眠たげな猫の傍で

眠たげな猫の傍で

世界の果てで眠っていたいな

2021年6月17日(木)

昨日は最近の私としては比較的早い時間に寝られたくせに、朝はぎりぎりまで睡眠を取っていた。と言ってもずっと寝てるわけではなくて、朝の6時には目が覚めていて、でもまだ起きるのには早いので布団の中でうとうとしてたら寝てるという塩梅である。そんなことを何度か繰り返していて、アラームが鳴っているのに平気で無視していて、部屋が急に静かになって、あれ、やばくないか、と時計を確認したら仕事が始まる15分前だった。今日在宅勤務で助かった、と胸を撫で下ろしながらそそくさと準備を済ませ、パソコンの前に座る。仕事の時間になって、ディスプレイに表示される色とりどりのアイコンをテンポよくクリックしながら、適宜電話で相手の状況を確認しながら順調に仕事を進めていく。途中、今まで出合ったことのない事象に遭遇し、冷静に過去の事象を照らし合わせながら作業を進めると合格ラインに到達したので、すぐにメンバーに情報を共有し、二度と同じことが起きないように注意を払う。朝はひどく雨が降っていたが、お昼に近づくにつれて雨は小降りになっていき、お昼休みの時間には雨はほとんど止んでいた。それでも外に出る元気はなかったので、お昼休みの時間はずっと家でごろごろしていた。

 

 

お昼はご飯に納豆と豆腐をのせたものを無心で食べて、後の時間は仮眠を取った。あれだけ睡眠を取ったのにこんなにも眠たいのは、質の良い睡眠が取れていないことの証である。もうちょっと早い時間から寝ないといけないし、寝る前にスマホや音楽など、刺激の強いものの摂取は控えるようにして、マットレスをより質の良いものにしたほうがいいだろう。最近はまたスマホを隙あらば弄るようになっていて、ネットに転がっている、知ったところでどうしようもないような情報をだらだら読んでいて、ああ、こんなことしてるより買った本を読んだ方が良い時間の過ごし方なのにな、そんなことはとっくの昔から分かっているのに、精神状態が良くない時はついついインスタントなものを摂取しがちで、そういったものを摂取しすぎることで精神状態がより悪くなってしまうので、もうスマホは捨てた方がよさそうだ。現状、スマホで連絡を取っているのは彼女と家族くらいなので、連絡はパソコンから取るようにして、スマホは売り払ってしまい、余計な、生きるには寧ろ邪魔な情報は頭に入れないようにしないと、どんどんと精神状態が悪化して、高校生の頃のような、行き場が、生きる場所がどこにも存在しないような、そんなところまで追い詰められてしまうだろうな。

 

 

ふと、昼休みに外で散歩をすればよかったかな、という考えが浮かんで、その考えは至極まともな考えだった。ほぼ一日中家にいて、碌に体を動かさないせいで、夜は眠れずに苦しむことになる。在宅勤務ですることがないと、とにかく余白の多い時間が私の精神を蝕んでいく。夜はあれだけ音がしているのに、昼間はしんと静まり返っている室内で、ふっと意識を緩めると途端に目の前の仕事が馬鹿馬鹿しく思えてきて、なんで今目の前の、よく分からない仕事に取り組んでいるんだろ、これ、わざわざ人間がやらなくても、Excelで多少複雑なマクロを組めば、時間も淡色されるし、なにより精度が高い成果物ができるのに。いつまでも人力でこなしているのは、マクロを組んでしまうと仕事を失って、路頭に迷ってしまう人が出てしまうからだろう。「これ、わざわざ人間がやらなくてもいいのに」と思う仕事の奥には、いつまでも同じ仕事にしがみついている人間がいて、その人にも養っていかなければいけない家族がいて......、というのはその人の都合で、さっさと他の有意義な仕事が出来るようになっておかなかった自分が悪いんじゃないの。いつまでもくだらない仕事を引き継いでいくのになんの意味があるんだろうか。ふと天井を見上げると、軽い眩暈がして、ちょっとだけ目を瞑る。

 


他に書くようなこともないので、仕事が終わりました。そのあとに、姿見で自分の髪を眺めていると、ちょっと長いというか、この髪の長さをうまく生かせられるほどの技量というものが私にはなく、ちょっとだけ鬱陶しく感じていたので、近所の美容院に行って髪を切ってもらうことにした。18時を過ぎていたので、どうだろう、ちょっと混んでいるかな、と恐る恐るお店に入ると客は一人しかいなくて、店員もその一人に対応しているだけだった。私の存在を認識した店員が、「池下さん、新規さんでーす」と甘えた声を出し、すると店の奥から初対面の、わりかしシュッとした感じの男が出てきた。「池下です、宜しくお願いします」とその人は挨拶をして、椅子に座る。「今日はどんな感じで?」と質問されたので、「夏っぽい、う~ん、爽やかな感じでお願いします」と非常に抽象的な返答をした。「了解っすー」と軽く相槌をうった池下さんは、今まで経験してきたどの美容師よりもいろいろなぶぶんで優れていた。ただ、爽やかな感じの次に「ベリーショートで。今の長さの半分で」と軽いノリで言って、結構髪を切られている感じがあり、髪を切り終えて、鏡を見て、どこのお坊さんだろうかと不思議に思った。もっと慎重に事を進めないといけないよな。

 

 

あとはいつも通り。明日へ続く。

 

 

911