眠たげな猫の傍で

眠たげな猫の傍で

世界の果てで眠っていたいな

2021年8月8日(日)

お盆休み2日目

 

この間たくさん本を買ったのに、日曜日だから、ポイントがたくさんつくから、とどうでもいい理由で新宿に行って、いつもの本屋でいつものように本を見る。幸せ。本屋デートがしたい。お互いにお気に入りの本を、相手が気に入りそうな本を選んで、それを贈るデートがしたい。そういうデートを送れるような人生が良かった。良かったじゃない、これからそういうデートができるように努力して相手を見つければいいだけだろ。でも、婚活をしててふと思う。今までの生活における恋愛と順序が逆で、婚活ってのはそれで利益を享受しているあっち側の人間の策略で、そういったことをうんうんと悩みながらしててもまともに恋人で出会えるわけがなくて、そういう特殊な状況に挑むのではなく、自然な出会いの中から生まれる他者への好意、例えば或るサークルに入って、最初の方はあまり話さなかったけれど、或る日、同一の趣味を嗜んでいることに気づき、活動終わりに喫茶店でお茶をしながら話す。こんな人間だったんだ、サークルで活動しているときは全然気づかなかったよ。サークルがない日はこまめに連絡を取り合う。共通の趣味が音楽だとする。今度Zepp Tokyoでカネコアヤノのライブをするんだって、良かったら一緒に行かない?......そういう感じでどんどん仲が深まっていき、あれ、毎週のように会って何時間も話してて、それがむっちゃ楽しいんだったら付き合ったらいいんじゃない、そもそももうこれは既に付き合っているのではないか?という、そんな妄想を抱いているとあっという間に年月が過ぎ去っていくんですよね、はい。

 

 

<購入した本>

E.M. シオラン「生誕の災厄」
「新潮 2021年09月号(創刊1400号記念特大号)」
筒井康隆「あるいは酒でいっぱいの海」
柳美里「新版 窓のある書店から」
神林長平オーバーロードの街」

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21時半から瑠璃さんと久しぶりの電話。彼女の職場はお盆休みがないので、今日は3連休の中日にあたる。瑠璃さんの兄姉は既に結婚しており、姪っ子が実家に来ていたので、GWぶりに姪っ子に会って癒されたとのこと。終始彼女のトーンは明るくなく、それは実家の、今は自分の部屋ではない場所から電話をしていたからだと思う(あとは疲れてたのかな)。今日話していて分かったことは、相手のテンションが低い、また会話に対して乗り気でないと、それを敏感に察知して場を盛り上げるのが難しいなと勝手に判断して、無難な、してもしなくてもどっちでもいいような話題を持ち出してしまいがちなところが自分にあるということ。相手のテンションなんて知らないよ、せっかく話しているんだから今日この瞬間でしか話せないような、楽しくて実りのある話をしようよ、という意気込みで話して、暗かった相手の気持ちを少しは明るくできる人間が人から好かれるのかな、どうなんだろう。人間に対してほとんど興味を持ってこなかった人間なので、どういった振る舞いをすれば相手から好かれやすいのかなんて今までの人生でほとんど考えてこず、そのツケが今更になってきている感じが強い。30分弱、当たり障りのない話をしたのだが、もともと会う予定だったけれど、コロナが酷くなってきたから会うのはやめようと話していた今度の木曜日、いつになったらコロナが収まるかなんてわからないし、密閉された空間でないところ、例えば開けた場所で散歩しながら話すのだったらいいんじゃないかという話をして、なんとか木曜日に会う約束は取り付けた。しかし残念なことに、今度の木曜日はおそらく雨なので、公園とかで散歩しながら話すのは現実的ではないよな。ということで、公園の近くにある、空いてそうな喫茶店で話しましょう、という結論に至った。至ったのだが、木曜日に確実に会えるかどうかはまだ確定していない。彼女が勤めている職場の人の家族がコロナの濃厚接触者になっていることが金曜日に判明して、現在、職場の人がコロナにかかっていないかを確認している。だからもし職場の人がコロナにかかっていたら当然だけれど木曜日の約束は果たされないよね、ということになった。瑠璃さんとやり取りをしてもう1ヶ月が経つけれど、やっと会えるチャンスがやってきたというのに、ぎりぎりまでハラハラさせてくるの、いろんなハードルをあげさせてきてて、もう織姫と彦星状態なんじゃないか、とぼおっとした頭は馬鹿なことを考えている。反省しないといけないのは、今日の電話で話すことはある程度想定していたのだけれど、それは彼女のコンディションが良かった時用の想定で、コンディションが悪かった時にそんな話されてもあまり盛り上がらないよね、というので、今日の会話ははっきり言って全然盛り上がらなかったし、盛り上がらなかったことは彼女にも伝わっていて、今日の会話の感じから、「(私)さんと私は相性が良くないのかもしれないのかな...」なんて不安に感じさせてしまっているかもしれない。そんなことは特に考えていない、今はコロナの濃厚接触者になっているかどうかが自分にとっての最重要事項なんだよ、とかなんとかかんとか。今日の電話、正直いらなかったかな。でも今日の電話が無かったら瑠璃さんが今置かれている状況や、コロナに対する考え方を知ることがすぐには出来なかったので、電話をして損はなかった、でも準備が甘かったよなと反省させられる電話になった。木曜日、実際に会って話すときに失敗は許されないので、今からどんな話題を振ればいいのかを熟考し、でも考えてきた話題だけを出すのではなく、その時の雰囲気に合った話題をテンポよく出せればいいな、その時になってみないといろいろ分からないな、婚活ってめんどくせえな、家で一人、のんびりと読書してる方が何十倍も幸せだよな、とか思ったりした次第です。

 

 

5,101歩