眠たげな猫の傍で

眠たげな猫の傍で

世界の果てで眠っていたいな

2021年8月19日(木)

出社するより在宅勤務の方が数十倍良いのだけれど、家にいて、誰とも口を利かないで、ずっとその状態が続いてしまうと、う~ん、あれだけ毛嫌いしていた人間とのコミュニケーションを欲してしまう。それはきっと私が弱い人間で、別に孤独を極端に忌避しているわけではないのだけれど、我を忘れて夢中になれるものがなくて、ちょっとだけ空白の時間が生まれると、なんで生きているんだろうと良くないことを考え始めてしまい、家にいる時間が長いとそういうことを考える時間も長くなってしまい、そういう時間が暫く続くと気が滅入ってくる、ストレスを生むものだと知っているけれどそれでも人間とコミュニケーションを取りたくなる。家に犬がいれば少しは違うのだろうか、いや、一人暮らしで犬を飼うのはおそらく無理なので、そういうことを考えない方がいい、一度は動物と一緒に暮らす時間があってもよかったのにな、と哀しく寂しく思う。

 

 

一昨日の時点で出来ることはしておいたので、昨日に引き続き今日も余白の時間が長く、そういう時間が長いのは精神を蝕む要因になるので、今まで行ってきた仕事を振り返りつつ、今後どういった仕事をすることになるのか、そもそも私は今後もこの場所で働き続けることが出来るのだろうかという可能性について考える。コロナのせいか、日に日に退職者は増えていて、先月も同期が3人退職した。彼らは私とは違う場所で働いていて、そこは深夜残業も当たり前の過酷な場所なので私の職場と比較するのはお門違いなのだが、それでも同期が辞めてしまうのは寂しさを感じる。もうちょっと続けられなかったのか、その場所で働くことがしんどかったら上に相談して環境を変えてもらえなかったのか、それらをしても結局何も変わらなかった末の決断なのか、どういった心境で辞めたのかを私は一切知らないし、それを別に知りたいとも思わない。ああ、これで同期も残り○○人になってしまったな、と思う。

 

 

私だって無理矢理今の場所から剥がされて、営業やそれ以上に過酷な部署に飛ばされたら今の会社を辞めるだろう。愛社精神や尊敬するような先輩、上司がいないし、そもそも東京で暮らしたという強い意志はない。したい仕事もないし、したい勉強もないし、ただ日々は趣味を食いつぶすだけで終わっていく、それはあまりにも寂しくて虚しい人生なんじゃないかと思い、最近は読書に熱を入れているのだけれど、この本を読んで自分の人生が変わるのか、こんなことで私の今後は変化するのかと悩み始めると気分が落ち込んできて、こんなことを考えるような時点で私は凡人の域を脱していないのである。本を読んでいると、非凡人は私が悩んでいるようなことで悩んでいない人が大半で、次元の違う悩み、地球をこれから先も存続させるためにどういったことをしていくべきか、とか、将来の子どもに残せるものを増やすためにはどういったことをしていかないほうがいいのか、とか、そういった広い視野で物事を考えている。私は自分の健康だとか、結婚だとか、仕事とか、孤独と、そういった卑近なことしか考えることがなくて、他の人間や社会、ひいては世界のために何か生産的なことを考えるような瞬間はほとんどなく、それが私の凡人という地位をより一層固めているのであった。

 

 

定時になってパソコンを閉じて、ライブのために新代田へ向かう。行かない方がいいんじゃないか、家でじっとしていた方がいいんじゃないかと散々逡巡して、でも今日のライブは今日しかないし、彼らのライブを観る機会は今後訪れることはないのかもしれない、と思い、行くことにした。夏はまだ残っていて、その空気を吸えるのが私の健康を促進していた。

 

 

bigpopmonster.hatenadiary.jp

 

 

音楽を聴き始めた頃の、まだまだ未完成なバンドが好きだった頃のことを思い出した。私がよく聴いている音楽や行っているバンドははっきり言えば強すぎる、演奏もだし歌も、歌詞も、全てが完璧すぎるバンドが多いので、愛はズボーンのようなバンドを観ると、人間味のある音楽に触れているようで、ちょっと嬉しいような、でも物足りないような感じがある。ライブが終わって、記念に無料でポスターとステッカーが配られるのも未完成っぽくていい。新代田の、FEVERから駅の改札までが近くて、ふと空を見上げると月が輝いているのが見て嬉しくなる。一昨日くらいまでの雨はすっかり鳴りを潜めて今日は晴れていたけれど、近々天気が崩れてしまうのがなんとも残念である。雨が多くて、まるで秋が早めに来てしまったような感じがしてて、夏っぽいこと、それはなんなのかは知らないけれど、そういうことを今年の夏も全然していなくて、ああ、こんなあっけなく夏が終わってしまうのかと寂しいけれど、その寂しさを共有できる誰かがいないことがちょっぴり悲しく思える、きっと私はひとりで生きていくことは出来るけれど、その時々で寂しさを感じてしまうような、弱い人間なんだろうな。

 

 

21時前に家に帰りついて、さっきまで外ではしゃいでいたので、今日はずっと家でのんびりできるのがいい。外出から戻ってきたら、眠くても疲れていても、どんな時だって必ずすぐにシャワーを浴びることにしてる。身体のどこかにコロナが付着しているのではないかと不安でしょうがなく、自分の身は自分で守るしかないからである。ちょっと遅めの夕飯を食べて(残念なことに、今日の夕飯でタコキムチはなくなってしまいました。塩分が強いのであまり食べない方がいいんだけれど、抜群に美味しいから、近々、新大久保に行って仕入れたいな、でも新大久保に行くのはちょっと面倒だし、新大久保を歩くことはちょっと怖い、申し訳ないけれど)、24時までまだ3時間ほど時間が残っているのが嬉しい。ずっと24時が来たらまた21時に戻るのがループすればいいのに。

 

 

 

黒子首を初めて聴く。来月10日に、UNISON SQUARE GARDEN主催のイベント「fun time ACCIDENT 3」(アクシデント参加するの初めてで、めっちゃ緊張している既に......)に参加するということで黒子首の存在を知った。2018年に結成したばかり、EPを2枚、フルアルバムを1枚出しているニューカマーで、

 

いそうでいなかったバンド。
というかバンドという執着があるっちゃあるけど無いっちゃ無いみたいな音楽だなと思って、バンドインタビューを読んでみて色々納得した。
インタビューで言ってることがはっきりしている人は尊敬する。

 

と「小生田淵がよく喋る2021年8月」で田淵が熱量を込めて話してて、下記のインタビューを読んで、これはしっかり考えて音楽を作っている人たちなんだなと信頼できる。

 

spice.eplus.jp

 

Vo.堀胃あげは(名前が最高だな)の作り出す音楽をバンドという形で出力するということで、確かに弾き語りでも存分に通用するだろうなという曲が多い。優しい曲が多い、優しさを感じられるような曲が作れるということは今まで、たくさんのしんどい思いをしてきたんだろなと勝手に邪推する、くらいに音楽が優しい。そして堀胃あげはの歌声が本当に素晴らしくて、この歌声を生で浴びたら日々の緊張した心が解されていくんだろうな、と今からわくわくしている。

 

Kokkaque

Kokkaque

  • 黒子首
  • J-Pop
  • ¥2241

music.apple.com

 

 

3,084歩