眠たげな猫の傍で

眠たげな猫の傍で

世界の果てで眠っていたいな

(供養)構えすぎるな

マッチングアプリで知り合った二人の女性とのデート然り、現在進行形でやり取りをしている女性然り、私は彼女らのことを神格化しすぎているきらいがある。久しぶりに女性とコミュニケーションを取れる、ということですっかり麻痺してしまった頭は、理想の女性像というものを彼女らに押し付けてしまっていた。そして彼女らに好かれるにはどうしたらいいだろうどうすればいいのかな、とうんうんうんうん悩んで、安易なテクニックに走ってしまった。恋愛系Youtuberの動画を見漁って、「女を一瞬で落とすには」ということを必死で学んだり、婚活本をたくさん読んで、「それっぽいこと」を身に着けた気になっていた。それらを身に纏った状態で女性とやり取りして、そこに人とコミュニケーションをすることで生まれる面白さを感じただろうか。正直に言うと、全然楽しくなかった。寧ろすごく辛かった。早くここから出してくれ、と臨んだほどだった。意味不明な小手先のテクニックをコミュニケーション下手な私に使いこなせるわけがなく、それらのテクニックを使いこなせないことで勝手に緊張していたのではないか。相手が私のことを見てちゃんと話してくれているのに、その時私は自分のことばかり考えていたんじゃないか。「どうすればこの人に好かれるだろうか」ばかり考えていて、その人のことを自分の目で見つめていなかった。そんな状態で会話していればぎくしゃくを勝手に感じてしまうわけで、前回のデートは散々な思いをした。

 


ではこれからどうしていけばいいのかを暫く考えてみて、一つの答えを導き出した。「自分の考えで、自分の言葉で目の前の女性と向き合い、本当にその女性が自分という人間に合っているかどうかを確認する」ということを実行していく。過剰に緊張したりしない、かといって過剰に緩くなりすぎもしない、ちょうどいい緊張を保ちながら、その女性のことをどれだけ知れるのか。そしてその女性を「どれだけ楽しませられるのか」、それらを追及していく。