眠たげな猫の傍で

眠たげな猫の傍で

世界の果てで眠っていたいな

恋愛は才能

呼吸をするように恋愛をする人がいる。ご飯を食べるように、シャワーを浴びるように、恋愛をする人がいる。その人たちにとって、誰かと恋愛関係になるまでのあれこれを苦には思わないだろうし、何気なく行っているのだろう。会話であったり、気遣いであったり、相手のことを考えることであったり。

 

 

ここ数ヶ月の恋愛、失恋、そして再び婚活をしてみて思ったのは、私は恋愛には向いていないということ。マッチングアプリで淡々と異性の写真を見続けるのは苦痛以外のなにものでもないし、運良くマッチングした相手とメッセージのやり取りをするのもただただ苦痛である。そもそも私は人と会話をすることが苦手で、仲の良い友達との会話ですら偶に「面倒だな...」と思うことがあるわけで、そんな人間が昨日まで赤の他人だった人間と会話をすれば、そりゃ精神が削られるよな、という話。

 

 

特にマッチングアプリは女性の方が優位なので、こちらがなけなしの興味関心を持って女性に接しないと相手から「切られる」だけである。そこまで好きだと思っていない、そんな女性に対して「恰もあなたにとても興味関心があります。あなたのことをたくさん教えてください!」なんてこと、ずっとしてたら頭がおかしくなりそう。マッチングアプリに棲息する女性特有なのかは知らないが、こちから必死に会話を振っても、大抵は芯のない一言しか返ってこないし、こちらに対して質問はない。そんなやりとりが5回くらい続いて、もう私は駄目だ、これ以上この女性とやりとりをしてても自尊心がごりごりに削られるだけだと危機感を感じ、さっとメッセージの交換をやめる。

 

 

もういいや婚活。もういいや結婚。そもそもそんなに結婚したかったっけ。周りが一気に結婚して、それに焦って「自分も自分も」となっていただけじゃないか。マッチングアプリからの通知を無視して、一人だけの、自分だけを満足させる時間を昨日の夜は過ごしていて、私はようやく落ち着きを取り戻したし、生きている実感が湧いた。うん、もういいや。婚活はやめよう。良い相手がいたら頑張るかもしれないけれど、今はもう相手を探す努力すら鬱陶しいと感じる。今はただ、自分を喜ばせることだけをしていたい。たくさんの本が私を待っているので、それをとことん読み耽って、たくさんのドラマが待っているので、それを飽きるまで観て、たくさんの音楽が待っているので、それを聴き続けてひたすらに気持ちよくなろう。

 

 

当分は恋愛は、婚活は、他人とのあれこれはいいや。