眠たげな猫の傍で

眠たげな猫の傍で

世界の果てで眠っていたいな

2021年7月31日(土)

今日は特に予定がない。予定がないけれど、外に出て少しは体を動かしたい。電車を乗り継いで、新宿西口の本屋で欲しいと思った本を躊躇することなく購入する幸せ。結婚したらこういった贅沢ができなくなるのだろうか。結婚はおろか、恋人すらいない人間の妄言は傍から見たら相当に寒い筈で、だからこういった考えは外に出さないようにしている。外に出すような相手はいないのだけれど。

 

 

<購入した本>

熊代亨「何者かになりたい」
武田砂鉄「偉い人ほどすぐ逃げる」
「文藝 2021年秋季号」
西井開 「「非モテ」からはじめる男性学
一條次郎「ざんねんなスパイ」
サイモン・シン「数学者たちの楽園―「ザ・シンプソンズ」を作った天才たち―」
今村昌弘「屍人荘の殺人」
米代恭 「往生際の意味を知れ!(1)~(3)」

 

 

そのあとはまっすぐ家に帰り、のんびり家で過ごす。友達がたくさんいて、その誰とも親密にやっていきたいと思っている人間はせっせと友達メンテナンスを行っているのだろうか。四方八方から送られてくるメッセージに丁寧に返し、次はこの日に会おうね、じゃあその次はこの日かな、とかやっているうちにも人生のリミットは刻一刻と迫っていて、こんなことをするために生きてていいんだっけ?と疑問に思う人も少なからずいるはず。私は友達が少ない、というかほぼほぼいない人間なので、平日も休日も全力で自分のしたいことをしている。それが切ないとか寂しいとか、そういった感情が起きないわけではないけれど、大切な時間を割いてまで相性の良くない相手と会って話したいと思わない、そこで発生する負の感情を他の事で発散させるくらいなら、いっそのこと縁を切ってしまえばいいと思う。でもその相手が同じコミュニティに属していたら、そう簡単に縁を切るのは難しいのかもしれない。人間の悩みの大半は人間関係だと誰かが言っていたけれど、私はそういったものから解放されつつある。人間関係と言っていいのか分からないけれど、現在進行形の婚活はちょっとしんどくて、好きでもなんでもない相手を好きになる作業、仮にこちらが好きになったとしても相手がこちらを好きになるとは限らない、そんな不毛な時間を過ごすくらいならもう一人でいいやという気分になっている。新しく誰かに「いいね」を送ることはしなくて、今かろうじて繋がっている人間に対してちょっとだけエネルギーを割こうかなという気持ちだけ辛うじてある。でもコロナがまたひどくなってきているので、異なるコミュニティに属する人間と会うことはリスクを伴う、コロナに感染してしまうかもしれないリスクを負ってまで今婚活する必要はあるのかな、そもそも自分、本当に結婚したいのかな?結婚っていうのはたぶんそこまでしたいとは思っていなくて、結婚の先に存在している筈の子ども、自分の子どもに出会うために婚活を頑張っていて、でも本当に子どもが欲しいのかな、子どもができたら自分の時間が根こそぎなくなってしまう、本当にあなたは覚悟を持って子どもを育てられるのか、と問われたら100%イエスと答える自信はない。結婚とかそういうの、もう正直どうでもよくなってきていて、自分が楽しいと思えることをずっとしていたいし、それをしていることを他人に非難されたとしても、あなたにとってのスタンダードと私にとってのスタンダードが違うだけで、あなたにどうのこうの言われる筋合いはないじゃんかよ、と華麗に言い放ちたい。

 

 

23時くらいに地元のグループLINEの通話が始まって、いつものように無視していた。すると先輩から「たまには入ってこいよー」と来て、それを無視するほどのメンタルは持ち合わせていないので、凄く久しぶりに彼らと会話した。お笑いに対してシビアな人が多いので、面白い話をしなくちゃいけないと勝手に思ってて、だからなかなか入りづらかったと先輩に伝えると、いっつもくだらんことしか話してないから、気楽に入って来いよと言ってくれた。前に話したのがいつかは忘れてしまったが、今年で31歳の先輩はだいぶやつれいて、生気をあまり感じられなかった。「来年、係長になるんだわ」と言う先輩の顔には喜びの感情は浮かんでいなくて、どちらかというともう抜け出せない仕事に対して辟易している、あらから自分の未来が決まってしまっていることに対して退屈そうな、窮屈そうな感じを受け取った。一方、今年の2月に結婚式を挙げた同期もそこまで元気そうな感じではなく、日々の労働や結婚生活に疲れているような感じを受け取って、せっかく久しぶりに話すんだから楽しく話そうよ、と思っていたが、私自身もそこまで元気はあるほうではなかったので、このテンションでよかったのかもしれない。話した内容は次の日の夕方には忘れてしまいそうな、本当に他愛のないものばかりだったのだけれど、それでも久しぶりに彼らの声を聴けたのは嬉しかったし、こんなに話しやすい感じなら今後もちょこちょこ参加したいなと思った。最後の方はみんながいい加減な感じになっていて、疲れた、眠い、寝よう、ということで26時過ぎにお開きになった。ちょっとだけ興奮した頭ではすぐに寝付くことは出来なくて、30分ほど布団の中でうだうだしてようやく眠りに就くことができた。

 

 

4,435歩