眠たげな猫の傍で

眠たげな猫の傍で

世界の果てで眠っていたいな

2021年8月31日(火)

今日も出勤してもいいくらいに体は非常にアクティブで、だから一日中明るい気持ちを保つことができた。別に体を鍛えているわけではない、ただライブが3日続いて、その次の日も外出して、まだ体が火照っているのだろう。すっと一日が始まり、今日で8月が終わってしまうことをしみじみと、でもあっさり終わってしまうな、別に夏を楽しむために人生を送っているわけではないのでそこに切なさは含まれなかった。

 

 

月末なので、10時ごろに仕事が送り込まれてくる。それまでにできることをせっせとする。音楽はサブスクので適当に流していて、ときたま素敵な音楽が流れてくると嬉しくなって、仕事の効率も上がる。10時過ぎにようやく仕事が送り込まれてきて、それをせっせと進めていく。今の部署に配属されて1年と半年が経つわけだけれど、配属当初の、難易度の低い仕事をいつまでも任されているのは私が既に窓際族であるからだろうか。精神的不調により1ヶ月間休職した人間は、最前線で働くことを許されないのだろうか。まあ、別に最前線でがしがしと働きたいとは思わない、できればぬるま湯がいつまでも続いてくれればという腑抜けた考えでいるので、いつか質量の重たい仕事をがばがば任されたら、精神がくたばってしまうかもしれない。その時はその時、俺もお前もくたばってしまえ。

 

 

淡々と仕事をこなしていく。躓くことはなくなって、ほぼ機械的に仕事を進めていることに気づく。先輩のことを揶揄の意味を込めて「コピーロボット」と読んでいるが、私も傍から見たらロボットに見えるだろう。職場で働いている時、無駄口を叩かず、カタカタとキーボードを叩き、たまに水分補給を摂る以外は、えんえんとカタカタとキーボードを叩いている。感情を露出する場面が皆無である。それに比べて、コピーロボットは仕事を進めている時に失敗してしまったら、「あああああ!」と分かりやすく落ち込み、席から立ち上がり、「どうしよう、どうしよう」と狼狽するので、まだ人間らしさが残っている。そんなコピーロボットを冷ややかな目で見ているZ君のことを私は知ってる。無駄口を叩いた。

 

 

お昼休み、雨が降りそうで降らない絶妙な天気の中、自転車を漕いで図書館へ向かう。湿気を含んだ空気が体中に纏わりつくのが気持ち悪い。図書館に着き、借りていた本を返して予約した本を借りる。今回も10冊借りた、2週間で読める気がしない、つまらないと思ったのは読むのをすぐに諦めよう。帰りにドラッグストアで湿布を買い、自転車を走らせていると、通りがかった小学校から小学生がたくさん出てきて、それを迎える保護者もたくさんいて、歩道はごった返していた。ここの地区では休校はしないのだろう。その辺のことについてうだうだ意見を言うつもりはない。ただ、本音を言えば、こんなことわざわざ言わなくてもいいのだけれど、コロナ禍のときに学生じゃなくて良かったと思う。うん、言わなくてよかったことだ。家に帰って、ビビンバを食べようとしたらビビンバの素を買い忘れていたことに気づき、仕方ないので何日か前に買ったひじきと野菜をおかずにして白米を食べる。毎日、こんなようなものしか食べていないのに体重が減らないのは、運動量が全然足りていないからだろう。家の中で運動ができる器具を買おうかどうか、真剣に悩む。コロナ禍は来年とかそんな安易な未来に収束するとは考えづらいので、家の中を快適にしていくことが人生を豊かにするだろう。

 

 

