眠たげな猫の傍で

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世界の果てで眠っていたいな

w.o.d. ONE MAN TOUR “バック・トゥー・ザ・フューチャーⅢ”@西川口Hearts(2021.5.9)感想

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w.o.d.のワンマンライブを観たのがかれこれ5カ月前になるのか。そのときの圧倒的な演奏に惚れ惚れして、ずっと音源を聴き続けていた。今年の3月に発売された「LIFE IS TOO LONG」が全曲超絶かっこよくて、これ、ライブで聴いたら失神するのではないか、と戦々恐々としていた。ツアー初日の千葉LOOK公演に行きたかったけれど、その日は名古屋でユニゾンリバイバルライブがあって、そちらを優先した。なので今回のツアーは埼玉の西川口Heartsが私にとっての1本目。ツアーラストの東京公演のチケットも勿論取りましたが、それまでにコロナが落ち着いているといいんですけれどね。難しいかな。

 

 

西川口Heartsという、お初のライブハウスに勝手にどきどきしていました。東京駅から最寄りの西川口駅まで約30分。ライブが無ければ来ないだろうな、といったほのぼのとした町です。キャパはオールスタンディングで250人で、今日のライブは売り切れていたので、125人の客が今日のライブを観るということでしょうか(数えたら100人弱でした)。開演ギリギリに行くか、それとも前方の席を確保するために開場時間に間に合わせるか。チケット番号は60番台だったので、別に無理して早く行かなくてもいいだろと思っていましたが、どうせ埼玉まで行くならちょっと周りをうろうろしてから会場に行きたいな、という気持ちがありました。しかし、いざ駅に着いたら会場時間を過ぎていたので、周りをぶらつくことなくすぐに会場に向かいました。

 

 

ほぼ定刻で客電が落ち、いつものSEが流れ、メンバーが現れる。「LIFE IS TOO LONG」のレコ発なので、多分一曲目は「Hi, hi, hi, there.」が来るだろうと思っていたら、爆音で「Hi, hi, hi, there.」が演奏されたのでほぼ反射のように一気にテンションがあがってしまう。曲にうっとりしているうちに終わってしまうような短い曲なので、集中して聴く。サイトウさん、Kenさん、中島さんそれぞれが思いの丈を全てぶつけるか如く激しい演奏をしているので、既に頭のなかは真っ白になってしまい、冷静でいることができなくなってしまった。「Hi, hi, hi, there.」の演奏が終わり、アルバムの曲順通り「モーニング・グローリー」が流れた瞬間に私はまともでいられませんでした。

 

 

それからラスト「あらしのよるに」を演奏し終えるまでの約70分間、私は正常ではいられなくなった頭と身体をほぼ無意識に動かしながら、w.o.d.の演奏を食い入るように見つめていました。ずっとかっこいい、ずっと胸に迫る演奏をしてて、MCも殆ど挟むことなく淡々と曲を演奏するの本当にかっこよくて、こんなにも激しく演奏しているのに動きが全然バテていないのどうしてなの、どうしてそんな平静な顔して演奏をしていられるの。今日のライブが「」の2本目で、それなのに「」の曲が既に完成されていて、音源ですら馬鹿げた出来なのに(良い意味で)、それを軽々と超えるような演奏をぶちまけてて、手を挙げて盛り上がる人はそこまでいなかったんだけれど、こんなかっこいいロックバンドを2021年の日本で観られることが本当に嬉しくて、できることなら何回でも何十回でもw.o.d.のライブに通いたいと思った。それほどまでに今日のライブもどうにかしていた。

 

 

「LIFE IS TOO LONG」のレコ発なんで、出来る限り「LIFE IS TOO LONG」の曲を演奏します。

 

とサイトウさんは言っていたけれど、多分全部演奏したんじゃないの?と思うくらいに充実したライブでした。「LIFE IS TOO LONG」以外の選曲も絶妙で、最高な時間がずっと続いているので、70分というワンマンライブとしてはそこまで長くない時間なのに、とても濃密な時間に感じられて、でも体感では10分ぐらいに感じられるほどあっという間に時間が過ぎ去りました。

 

 

長めのMCは2回してくれて。このような状況になって去年は全然ライブができなくて。ミュージシャンはもちろん、ライブハウスやイベンターの方々も諸に影響を食らって。なくなっていくライブハウスもあったので、二日前にライブを行った千葉LOOK、そして今日の西川口Heartsというライブハウスが残ってくれていて本当にありがとう。もう一つは、去年全然ライブができなくて。一人で家にいることは全然苦には思わないタイプで。そのときに作ったのが「あらしのよるに」で。自分のことや、みんなことを思って作りました。BUMPが好きで気づいたらバンドをやっていて。ライブが滅茶苦茶大好きなので、これからたくさんライブをやります。今、状況が状況で、でもそれをなんとか掻い潜ってライブをしている状況で。当分はこの状況は落ち着かないだろうけれど。落ち着いたら、また遊びましょう。ありがとうございました。

 

 

といった感じのMCで。サイトウさんコロナでライブが全然出来なくなってしまった期間にも腐ることなく曲を作り続けて、そして「LIFE IS TOO LONG」という作品を生み出して。その事実が震えるほどに嬉しくて、またそのアルバムを引っ提げたライブに無事に参加することができてとても嬉しいし、どうにかツアーラストまで一本も中止になることなく走り続けてほしいです。

 

<セットリスト>

01.Hi, hi, hi, there.
02.モーニング・グローリー
03.丸い真理を蹴り上げて、マリー。
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04.PIEDPIPER
05.QUADROPHENIA
06.Fullface
07.lala
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08.sodalite
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09.煙たい部屋
10.みみなり
11.relay
12.セプテンバーシンガーズ
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13.楽園
14.BALACLAVA
15.踊る阿呆に見る阿呆
16.1994
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17.あらしのよるに

 

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