眠たげな猫の傍で

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世界の果てで眠っていたいな

climbgrow ONEMAN TOUR “BACK TO THE CULTURE”@千葉LOOK(2021.6.20)感想

今日のライブをどれほど待ち望んだことか。本来であれば去年に開催されるはずだった今回のツアー、コロナのせいで今年にずれ込んでしまった。傑作「CULTURE」の曲をライブで聴くことは叶わないのかと落胆していたが、ぎりぎりの状況が続いている中、climbgrowはやってのけた。14本あるツアーの、今日は3本目。場所は久しぶりに訪れる千葉LOOK。こんなの、興奮しないわけがない。

 

 

「BANG BANG BANG」から突き抜けるように始まったライブ。何度も何度も聴いてきた曲が目の前で演奏されるのを観るとグッとくるものがあるし、climbgrowがこうしてライブハウスで有観客でライブをしているという現実が嬉しい。去年、メジャーデビューをしてこれから、という時にコロナ禍に見舞われ、なかなかライブの出来ない状況に陥った。それでも彼らはめげることなく、地元の滋賀でライブをし続けてきたし、死ぬほど暇だったので曲も死ぬほど作ったそうだ(新曲はアンコールの1曲目に演奏された)。そんなしんどい日々を乗り越えての今日のライブ。状況はコロナ前と同じようにはなっていないけれど、でも観客を入れてライブができている。今日ライブができたこと、そしてこんな状況なのにライブハウスに遊びにきてくれたことを泰誠は感謝していた。何度も何度もありがとうと言われると、幾つかの困難を乗り越えてこうしてライブハウスに来ていることを嬉しく思うし、外野にやいやい言われたとしても、そんなことは気にすることなくライブに行き続けようと思った。

 

 

今日のライブ、すごく楽しみにしていたから、ちょっぴり残念に思うぶぶんが幾つかあった。まずライブの時間が短かったこと。私が普段観に行くバンドのワンマンライブは2時間が大半なのだけれど、climbgrowの初めてのワンマンツアーのライブは1時間30分にも満たなかった。ライブ時間が短いし、MCめっちゃ喋るじゃん、でも喋りたいことがあって喋っているから仕方ないか。ライブ時間が短かったのはまあいいや。でもさ、「CULTURE」のリリースツアーのはずなのに、そのアルバムでも特に大好きな「MONT BLANC」「窓」「ドレスを着て」が演奏されなかったのはどうしてなんだろう。完全限定生産盤のボーナストラック「冬の蝿」が大好きだけれど、ボーナストラックは演奏されないだろ、でも演奏されたらめっちゃ嬉しいんだけれど......、と期待していたのは完全に的外れでした。え、いつになったら「CULTURE」の曲をライブで全部演奏してくれるのさ。悔しい。

 

 

でも、普段のライブでの鉄板曲をたくさんやってくれたし、それらを聴けたのは久しぶりで、特に曲が始まる前に泰誠自ら「名曲やりまーす」と言って演奏した「未来は俺らの手の中」で泣いてしまったし、「POODLE」の前のMCで自殺をするなよと、すごく重たい口調で話していたのでなんだか重たい雰囲気になってしまったし、「LILY」を演奏する前の「リリィーーー!」といつも言うところ、右斜め下の発音で、なんだか艶やかだったし、アンコール最後に「SEPTEMBER」を演奏してくれたの本当に嬉しかったし、まあなんだかんだで最高のライブだったんですけどね。

 

 

今回のツアーはあとは渋谷公演に行きます。今回のライブでは演奏してくれなかった、大好きな「CULTURE」の曲を演奏してくれますように。

 

 

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