眠たげな猫の傍で

眠たげな猫の傍で

世界の果てで眠っていたいな

2021年7月23日(金)

昨日のデートの余韻、というよりも疲労の色があまりにも濃かったので、いつものように朝の8時には起きたのだけれど、眠っ、まだ寝てたい、身体は鉛がぶち込まれたように重たくて、頭は正常な判断が出来そうになかった。何度か寝る。寝るたんびに変な夢を見る。それを現実に見立てて、悦に入る自分が気持ち悪く感じられる。室内はキンキンに冷やしていたので、何度目かの起床で、寒っ、と震えて室温を上げる。13時過ぎにようやく体を起こすことが出来て、でもまだ身体はもやっとしたものが残ってて、でもそれは不愉快なものではない、美鈴さんとたくさんのお話をして、そのなかでいくつか自分の中で答えが出ていない問いがあって、それは今まで自分の人生で考えてこなかった問いで、美鈴さんと話さなかったらおそらく今後も考えることのなかった問いだったので、彼女との昨日のデートは非常に有意義というか、話しててストレスを感じない人との会話は私の心をぐっと掴んでくれるのであった。そんなことをだらだら考えながら、昨日は本屋に行ったけれど気づいたら閉店してしまって買えなかった本を買いたい、だから外に出ないといけないのだけれど、外に出る元気があるのかなあるのかな、と不安に思いながらグータンヌーボを見てだらだらして、お腹が徐々に空いてきて、せっかく外に出るのなら外食しようと思い立ち、13時半過ぎに家を出る。

 

 

暑っ、昨日はそこまで暑く感じなかったけれど、今日暑っ、と心のなかで愚痴をこぼしながら駅へととぼとぼ歩く。新宿へと向かう電車は行ったばかりで、10分ほどぼーっとしてる。飲み物を持参してなかったので、ぼーっとしていく頭、これは疲れのせいでぼーっとしているのか、暑さのせいでぼーっとしているのか、その両方なのか、それともそれとはまた違った原因でぼーっとしているのか、ぼーっとしている頭ではまともに考えることが出来ず、気づいたら新宿に着いていた。

 

 

一応、緊急事態宣言が出てるんだよね?と疑いたくなるほどの人出で、でもそれは私も同じだった。もはや今、宣言が出てる実感がなくて、そんなことはあまり意識してなくて、それよりも今まで我慢してきた分を取り戻すというほど躍起にはなっていないけれど、今まで全然遊んでこなかった分をこの連休で取り戻す、という人が多いのだろうか。私はもう最近はずっと遊んでばかりなのでそういった意識は薄くて、今日は本を買いたい、あとは美味しいごはん食べたくて外に出たけれど、人がたくさんうろうろしてることにはまだ抵抗があって、新宿だからかマスクを着けないで大声で話している人がたくさんいて、一瞬だけ目眩で倒れそうになった。それでも前に進むことが出来たのはあまりにもお腹が空いていたからだろう。

 

 

炎天下の新宿西口を歩き、9日前に来た汁無し坦々麺のお店へ。14時を過ぎているけれど、そこそこ人が入っていた。いつもと同じメニューを頼み、運ばれてきたそれを貪るように食べる。美味しい。家の近くにあったらもっと頻繁に来るのに、新宿の西口のちょっと出たところという立地がなんとも憎い。

 

 

その足で西口の本屋で好きなだけ本を買って、ほくほくしながら家に帰る。

 

 

<購入した本>

本谷有希子「あなたにオススメの」(サイン本)
武田砂鉄「マチズモを削り取れ」(サイン本)
成毛眞「決定版 HONZが選んだノンフィクション」
穂村弘「これから泳ぎにいきませんか」(サイン本)
千葉雅也・山内朋樹・読書猿・瀬下翔太「ライティングの哲学 書けない悩みのための執筆論」
多和田葉子「溶ける街 透ける路」
多和田葉子「穴あきエフの初恋祭り」
新城カズマ「日本SFの臨界点 新城カズマ 月を買った御婦人」
群ようこ「しない。」
土屋 賢二「不要不急の男」

 

 

家に帰り、ぼおっとして一日が終わる虚無。虚無が止まらない。

 

 

1,757歩