眠たげな猫の傍で

眠たげな猫の傍で

世界の果てで眠っていたいな

この恋を終わらせよう

眠れないほど興奮してても、明日の朝になったら今日の苦しみはおそらく和らいでいるだろう。今日の苦しみがなかったかのように、「恋人がいる自分」というステータスを守るために、ああだこうだと理由をつけて別れ話を切り出そうとしないだろう。そうして月日が流れて、また今回と同じことで苦しむだろう。

 

 

もう同じことで苦しんでいられるほど、私は若くない。3ヶ月彼女と付き合ってみて分かったことは、彼女は恋愛を友情や仕事と同列の場所に置いている、いや友情や仕事以下の場所に置いていること。彼女にとっての恋愛は日常の忙しさにかまけてついつい忘れてしまうようなもの、後回し後回しにしてしまうようなもの、自分の大切な場所を占有するようなものでないもの。悲しいかな、私は恋愛に対して人一倍幻想を抱いていて、それを信仰し続ければいつかは幸せになれると思っていた。普段から幸せじゃなければ、いつか幸せになるなんてあり得ないのに。そんな歪んだ考えを自分が抱いていたということに気づけただけでも、この恋には意味があったのかも。と信じ込みたいほど、私は虚しさに苛まれている。

 

 

恋愛は終わる。いつか恋愛は終わる。恋愛が終わって、情のようなものに変わる場合もあれば、無関心に変わる場合もある。私の今の恋愛は、何に変わるんだろう。

 

 

別れ話を切り出す。「もう別れよう。あなたといても苦しくなるだけ。自分でいることが虚しくなる」と、それだけ伝える。「そう。私も同じように思っていたの。そうね、別れた方がお互いのためになるわね」と彼女は言うだろうか。「嫌、別れたくない。なんでそんな悲しいことを言うの?」と彼女は言うかな。言わないだろうな。別れ話の時にそんなことを言うくらいなら、今日のデートで一人でゲームをしてないだろ。1ヶ月ぶりに会えたのに、自分から積極的に話題を振ろうとしないで、テレビを食い入るように見て、一人用のゲームを始めたりしないだろ。所詮、彼女にとって私はそんくらいの存在だったということ。早いうちに知れてよかったんじゃないのかな。

 

 

お疲れ様、自分。当分一人で、のんびりしよう。