眠たげな猫の傍で

眠たげな猫の傍で

世界の果てで眠っていたいな

2021年8月27日(金)

集中していると残っていた仕事は午前中で終わりを迎えるのでした。

 

 

家に帰ってきて、シャワーを浴びて、お昼ご飯に高級な味噌ラーメンを食べて、ふっと気が緩んだら床に寝そべっていた。ずっとこうしたかったんだよ、今日の朝からずっと。眠たいけれど、眠たさよりも倦怠感が強くて、こうして地面と体が平行になっていると落ち着く、とても幸せを感じる。あと数時間したら恵比寿に行かなければだけれど、それが面倒に思える、ずっとここで寝そべっていたい欲が勝りそうで怖い。じっと横たわっているのも飽きてくるので、ジャルジャルの電話と一から新ネタを聴きながらぼーっとしている。本当だったら会社から家までの帰り道に美容院に寄りたかったが、平日の真昼間から50分以上も待たされるのは癪だったので、スーパーにだけ寄り、あとは今こうやってぼおっとしてる。14時30分過ぎにようやく体が本調子を取り戻しつつあるので、Kroiを流しながら書けていなかった文章を淡々と書いていく。ポスターフレームが届く。2個注文し、1個が不良品だったので、電話して、来週の火曜日に交換してくれるよう手続きを行う。喉が渇く、どうして私はこんなにも喉が異様に渇くのか、何かの病気のせいでこんな風になっているのか、それとも服用している薬の副作用か、それとも喉が渇くというのは単なる勘違いで、本当は喉が渇いていないのか。......何を書いているのだろう、まだ体は本調子ではないので、もうちょっとだけ横たわっています。 

 

 

姿見で自分の髪を眺めていると、ちょっと長いというか、この髪の長さをうまく生かせられるほどの技量というものが私にはなく、ちょっとだけ鬱陶しく感じていたので、近所の美容院に行って髪を切ってもらうことにした。18時を過ぎていたので、どうだろう、ちょっと混んでいるかな、と恐る恐るお店に入ると客は一人しかいなくて、店員もその一人に対応しているだけだった。私の存在を認識した店員が、「池下さん、新規さんでーす」と甘えた声を出し、すると店の奥から初対面の、わりかしシュッとした感じの男が出てきた。「池下です、宜しくお願いします」とその人は挨拶をして、椅子に座る。「今日はどんな感じで?」と質問されたので、「夏っぽい、う~ん、爽やかな感じでお願いします」と非常に抽象的な返答をした。「了解っすー」と軽く相槌をうった池下さんは、今まで経験してきたどの美容師よりもいろいろなぶぶんで優れていた。ただ、爽やかな感じの次に「ベリーショートで。今の長さの半分で」と軽いノリで言って、結構髪を切られている感じがあり、髪を切り終えて、鏡を見て、どこのお坊さんだろうかと不思議に思った。もっと慎重に事を進めないといけないよな。

2021年6月17日(木) - 眠たげな猫の傍で

 

2週間前から必要以上に伸びた髪が鬱陶しかったので、意を決して外に出た。暑っ、熱気が凄いよ。美容院に着くと、こけしのような女の子、まだ年端もいかない感じの子が私の事をじっと見てた。「えっと、ネットで予約したんですけれど」「こちらです」と言われたものの、どこの席なのか分からない。その時から若干違和感を感じてて、その違和感を信用して店を出ればよかった。席に座ると、雑な手つきでカットクロスをつけられ、「どんな感じで?」と言われたので、「もうちょっとしたら秋なので、紅葉に似合うような、アンニュイな髪形にしてください」とふざけたことを言ったら「分かりました」と冗談を本気で受け取られて、どんな髪形になるのだろうかと楽しみに思った私も悪いのです。ざくっ、ざくっと、慣れない手つきで髪を切っていくこけしさん。上手な美容師さんは迷うことなくシャキシャキ髪を切るのだが、こけしさんはさくっ、さくっと、丁寧に時間をかけて髪を切るのだけれど、それが逆に不安を煽る。ぐわっと髪をうまく切れずに、鋏の歯に髪が絡まった状態なのに無理矢理引っ張るので、頭が根元からもぎ取れるかと思った、めっちゃ力が強くて、今更、「もうこの辺で大丈夫です...」と断る勇気がなかった。30分かけて丁寧に髪を切る、しかし最後の方はざくざくざくざく、ざくざくと慌てた感じの手つきになっていたのは、店内に待機している客が4人もいたから、盛況なことですな。それにしても、隣の坊主男がずっとべらべら話してて、ノーマスクの客もべらべらと話しているのがあまりにも怖すぎて、一刻も早くこの場所から抜け出したかった。「コロナ、怖いっすよねー」「不織布じゃないと意味ないっすよね」と、よくこんな場所でそんな話題を話せるよな。「終わりました」気づくとこけしは無表情になっていた。鏡に映った男はなんとも奇妙な髪型をしてて、こんな髪型で外を歩いたら知らぬ誰かに罵られるよ、ああ、会社に行ったら笑われるのだろうな、そもそも自分自身が目の前の男のことを笑ってしまう、なんでこんな髪型になったのだと憤ったが、悪いのはこけしではなく適当なことを言った私のせいだったので、とぼとぼと家路に着いた。

 

 

 

 

恵比寿は今日も元気に人間が活動を行なっていて、赤ら顔でテンション高めの男は狂ったように色気を放っている女の方に手を置いて、「俺たち、このままここで」と嬉しそうな顔で言っていた、元気なのはいいことですね。

 

 

家に帰ったらほぼほぼ体力が残っていなくて、ああ、これにて今週も終わりますね、めでたしめでたしと思えないのは、ふと鏡を見ると仏頂面の男と目が合うからであった。明日からどんな気分で生きていけばいいのかしら。

 

 

80.7kg
24.6%

 

7,253歩