最近はあまり本を買わなくなったが(ようやく自制心が働くようになったようだ)、それでもロフトには本棚に入りきらない本が100冊近く、床の上で鎮座しているので、それらをどうにかしたいと思っている。読んでいないので売るとか実家に送るとかははなから考えていなくて、理想は新しい本棚を購入してその本棚に収納することだが、その本棚を置く場所は布団を敷いてある場所の近くで、その本棚が倒れてきたら私の頭は破裂してしまうから、本棚を買うことを躊躇している。既存の本棚に並べられている本をさっさと読んで、それを売るなり実家に送ることが現実的だが、床や本棚に鎮座している本を読んでいる時間が今の私にはあまりなくて、Kindle Unlimitedでどかどか本を読んでいるし、図書館で大量の本を借りてきてそれをせっせと読んでいるので、所蔵している本になかなか手が伸びない、ならばもうこれ以上本を買わなくてもいいような気がする。買いたい読みたいと思った本、それは一時的な感情かもしれないので、今後は欲望の赴くままに本を買うのではなく、一度家に帰って、本当に今その本を読まなくていけないのか、今家にある本を読んだほうが建設的なのではないかとしつこく考え、それでも読みたいと思ったら、それでもまだそんな近々に読まなくてもいいだろ、図書館で予約して、自分の番がいつ回ってくるか分からないけれど、半年も待たされることはないだろう、そうしてやっとこさ自分の番がきた時にはその本についての興味関心が当時に比べて薄れて、なんでこの本を読みたいと思ったんだろうと途方に暮れる未来までは想像できた。

 

 

そんなくだらないことを考えながら口笛を吹いていたらお昼休みが終わった。午後も引き続き、10時に送り込まれてきた仕事を進める。その仕事になんとか暫定的なケリをつけて、昨日送り込まれてきた厄介な仕事についてコピーロボットに質問をする。

 

 

「それはまだ僕も引き継いだばかりでよく分かっていないところが多々あるんだよね。ファイルに過去に作ったのがあるから、それを参考にしてみるといいよ」

 

 

参考にしてみるといいよ、じゃないよ......。それ、ほぼ横流しじゃないですか......。前任が会社を辞めたのが今年の3月で、それから半年も経っていないのに、まだその仕事の全容を把握していないのに、それを後輩に押し付けるってどうなんでしょうか......。もしかして、もしかすると、近々コピーロボットは違う部署に配属されることが既に決まってて、だから少しずつ地道に自分の仕事を私に押し付けている、いや教えているのだろうか。それにしては、たまに顔を見るとのほほんとした顔をしているのだが、あれは偽りの表情なのかもしれない。駄目だ、家にいるとくだらないことばかり考えてしまう。いや、家にいるのは関係ない、職場で仕事をしてても大半はくだらないことを考えているし、そもそもこの世界自体がくだらないものなので、くだらないことをついつい考えてしまうことを卑下する必要はない。もしかして、世界は素晴らしいと錯覚してたの?

 

 

と、またもやくだらないことをつらつら考えてて、でもその傍できちんと手は動かしているので、定時を迎える頃には今日中に片付けておかないといけない仕事は全て終わった。「お疲れ様でした」と上司にメッセージを送り、そのままふにゃふにゃした頭で久しぶりに録画した番組を見る。アド街とかマツコの知らない世界とかゴッドタンとか、優先度の高い番組をいくつか見て、ああ、テレビってそういえばこんな感じだったなと懐かしさが込み上げてくる。テレビを見終わったあとのこっそり忍び込んでくる虚無感、全然進化してなくて笑いが込み上げてくる。何度か失敗を繰り返してから夕飯を済ませ、夕飯は昼と同じ野菜と、昨日買ったバラ肉を焼いたのを食べたのだが、安い肉だからか、なかなか噛みきれない、実家でしれっと出ていたお肉は上質なものなのだったと今更ながら気づいて、気づいたら頬が濡れていた。でもホームシックは予兆すらなくて、このままこの家で一人で人生を終えてもいいと思うほど、私は今の生活に満足してるし、もっともっと満足したいと思っている、その努力は惜しまないつもりである。

 

 

夕飯を食べ終えると、真っ先に文章を書いて、あまりにも楽しくて思いついたことをえんえんと書き続ける。今この文章を書いているのは23時44分、ULTRA CUBを聴きながら文章を書いている。そろそろ明日が近づいているので憂鬱になるのが今までの常識だったのだが、今の私は無敵なので、明日が来ることにとてもわくわくしてるよ。明日もたくさん楽しいことが待っているんだろう、ああ、これからもどんどん私の人生が楽しくなっていくことがこの上なく嬉しいよ。ずっと楽しくあれ。

f:id:bigpopmonsterpro:20210831234613j:image

 

 

歩数:未測定