眠たげな猫の傍で

眠たげな猫の傍で

世界の果てで眠っていたいな

2021年7月14日(水)

在宅勤務。やる気なんてさらさらない。昨日はよふかしをしなかったので体はそこまでだるくない。でもやる気はない。健全だと思う。こんな仕事に対してやる気を出していたら、そっちの方がどうにかしていると思う。今日もはっきりしない天気で、でも今週の金曜日には晴れ、その後はずっと晴れなので、梅雨明けは目前まで迫っている。梅雨の間は外干しできないので、部屋干しの臭いが部屋中に充満したり、部屋干ししている洗濯物がなかなか乾かなかったりして、それはそれは嫌な思いをしてきた。今年の梅雨は例年に比べて長かったのだろうか。そんなことはどうでもいい。今私の一番の関心ごとは恋愛で、婚活である。元彼女のことを忘れたい一心で前のめりに始めた3度目の婚活であるが、過去2回の婚活に比べて順調に駒を進められていると思う。既に何人かの女性と電話をしたり会ったりしてて、でもそのどれにもしっくり来ていない。が、今絶賛やり取りしている女性は(おそらく)私に対して好印象を抱いていて、積極的にメッセージのやり取りをしている。今度の土日に二人の女性とお茶をしながらお話しするので(日曜日のお茶は延期になった)、そのどちらかといい感じになればいい。土曜日に会う女性は猛烈に音楽を愛していて、そのぶぶんで共鳴しているのが心の底から嬉しい。もし恋仲にならなかったとしても、音楽友達として仲良くなれればいいと思う。彼女の好きな音楽は私の聴いている音楽とは若干異な、、カントリーであったり昭和歌謡であったりするが、その辺の音楽に関してはいずれ聴きこんでいきたいと思っていたので、この機会に聴いてみるのもいいかもしれない。彼女が今年の末にライブに行く予定のアーティストは存在は知っていたがそこまで熱心に音源を聴いていたわけではなかったので、この機会に聴いてみたらなかなか骨のあるアーティストで、彼女と仲良くなる云々ではなくて個人的に聞きこんでいきたいと思える素敵なアーティストであり、それがとても嬉しい。こういうきっかけで自分からは興味を持たなかったアーティストに興味を持っていくという過程が面白いし、そういった行動で聴いている音楽の幅が広がっていけばいいと思っている。しかし、心配なのは実際に彼女と会ってどのような話をするのかということ。音楽が好きな人同士って、どんな話をしているんだろう。私もこれまでの人生で、音楽を好きな人にはちょくちょく会ってきたけれど、相手がそこまで熱量の高い感じではなかったので、上辺の話しか出来ずにもやもやしていた。でもいざ本気で音楽を愛している人と話をする機会が設けられて、一体何を話せばいいのだろうか。たぶん話す内容に正解とかなくて、例えば「どういった音楽を聴いて音楽にのめりこむようになったのか」とか、「音楽を聴けば聴くほどどんどん聴きたい音楽が増えて、時間が足りない」とか、「このアーティストはこのアーティストに影響を受けてて、で、この間対バンしたんだけれど、そのライブが本当に素晴らしくて。お互いがお互いをリスペクトしているのがひしひしと伝わってきて...」とか、そういう話でもいいと思う。私はユニゾンとかピロウズとかw.o.d.の話をしたいのだけれど、異なる範囲の音楽好きの彼女はおそらくそのあたりは聴いていなくて、だからその辺の音楽を話してもぽかーんとするだろう。でもそのアーティストの音楽やライブから抽象的なぶぶんを抽出して、それは他のアーティストにも当てはまることが多く、だから具体的な話よりかは、抽象的な話に持って行った方が話が盛り上がるんじゃないかな、とか考えているが、いざその場面になってみないとどのような話が二人の間で盛り上がるのかは分からなくて、だからある程度の準備はしていくけれど、その時の雰囲気に合わせて話を進めていくのが肝要だろう。

 


そんなことを考えていたら昼休みになっていた。仕事とは......。図書館に行き、長い間待っていた「ブルシット・ジョブ クソどうでもいい仕事の理論」を借りる。外は湿気が凄い。凄すぎて、ちょっとの間しか外にいないのにくらくらしてくる。すぐに家に帰って昼食を済ませ、軽く仮眠を取る。昼休みギリギリまで寝る。このまま夕方まで寝ていたいな。昼休みが終わってもぼおっとした頭が続いていて、仕事がなかなか進まなかった。進めるべき仕事はほとんど残っていなかったのだ。新しく供給された数字の羅列を眺めながら、違和感を感じるところを抽出して、そのデータを圧縮して本部に送る。数分で結果が返ってくる。「承認」というポップが画面に表示されたので、私の今日の仕事はおわったようなものだった。あとは簡単な電話対応、それと狂った数字を再び眺め、どこがどうおかしいのかを検証していたら定時になった。こんな仕事をいつまでも続けていてはいけないような気がする。マッチングアプリで出会った瑠璃さんは今働いている仕事にやりがいを感じていて、仕事について話しているときの彼女は全然緊張していないように感じられ、本当に仕事が好きなんだなと話を聞いているこちらも嬉しくなる。彼女が今就いている仕事は対人関係を軸としたサービス事業で、そのような仕事に興味を持ったのは中学生のころ。詳細は省くけれど、とある出来事でその仕事に興味をもった瑠璃さんは、苦手だった勉強を頑張れるようになり、行きたかった大学に行き、就きたかった仕事に就けて、充実した生活を送っている。仕事は遅くまでしてて、18時に利用者のサービスが終わり、そこから会議や書類作成などをして、21時くらいまで会社に残ることがざら。そこから車で家に帰り着くのが22時過ぎ。最低限のことを済まし、23時にはくたくたでいつもばたんきゅーだとのこと。平日はとても忙しいので、平日に瑠璃さんからメッセージが返って来るのは朝の6時で、そんな時間には既に起きてて、夜遅くまで働いている彼女のことを尊敬するし、平日にそんな多忙な時間を過ごして、休日はしっかり遊べているのだろうかと不安になる。平日の疲れを癒すために、休日の殆どはほぼほぼ家に籠っていたりしないだろうか。まだ恋人関係になっていないからそんなことを考えるのは尚早なんだろうけれど、そのへんのことも想像して話すことで、彼女も少しは心を開いてくれるのではないかと思う。

