眠たげな猫の傍で

眠たげな猫の傍で

世界の果てで眠っていたいな

2021年5月10日(月)

朝起きて一番初めの感想が、「頭痛い」というものであった。昨日は久しぶりにマウスピースを装着して眠った。例え寝ている間に歯軋りしていたとしても、身体への負担は軽減されるだろうと思っていた。でも寝る時間が24時40分を過ぎていたので、(ちょっとまずいな)という意識はあった。起きたらただただ頭が痛かった。多分だけれど、ゴールデンウィークに遊び過ぎたせいで(特に終盤のライブ三連続は身体を疲弊させるには十分だった)、身体が全然癒えていなくて、とてもじゃないけれど今から12日ぶりだかの労働に出かけられるような心身ではなかった。普段だったらうるさいのでテレビをつけてニュースは見ないのだけれど、なんだか寂しくて、あさチャンを見たりなどして心を慰めた。鎮痛剤を飲まなくてもなんとか耐えられるだろうと勝手に決めつけて、朝は鎮痛剤を服用しなかった。昨日のうちに牛乳を買っておくのを忘れてしまったので、昨日炊いておいた白米を朝飯として、のんびり朝の時間を過ごす。やっぱり頭いてえ。ここから外に出て働きに出るなんて正気の沙汰じゃない。一昨日のうちに東京に帰って、最終日はのんびりしておくべきだったと後悔した。

 


家にいてもすることがなかったので、いつもより早い時間に家を出る。緊急事態宣言が継続している東京、ゴールデンウィーク明けなので(そんな人は少数派か?)乗車率は高いと思ったが、予想していたよりは乗客はいなくて拍子抜けした。できることならこれくらいの乗車率が年内は続きますように。会社に着く。若干の緊張を抱えながら、扉を開ける。遠い昔に、私が置き去りにした風景がそこに広がっていた。

 

 

ふっと意識が元に戻ると21時を過ぎていた。どうやら残業を多くしてしまったようだ。しんどかった。長期休暇明けの労働なんてほとんど使い物にならないのに、先週の平日を無理矢理休みにしたせいで、その皺寄せが私たちに来ていて、苦しめていて。私はほぼほぼ最後まで残っていて、20時を過ぎ、もう限界だ、これ以上働いたら明日使い物になってしまう、と危機感を抱いていた。おそるおそる井戸端会議さんが帰っていったので、私もその空気に乗じて、何事もなかったかのように会社を出ようとすると、「あとちょっとなんだから、あとちょっと頑張ろうよ」とコピーロボットに呼び止められた。それをじっと後輩が見つめていた。30分追加で働いて、もう無理だ。これ以上ここに残ったらたいせつなものを失ってしまう、とばかりにそそくさと帰った。目を酷使してしまったせいで、車のライトが妙に目を刺激していた。

 

 

家に帰り、急いでシャワーと夕飯を終わらせ、テレビで疲れを誤魔化した後、ぐでっとなったらもうなにもできなくなっていて、そのまま落ちるように眠りに就いた。この時はまだ、次の日に地獄のような日が待ち受けていることは知らないのだった......。

 

 

13,370歩