眠たげな猫の傍で

眠たげな猫の傍で

世界の果てで眠っていたいな

それでもまだ恋愛をしたいと思うよ

元彼女に酷い振られ方をして、当分は、というかもう恋愛はいいやと思っていた。

 

 

恋愛をするには才能がいるだなんて、ついさっきまで精神を拗らせていた。

 

 

何気なくいいねを送って、気づいたらマッチングしてて、長文メッセージを送ってもそれと同じ量のメッセージ、それも血の通ったメッセージをやり取りをしていると、「ああ、人とコミュニケーションを取るのは楽しいな」と素直に思えた。

 

 

その人はどうも男運というか恋愛運みたいなものから見放されていて、マッチングアプリで知り合った男性に騙されて、結婚相談所で出会った男性にも騙されて、それでもまた新しくマッチングアプリを始めた。文章を書く事を生業にしている人で、言葉の一つ一つに言葉をきちんと選んでいる跡が残っていて、この人は文章を愛している人なんだな、とやり取りしてて嬉しくなった。

 

 

マッチングアプリに登録しているような女性の大半は、私が質問して、「◯◯です」としか答えない受け身の女性が多い。普通のコミュニケーションだったら、どんなふうに◯◯が好きなのか、プラス私に対して質問をしてくるもんじゃないの?そんな対応ばかりしてたら、誰とも繋がることなんて出来ないと思うんだけれど。それとも私にはそこまで興味がないから、そんな風にしか接することが出来ないの。そうならば、お互いに時間の無駄になるからさっさとブロックしてくれないかな。

 

 

マッチングアプリでは上記の女性が大半を占めてて、だからもうアプリをやりたくないと思っていた。でも今日の夜にやりとりが始まった女性とはなんだか気が合って、それは相手のことをきちんと考えられる女性だから私が勝手に勘違いしているのかもしれないけれど、それでもこの世界のどこか、東京なので一回くらいはどこかですれ違ったかもしれない、そんな人が存在している事実だけで私はとても救われている。散々マッチングアプリに馬鹿にされて貶されてきたけれど。

 

 

マッチングアプリに救われる夜がある。