眠たげな猫の傍で

眠たげな猫の傍で

世界の果てで眠っていたいな

2021年8月22日(日)

そんなに疲れるようなことをしたっけ?と不思議に思うくらい、睡眠で一日が終わってしまった。12時過ぎまで寝てて、ちょっと起きて音楽聴いて漫画読んで、ロフトでうとうとしてたのがいけなかったんだろう、肩が凝っていたのでこの間買った肩こりを解してくれるものの上に乗っかってうとうとしていたら眠気が来て、まだ14時過ぎなんだけれど、でも眠たいからちょっとだけのつもりで目を瞑っていたらふっと意識が飛んでしまっていた。はっと起きると19時過ぎてて、目は冴えていたけれど今日寝られるだろうか、なんでこんなことをしてしまったんだろうか、睡眠ばかりして今日は外で散歩をするということが叶わなかった、なんて寂しい一日なんだろう。労働で精神や体力を擦り減らしてて、その休養として休日は寝てばかりだということなら納得できるのだけれど、労働はあまりにも貧弱なのものなので、これでこんな疲れていたら、今後忙しくなってきたときにどうするつもりなんだろうどうなるんだろうと気が気でない。でも、家に一日中いたのでコロナに感染する心配はない、今は不必要に外に出ることはないのかもしれない、だとしたら今日のような、睡眠で一日が終わってしまうことに対してあまり悲観的になることはないのかもしれない。

 

 

昨日のよふかしの原因である、Amazonに転がっていた婚活本を今日も読んでいたのだが、著者の考えは私とは異なって、でもそれでもうまくいっているので、なんというか、別に私の考えが間違っているわけではないけれど、そこまで神経を研ぎ澄ませる必要はなくて、波長の合う人と巡り合ったらそのときは準備していた小手先のテクニックは必要なくて、ただその人と会話を楽しむ、それだけで信頼関係が築けるのではないかと思う。しかしそういう人に巡り合うのはそれはそれは難しいことで、一発目で引き当てる人もいれば、何人も会ってようやくという人もいるだろうし、そういう人に巡り合わずに妥協した人と結婚して、妥協した結婚生活を送り、(こんな結婚生活を送りたいわけではなかったんだけれどな。それとも結婚生活というものはこういうものなのだろうか?)と悶々としている人もいるだろう。私はたぶん2番目になるだろう、ただ今はコロナの感染状況が酷くて、とてもじゃないけれど婚活をしているような状況ではないことは確かだ。ビデオ通話でお互いの事を知るというのも手かもしれない、ネットが普及している今では寧ろそちらの方が主流なのかもしれないが、ビデオ通話の質の低い環境で相手と会話するよりも、実際に会って話したほうが何十倍も相手の事を知れる。話している内容よりも、その人の微細な機微を知ることができるので、会えるんだったら会ってしまったほうが早いと思うのだけれど、今はこんな状況なので気軽に人と会って話をするだなんて現実的ではないんだよな。そもそも今は婚活をしたいようなメンタルではない、何度も小刻みにマッチングアプリを使って婚活してて、なんだか疲れてしまったので、今は婚活がしたいと思えるようなメンタルが戻ることを気長に待っている。何もしないとたぶん婚活をしたいとは思えない、なぜなら婚活とは不自然な行為で、漫然と日常を送っていてもしたいとは思えないようなことなので、昨日今日みたいに婚活に関する本を読んで、ウォーミングアップを行っている。

 

 

24時30分過ぎ、寝れない。当然だな。アンソロジー「Voyage 想像見聞録」を読む。アンソロジーを読むなんていつぶりだろう。図書館の新刊コーナーに置かれてて、著者のラインナップが素敵だったので思わず借りた。素敵、とか言いつつ彼らの著作は一冊も読んだことがない。本はいくつか持っている。森晶麿以外は本を何冊か持っているが、読むまではいっていない、こういうのを直さない限り無駄な本は家から無くならない。宮内悠介「国境の子」からぐっと惹きこまれ、最後の石川宗生「シャカシャカ」まで一気に読み終えた。最高。

 

 

宮内悠介「国境の子」
対馬から韓国まではわずか一時間。でも「ぼく」にはそれが遠かった。

 

藤井太洋「月の高さ」
旅公演スタッフとして遠征中、あの日見た月が胸に去来する。

 

小川哲「ちょっとした奇跡」
自転が止まった地球。カティサーク号は、昼を追いかけ移動を続ける。

 

深緑野分「水星号は移動する」
移動式の宿・水星。今日はどんなお客様と出会うのだろう?

 

森晶麿「グレーテルの帰還」
あの夏、最後の家族旅行での惨劇が、私の運命を大きく変えた――。

 

石川宗生「シャカシャカ」
地表が突然シャッフルをはじめた!? 姉弟の生き残りをかけた旅が始まる。

 

bookclub.kodansha.co.jp

 

旅に関する6つの話が載っていて、SFだったり、現実だったり、一つとしてつまらん小説は載っていなかった。小川哲のSF描写に圧倒され、家に置いてある「ゲームの王国」を読みたくなったし、石川宗生の突拍子のない話をうまく纏め上げる手腕に息を呑み、家に置いてある「半分世界」を読みたくなった。全然期待していなかった森晶麿「グレーテルの帰還」が一番良かった。ぐいぐいと惹きこまれる、そして結末で気味の悪い気分になる、ああこういう話を読んで現実を忘れるために私は小説を読んでいるだろう。最近、無性に小説を読みたくなって、熱心に小説を読んでいるのは、もしかしたら辛い現実を忘れたいからかもしれない。今、辛いかな?婚活は頓挫してしまったのでそのあたりのことは気に病んでいるような気がするけれど、他の事、仕事で精神的及び体力的負荷はかかっていないし、プライベートは好き勝手やっているので、ストレスなどないと思っているんだけれど、去年から世界中を覆っている、コロナが引き起こしている負の膜みたいなので元気がなくなっているのかもしれない。早くコロナが収束して、海外旅行に行きたいし、ジムで思いっきり体を動かして汗をかきたいし、社交ダンスをしてみたいのに、それらが何の不安もなく出来そうになるのは来年でも難しそうなんだよな......。本を読み終えて、27時を過ぎていて、さて寝るか、と思って布団に潜りこんで、先ほど読んだ話を反芻していたらするすると眠りに落ちていきました。

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歩数:未測定