眠たげな猫の傍で

眠たげな猫の傍で

世界の果てで眠っていたいな

2021年9月1日(水)

9月は曇りからのスタートです。雨が降るんだか降らないんだか微妙なところを維持してるような天気、そのおかげで一日外出で暑さにやられることがなくて助かった。

 

 

朝眠たくて、起きたくなくて、でも携帯のアラームが私を起こすので抵抗することなく起きる。眠い眠りたい。テレビは大谷のことを報道してて、それ以外はコロナかパラリンピックののことばかりだった。外に出ると暑さは全くなく、それよりもひんやりとした空気が満ちていて、今までと同じ感じの服装でいると知らないうちに風邪を引きそうだと気を引き締める。電車、相変わらず人が多い。この時間帯に高校生の姿を見るのは久しぶりである、東京ではどうやら休校という選択は取られなかったようだ(いちぶぶんのことだけかもしれないが)。会社に着くと、会社のなかもひんやりしてて、うっかりしてるとくしゃみをしてしまいそうになるくらいだった。

 

 

始業の時間になり、各々が各々の仕事に集中しているのを横目で見ながら、私は私の仕事を淡々とこなしていった。昨日の夜の高揚感、まだ持続しているようで、とくに面白いわけでもない仕事をしてても面白いと感じる、きっと今なら退屈な作業を頼まれても平然と安請け合いするだろう。

 

 

9時過ぎにお呼びがかかり、ものを整理してから外に出た。雨が降りそうで、でもまだ降っていない、散歩するには最適な気候だった。それでも重たい鞄を肩に掛けてせっせと歩を進めていくとじわりと汗が滲み出してきて、10分ほどで歩くのがしんどくなった。流石にこれはまずいだろ、運動不足にもほどがあるだろ、と呆れながら、適度に脚を休めながら進んでいく。体に負担がかかっているので不快な気分はあるのだが、それを上回るほどに精神が高揚しているので、自分、ちょっと大丈夫か?体調を崩したという理由で今日は休んだ方がいいんじゃないか?と思った。が、すぐに毎日休んでいるような心算なので、このまま歩き続けても精神に支障は来さなかった。いや、既に精神には支障が来しているけれど、それを感知するセンサーみたいなものが狂っているだけかもしれない。それでいい、そのまんまでいい。

 

 

歩き倒しで、ようやく折り返し地点に辿り着き、いつもの店でいつものつけ麺を食べる。出社する日に外食をするのはここだけで、久しぶりの外食に胸は躍るけれど、隣席の客との距離が近いので、緊張しながらつけ麺を啜る。しばらく食べていると、食事に夢中になる瞬間があって、そういった瞬間は家での杜撰な食事では訪れないので、人生損してるかも、でも外食することでコロナを拾ってしまう危険性もあり、ふたつを比較したら人生損しててもいいやと思えた。ご馳走様です。他の店はそこまで混んでいないのに、ここのお店だけはいつも待機している客がいて、繁盛しているんだな、それでもこんな時期に接客業をするのは大変だろうな、と要らぬ心配をしてしまう。

 

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少しだけのほほんと街を歩き、再び散歩を再開する。ぎりぎりのところで雨が降らないの、奇跡である。しかし、先ほどから、頭が痛みだしていて、これはきっと、疲れから来るものではなくて、低気圧によるものだよね。低気圧により頭が痛み出すの、どうにかならんかね。低気圧による頭痛に効く頭痛薬を試したことがあるんだけれど、あんまり効かなくて、雨の多い地域に住んでなくて本当に良かったと思う。でも今年の8月だか7月だか忘れてしまったが、異様に雨の多い時期があって、とても大変だった記憶が微かに残っている、雨の時期は晴れているところでバカンスしてえな。頭痛に悩まされながらもなんとか最後の地点でスタンプを貰い、仕事は終了、これにて自宅に帰らせていただきます、という感じでしれっと家に帰ってても気づかれなさそう、「あれ、あいついないけれど、ああ、在宅勤務だったか」となりそうで、それはそれで怖いが。

 

 

会社に着いて、すっかりくたびれた体に頭痛薬を流し込む。食後ではないが、つべこべ言ってられない。どうだろう、少しだけ痛みが和らいだような気がするし、それは気のせいかもしれない。依然として雨は降りそうで降らない、どっちつかずの天気で、社内で私は、一人黙々と仕事を進める。誰とも口を効かずに仕事を進められることの幸せをもっと噛み締めるんだぞ、当たり前なことだと思うんじゃないぞ。今までの職場、鬱陶しい先輩に絡まれて、碌でもないことを変なタイミングで聞かれて、それでも笑顔でちゃんと答えてたの、偉かったな。今だったら適当にあしらっていただろう、仕事中に悪絡みをしてくるのは今になっては上司くらいで、それもパワハラはぎりぎり孕んでいない悪絡みなので、適当なことを言って済ましてる。なんでこんなことを書くことに時間を費やさないといけないのだろう。

 

 

仕事は躓くことなく進み、気づくと定時になってて、「さあ帰りますか」とドンタコス先輩が威勢よく独り言を口にするものだから、それを真に受けた人からとぼとぼと会社を出ていった。私もその人波にうまいこと紛れ込んで会社を抜け出すことに成功した。急いで下北沢へ向かわないと、ライブが始まってしまうよ。

 

 

 

 

ライブが終わり、ドリンクチケットで引き換えた紙コップに注がれた味が濃く感じられるジンジャエールを堪能しながら下北沢の雑多な街を歩く。電車に揺られているとき、先ほどのライブのことを反芻して、ああ、あとどれだけライブを楽しめるだろうかと不安になる。愛知県のとあるところで開催されたフェスの民度が最低過ぎて、炎上して、そいつらの愚行のせいでライブを一括りにされて、きちんと感染対策を行なっているライブが中止に追い込まれていくのは看過できない、そんなことになるんだったら気が狂ってしまうだろうね。フェスに対する風当たりはどんどん強くなっている、この間開催されるはずだったラブシャもギリギリになって中止に追い込まれたし、今後もたくさんのフェスが中止に追い込まれると考えただけで気が滅入ってくるし、そこで働いている人たちは気が気ではないだろう。真綿でじわじわと首を絞められているのが今の音楽業界で、いつまで音楽業界は生き続けられるのか、ライブが行われることによって生計を立てていた関係者の方々が苦しめられている現状が本当にしんどくて、音楽を愛するひとりの人間として、今何ができるのだろうか、自死を食い止めてくれた音楽のためにわたしは何ができるのだろうかと自問する日々で、CDを買うとか、ライブに足を運ぶとか、グッズを買うとか、それくらいしか思い浮かばない。自分のできる範囲内で、音楽業界を支えていきます。コロナ前のもみくちゃのライブは正直なところあまり好きではないんだけれど、今の状況が続くと苦しいだろうから、一日でも早くコロナが落ち着いて、コロナ前のようなライブが開催されますように。

 

 

家に帰って、充足感と眠気と頭痛の頭で諸事をこなし、だらだらと時間を食いつぶしていたらあっという間に午前に突入してて、これ以上うだうだしても仕方ないので、適当なところで切り上げてロフトに上がり、ベッドに潜り込んだらすぐに朝が来た。

 

 

歩数:15,644歩