眠たげな猫の傍で

眠たげな猫の傍で

世界の果てで眠っていたいな

人生のコール

月曜日からずっと調子が悪く、テレビを全然見れていない。仕事をしている時、パソコンを眺めている時間が多く、目を異様に酷使しているので、仕事が終わった頃には目のパサパサが尋常ではない。今日でしんどかった仕事もようやく落ち着き、それでも定時で帰らなければいけなかったので、そそくさと仕事を済ませて家に帰った。定時で帰ったけれど、前日の疲れがまだ残っており、料理を作る体力がないので、適当なご飯を作ってそれをお腹に流し込んだ。ぼーっとしている。ぼーっとしているとずっとこの時間が流れるような気がして、そういった時、将来の不安に対して意識が向かないので、気楽である。けれど、すぐに将来のことが差し迫ってきて、私を苦しめる。

 

 

私は本当に結婚したいのだろうか。ただ単に周りの雰囲気に流されているだけなのではないか。以前、とある女性と同棲をしていたことがあるが、家族ではない人と2年間、同じ屋根の下で暮らす事はしんどかった。その女性とうまくいかなかったのは、家に部屋が1つしかなかったことも原因である。私は家にいると1人でのんびりと趣味を楽しみたい時があり、そういう時に同棲相手からちょっかいをかけられるといらっとする。それはお互いに当てはまることだろう。この部屋にいる時は緊急の用がない限りは入らないで欲しい。そういったルールを作ればもしかしたらうまくいっていたのかもしれないし、そんな事は今更考えてもしょうがないことである。終わったことだ。終わった恋に対していつまでも考え続ける事は将来の私を殺すことになる。

 

 

今、私が考えなくちゃいけないのは、今の彼女とどのようにしてうまくやっていけるかということだ。おそらくだけれど、彼女の私に対する優先度は低い。私よりも友達や仕事、家族の方が優先度が高く、仕事が終わって一息つき、ご飯を食べテレビを見てそろそろ寝ようかなっていう時に思い出すような存在が私だろう。その時に短文のLINEが入る位であり、それに対してすぐに返信しても彼女はもう既に寝ているので、早くても次の日の朝、遅いと次の日の夜に返信が来る。

 

 

そんな悠長なことをしているから、私と彼女の距離は一向に縮まらないと思う。私の肌感覚では2ヶ月前と比べて私と彼女の距離は数ミリ位しか近づいていないように感じられる。彼女は一体どういった了見で今のような距離感を保っているのだろうか。ただ単に仕事が忙しいし友達との付き合いもいろいろあるので、私に割ける時間がなく、そういった状況に甘んじているのかもしれない。しかし私はあと数ヶ月で30歳になってしまう。30歳になるという事は色々と考えなくちゃいけないことも増えるだろうし、今まで通り気楽に生きて行くことも許されないだろう。誰が許さないのかは知らないけれど、心の中にいるもう1人の自分が許さないような気がする。もし今の彼女と結婚するのであれば、一年以内、それぐらいの期間で結婚したいと思っている。けれど彼女にはまだそういったそぶりがなく、おそらく友達とたくさんしゃべったり家族と旅行に行ったりするのが楽しい時期なのだろう。私だって彼女の年齢の頃は地元の友達とたくさん遊んでいたし、家族ともたくさん旅行に行っていた。それがその時の私の一番楽しい人生の過ごし方だと思っていたし、それは今振り返ってみても最善だったと思う。けれどすでに私は30歳になろうとしている。24歳の時のような、悠長な時間の過ごし方をしていたらあっという間に40歳になってしまうだろう。そうなってしまったら諸々の取り返しがつかないので、早いところ結論を出さなければいけない。こういう時、焦ってしまうと失敗してしまうことが往々にしてあるので、きちんと状況を見極め、相手のこともしっかりと考え、その上で決断しなければいけない。のだけれど、結婚は相手がいて成立することであり、私一人があたふたと慌てふためいていても状況は変わらないだろう。彼女に結婚のことをせっついたとしても、それで彼女がストレスに感じてしまうのは嫌だ。しかし他人と付き合っていてストレスに感じないというのは、それはそれでどこかで無理をしていると思う。付き合っているカップルのどちらかが無理をしている状況がずっと続けば、いずれその関係を破綻するだろうし、そんな悲しい結末を迎える位ならストレスを抱えた時点できちんと自分の気持ちを相手に伝え、どうすればそれが解決するのかをきちんと話し合ったほうがいい。私は彼女に対して思っていること、結婚に対して思っていることなど、彼女とたくさん話したいのだけれど、彼女に電話をしても出ないし、会う頻度も2週間に1度とかなので、なかなかそういった機会が設けられない。今の彼女を諦めるべきかどうか、それが今、私が決断しなければならない重要な物事のように思われる。