眠たげな猫の傍で

眠たげな猫の傍で

世界の果てで眠っていたいな

2021年8月9日(月)

お盆休み3日目

 

多分鬱なんだろうな、という感じの気分。思考がまとまらない。一つの物事を時間をかけて考えられない。読書してても中身がほとんど入ってこない。気づくと地べたに寝そべっている。ぼうっとする時間が多い、多すぎる。晴れているのに、どうしてこうなった。鬱モードだという認識はあるが、ではそのモードを変化するにはどうすればいいのかが分からない。そういうことは鬱ではないときに考えておくべきで、鬱モードになったらそんなことを考える余地はない。ただ時間がのっぺりしているだけ。のっぺりした時間がだらだら続く。現実世界で生身の人間と会わないとこういう状態になるのだろうかという仮説を立てるが、いや、それは関係ないのではないかとすぐに一蹴する。うまくいかない婚活のストレスか、それともコロナ禍の鬱々とした世界に心があてられたのか。分からない。私にできることは、鬱モードが薄らぐのをじっと待つことだけ。

 

 

鬱モードが薄まるのをじっと待っていた。ちょっとだけ外を歩いてみたけれど、精神状態はさほどよくならない。暑い、暑いは鬱陶しいという感情だけが頭に張り付く。家に帰ってすぐにシャワーを浴びて、それからものっぺりとした時間だけが続く。最近は鬱になることが少なかったから、こういう期間を体験するのは大事なのかも、とまともに考えられない頭が勝手に考え始める。いいわけないだろ。

 

 

夜になって、夕飯に2人分の素麺を食べて、お腹いっぱいの状態で保坂和志の本を読んでいて、久しぶりに彼の文章を読んでいて、その思考の奥行きと幅にうっとりして、夢中になって読み耽る。彼の言っていることはいちいち面白くて、文章を読み、なぜこんなことを言っているのだろうかと考えて、でも分からなくてまた文章を読み進める。その作業のあまりの幸せ加減に、先ほどまで鬱モードだったことを忘れる。1時間ほど集中して読んでいると、ふっと精神が軽くなっていることに気づく。そのままの調子が少しずつ戻っている頭でUNISON SQUARE GARDENの「Normal」を初めて観る。最高すぎるセットリストなんだよな。ライブではほとんど見えない、メンバーの表情の豊かさにニヤニヤしながら、気持ちいいところをずっと突かれて、どうにかなりそう。こんな素敵なライブをしてくれるロックバンドと同時代に生きていることを誇らしく思うし、彼らのライブに参加できる事実に震える。「CIDER ROAD」のリバイバルツアーが終わったら、待ちに待ったベジーのツアーが始まるし、そのツアーが終わっても彼らのことだから、ライブをじゃぶじゃぶやってくれることだろう。ああ、もうほんとうに幸せで幸せで、ユニゾンを知ってからずっと幸せなの、幸せでしかない。気づいたら24時をとっくに過ぎていて、でも目の前のライブ映像に釘付けで、本編をまるまる観てしまって、満足した心を布団にくるんで明日へと向かうのだ。

 

 

 

歩数:測定不能