 


「私、良いように扱われることが多くて...」と瑠璃さんは話す。彼女はあまりにも優しすぎる性格で、その性格が仇になる、歴代の彼氏からは「釣った魚には餌をやらない」言動を日々繰り返されて、それでも優しい瑠璃さんは彼氏との関係を続けていた。今までの彼氏とはどのような結末を迎えたのかは知らないが、一番最近の元彼氏は彼女の仕事に対して嫌悪感を抱いていて、よくそれについて彼女が嫌な思いをするような発言を繰り返していたそうだ。それでも瑠璃さんがそいつと恋人関係を続けていたのは、瑠璃さんとそいつが同じ職場で働いていて、別れると仕事に支障が出てしまうから、とのことだった。その後、職場を変えた瑠璃さんは実家の埼玉に戻り、元彼氏も職場を変えて群馬県に転勤になったので、暫くは遠距離恋愛が続いていた。それでも週に一回は会うようにしていたが、ある日、元彼氏の決定的な言動でそいつと別れることを決断した瑠璃さん。結局、4年半も付き合っていたそうだ。日々、暴言を吐かれていたのに、そんなにも付き合いを続けていたのは、それでも元彼氏にも良いところがあったからだろう。......一体私は何を書いているのだろうか。そういうことを電話で聴いて、「それは別れて正解だよ。もっと早くに別れればよかったかもね」なんて言えず、「そうなんだ...」と、言っても言わなくても現実世界に影響を与えないような言葉しかかけてあげられなくて、だから私は今でも恋愛に対して憶病になってしまうのかもしれない。

 

 

bigpopmonster.hatenadiary.jp

 

 

元彼氏がしつこく瑠璃さんにつきまとっているというのが気になって仕方がなく、仕事の休憩のときに無理言って電話させてもらった。今回が彼女との2回目の電話で、前回は話すたびに吐息がたくさん漏れていたけれど、今回は全然漏れていなかった。仕事中で神経が張っていたのか、それとも2回目の電話で緊張がほどけたのか。話せる時間は短かったので、婉曲に訊くのではなく、真正面から訊きたかったことをどんどん訊いた。

 

 

別れ話はきちんとしたのか
→元彼氏に決定的な酷いことを言われたので、「もう無理」と一方的に別れを告げた。話し合いはしたが、元彼氏は納得していなかった。しかし、自分が犯したことの重大さを元彼氏は理解していたので、渋々別れた。

 

別れて半年は一切連絡はしていなかったが、半年後に共通の知人から「元彼氏が瑠璃さんとご飯を食べたい」と知らされる

 

瑠璃さんは元彼氏に対して未練はないのか
→別れた直後は(別れたのは正解だったのかな)と思うことはあったが(4年半も一緒にいたから、情が湧いていたのだろう)、元彼氏がしたことは彼女の大事なぶぶんを傷つける最低な行為で、そんなことをする幼稚な人間とやり直したいとは思わない。復縁を迫られても、恋愛感情は一切残っていないのできっぱり断るし、そもそも会いたくない。

 

今後も元彼氏はしつこく瑠璃さんに付き纏う可能性はないのか
→最低限の常識は持ち合わせているので、今後はもうないと思う。共通の知人からは元彼氏から「会いたい」という話を時折聞かされるが、もうそのような話を私の所に持ってこないでと言っているので、最近はそのような話は一切聞いていない

 

 

彼女は事実を包み隠さず、訊いたことに対して素直に答えてくれた。まだ元彼氏は瑠璃さんに未練があるようだけれど、犯罪に手を染めるようなヤバい人間ではない。共通の知人も元彼氏の瑠璃さんへの未練は鬱陶しいと感じていて、取次ぎをこれからも頼まれたとしても、瑠璃さんは新しい人生を進もうとしているので、今後は一切取次ぎしない。

 

 

瑠璃さんにとってはまだ瘡蓋が完治していない、あまり開示したくないことだったはずなのに、真摯に答えてくれて、彼女の思いをしっかり受け止めた。もし元彼氏が瑠璃さんに対して嫌がらせをするようなことがあったら、それを阻止し、今後一切彼女に関わるなと警告するのが彼女の新しい恋人の役割だろう。その新しい恋人に私がなれればいいなと思っている。

 

 

20分ほど電話をして、「そろそろ仕事に戻ったほうがいいんじゃない」と促すと、「そろそろ戻るね」と返してくれた。「訊きたいこと、思い出したくないこともたくさん話してくれてありがとう。安心した。これで瑠璃さんに対してしっかりとアプローチすることができるよ」と言うと、急にたくさんの吐息が漏れていた。そんなところも可愛いと思った。

 

 

そんな幸せな時間を過ごしてしばらくは頭がぽわぽわしてて、でも今日も懸命に一日を生きたので、体と頭はくったくたになっていて、まだ24時になっていないのに眠くなって、布団に寝転がったらあっという間に朝だった。

 

 

4,181歩