眠たげな猫の傍で

眠たげな猫の傍で

世界の果てで眠っていたいな

孤独は何処へ行った?

孤独が消えてしまった。職場で上司とあやとりをしている以外ほぼ一人の時間なのだけれど、孤独を感じることがなくなった。むしろ一人でいられることに安心を覚えるし、現在進行形で楽しいことをしつつ、(次は何をしよう、次はあれをしようか)と常にわくわくしてる。誰かと一緒に過ごしたいと思わない。恋人が欲しいと思わない。なんでだろう。

 

 

婚活をしなくなったことが大きい。そこまで興味を持てないけれど、マッチングしたしとりあえずメッセージをするか......、という状況が私の精神を蝕んでいた。どうでもいい人間に対して、まるで相手に興味があるかのような素振りを見せること、無理をして興味があるような素振りを見せたのに相手はきちんとコミュニケーションを取ろうとしないこと、ロボットの方が気の利いたことを言えるよと毒づいたら返信がなくなったこと。たまにメッセージがめっちゃ続く人がいて、そういう人とはやり取りをし始めた頃は楽しいのだけれど、あまりにも早いペースでメッセージのやりとりをするのは苦痛で、どんどん苦しくなってって、それでもデートをしてたくさんお話をして、相手に対して興味を持って、まだ恋心のようなものは芽生えていないけれど、一緒にいても嫌な気分にはならないだろう、と予想してデートの最中に軽く告白して、「いや、まだ出会ったばかりですし」と軽く煙に巻かれて、そのデートのあとも何度かメッセージのやりとりをしたけれど、「次はいつ会いますか?私は◯日が今のところ空いてます」とメッセージを送ったら返事が返ってこなくなった、おかしいな、と思いつつも待ち続けて、◯日を過ぎたので確認したらブロックされていて、人間不信に陥った。これ以上関係を深めるつもりがないんだったら、そのことをきちんと伝えてほしい、そうすることは人としての最低限のマナーだと思うんだけれど。そういうことが出来ないからいつまで経っても「素敵な人」にあなたは出会えないんじゃないんですか。興味がなくなった人間を一方的に切り捨てるその心構えを直さない限り、いつまで経ってもあなたの求めているような人とは出会えないよう気がしますよ。

 

 

そんな生産性のない、自分自身に(おそらく)非がないのに嫌な思いをさせられる、はっきり言って異常な行動を続けていたから、私の心は荒んで、楽しいことを楽しいと感じられるような心のゆとりがなくなったんでしょうね。マッチングアプリを消去して、マッチングアプリで出会って勝手に消えていった人間とのメッセージのやりとりと連絡先を消去して、もうこれで素性の知れない人間とやりとりをしなくてもいい、と思うとふっかふかのクッションに体を預けたときの安心感、ああこれで私は晴れて自由の身になったのだ、と思うと晴々とした気持ちが心を包み込んで、たぶんそのおかげで私は孤独を感じなくなった。孤独を回避したくて婚活を始めたのに、婚活をやめたら孤独を感じなくなったというのはなんたる皮肉であろうか。

 

 

軽く躁なのかもしれない。ほぼほぼうきうきしてて、叫んでいいよと許可が下りたら精いっぱいどうでもいいことを叫び続けてしまいそうなほど、私はうきうきしてる。今までの経験上、こんなうきうきが続くことはなく、どこかでがくんと精神が落ちてしまうのだけれど、それまでは存分にこのうきうきを堪能します。季節の変わり目で精神が狂うだろう、既に秋が来ているような気がするので、変わり目を体験している筈なのに、まだ精神が安定しているのは、なんででしょうね。