眠たげな猫の傍で

眠たげな猫の傍で

世界の果てで眠っていたいな

2021年6月12日(土)

朝早く起きて、新宿へ向かう。今日は名古屋でSIX LOUNGEのライブがあり、それを観るために名古屋へ行くのだ。最近の私はライブに呆れるほど行っていて、そんなのだから本当は遠征してまでのライブは控えなければいけないのだけれど、SIX LOUNGEのライブはどうしても観ておかなければいけない気持ちになったので、無理矢理に今日のスケジュールを決めた。本当だったら明日は大阪でもSIX LOUNGEのライブがあったのだけれど、チケットも取ったのだけれど、それは延期になってしまったので、仕方なく名古屋に3日間滞在することにした。

 

 

7時前に目が覚める。SIX LOUNGEを流しながら、ご飯を食べたら旅行の準備をして、7時過ぎに家を出る。ライブのために遠征するなんていつぶりだろうか。それも高速バスで東京→名古屋を移動するだなんていつぶりだろうか。高速バスなんてもう乗らない!といつかの私は嘆いていたが、コロナ禍の影響で高速バスの料金はだいぶ安くなっている。その分、新型コロナに感染するリスクは高いのだけれど。

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高速バスに乗っている時間は暇である。初めの頃は窓の外の景色に心を奪われるが、少しすれば景色なんかに興味は無くなってしまう。音楽を聴いて目を瞑っていても、途中で眠気が強くなって、そのままうつらうつらと浅い睡眠を繰り返す。今回乗っている高速バスは車内にトイレが付いていないので、水分補給は慎重に行わなければならない。本当に喉が渇いたときだけに水分を摂取しなければ、高速道路の真ん中で大変なことになってしまう。音楽を聴くのに飽き、寝るのにも飽き、スマホでくだらない情報を摂取するのにも飽きると、ぼーっとしながら彼女のことを考えていた。昨日の夜、彼女から来たメッセージに返信していない。普段だったら1時間くらいの間隔を空けて何かしらメッセージを送るのだけれど、今日の私は、というか最近の私はこの恋愛がぶっ壊れてしまってもいいように思う。つい最近まで安定した考えを持っていたのに、今はどうでもよくなってしまった。本当に私は彼女と将来を共に歩んでいきたいと思っているのか。久しぶりにできた恋人に盲目になってて、冷静に状況を俯瞰できていないのではないか。彼女といて、私は楽しいと思えるのかな。話している時は自分のことを中心に話していて、私のことに関してはそこまで知りたいといった感じでないような気配を感じる。自分の中で溜まっている愚痴不満を吐き出したらそれで満足なのだろうか。だとしたら私という存在は代替可能で、私である必要は毛頭ないのだ。そんなことを考えていると虚しくなって、その虚しさは一人でのんびり生きている時には感じることのなかった虚しさだった。恋愛とは他人と他人のやりとりなので虚しくなる、でもその虚しさを乗り越えてかけがえのないものを感じられるのではないか、と誰かが言っていたけれど、虚しさの期間がどうにも長すぎるような気がしてて、ずっと虚しさを感じていたらメンタルが崩壊してしまうのではないか、という危惧に苛まれている。今度彼女に会うのは来週の土曜日、なんと1ヶ月ぶりの邂逅となる。その日は公園で紫陽花が見たいね見ようねと話をしていたが、梅雨の時期なので多分雨が降るだろう。どうしよっかー、じゃあ私の家でのんびりする?という話になって、それでいいかなと思っていたけれど、急に彼女が、「銭湯に行きたい!」と言い出して、それが最終決定になってしまいそうである。銭湯だとお風呂に入っている時間は彼女とお話しできないし、お風呂から上がって男女共有の休憩所みたいなところでもそこまで会話ができない、そもそもコロナ禍でそういう、偏見かもしれないけれど感染対策が緩そうなところに行くのはちょっと怖い、怖さの方がワクワクよりも勝ってしまい、ああ、こんなことなら完璧なデートを初めに提示しておくべきだったな。銭湯行きたくない、銭湯に行くくらいならちょっと我慢して、二人の休みが2日間合う時期にちょっと遠出して温泉に行って、自分たちしかいない部屋でまったりしたほうがいいんじゃないかな、と思っているけれど、時既に遅しだろうか。

 

 

名古屋に着いて、モード学園のビルを見て、「名古屋に帰ってきた」という気持ちが強くなる。

 

 

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家に帰って少しのんびりしてから、新栄町へ向かう。久しぶりすぎる新栄町、そしてダイアモンドホールはあまりにも懐かしくて、でもちょっと新しくなっているぶぶんもあって、来てよかった、来れてよかったと思っているよ。

 

 

 

最高のライブが終わって、真っ直ぐ家に帰って、兄が買ってきてくれていたお寿司を食べて、幸せな気持ちになって、リビングでちょっとのんびりしてから熱々のお風呂に浸かるの、幸せだよ。ああ、実家暮らしはかくも幸せなことなり。お風呂から上がったらすぐに自分の部屋に戻り、スマホをぽちぽちしていたら25時を過ぎていた。どうしてこうも、実家の自分の部屋は落ち着くのだろうか。左右の部屋は私の兄姉がいる、知りもしないよく分からない、得体の知れない人間が夜遅くまでぼそぼそと話していないから落ち着くのだろうな。幸せだね。実家にずっといたかったね。東京での一人暮らしは気楽だけれど、ときに無性に寂しくなって、虚しくなって、なんだか人生はままならないんだね。

 

 

10,792歩