ売られていないので、買うかどうか迷うな。

 

 

仕事終わりに親から電話が掛かってきており、諸事をこなしてゆったりしているときにようやく電話をかけた。約10ぶりの電話である。何気ない事ばかり話す。兄は相変わらず結婚前と同じような生活を続けている(つまりは週末婚みたいな感じである)。姉は今日、ワクチンを接種してちょっとだけ熱が出てきている。おばあちゃんはこの間、自宅の階段から転げ落ちたが、その歳では考えられないほどにぴんぴんしているが、さすがにそんなことがあったのでヘルパーさんが週に2回、45分だけれどお手伝いに来ている。母は相変わらず元気にしている。あんた、元気そうだな、声で分かるよ。1時間ほど電話して、電話は終わった。毎日のように電話していた時は次から次へと話す話題が生まれて、それを放り込むとうまく着火して、2時間3時間は普通に話していたけれど、前回からのブランクがあると頻繁に電話していた時とは異なる空気感で、1時間も話しているとさすがに話すことがなくなるよね、といった感じになるのだった。次に電話するのは兄の結婚式(2回延期している)の辺り、11月の中盤だろうか。その頃も無意味な緊急事態宣言が発令されていないといいのだけれど。兄の結婚式のために既に有給休暇を取得しており、もし結婚式が延期になった時にはその旨を上司に伝えなければいけないのが億劫だな、そもそも今の時代に「どうして休みを取るんだ?」と上司が部下に訊くのはパワハラじゃないのか?別にあんたに関係ないだろ、あんたが休む時はどうして休むのか部下に周知しているのかよ、と毒づきたくなったが、事前に適当な理由をでっちあげてメールを送っておけば余計なやり取りをしなくて済むことに気づいたので、今はいい塩梅の適当な理由をでっちあげることが一番の仕事のような気がしている。

 

朝飯:フルーツグラノーラ
昼飯:弁当
晩飯:ビビンバ

 

歩数:3,259歩