眠たげな猫の傍で

眠たげな猫の傍で

世界の果てで眠っていたいな

2021年4月24日(土)

やっと休みです。あと3回会社に行けばお休みなので、気持ちは既にGWです。でも楽しみにしていたGWは、去年と同じようになんのイベントもなくなってしまいそうで震えています。一番楽しみにしている、5/2の屋内型のロックフェスが中止になってしまいそうで、びくびくとしています。荒吐が中止になってしまったという報を受けて、5/2のイベントがいつ中止になってもおかしくなくて、なんで一年間もあったのに国は国民にお願いベースをすることしかできないのか、なぜ医療体制を拡充できていないのか、腹立たしくて気が狂いそうです。多くの人にとって、今年のGWも灰色の、あとで思い返してもうまく思いだすことのできない、切ない長期休暇になってしまいそうです。

 

 

今日はすっきりとした時間に起きて、でも昨日の夜から何故か知らないけれどメンタルが起き込んでいて、それは昨日「怒り新党」を観てて、私はその番組をリアルタイムで全然観ていないのに、有吉と夏目さんが結婚するという、それが本当のことであるということがようやく身に染みて伝わり、それがなんだか切ない、切ないと言うより悲しいと言う、なんでそんな感情を抱いたのかはうまく伝えられないんですけれど。以前は会社に行く前に必ずテレビでニュースを見ていて、そのときによく夏目さんが出ているニュース番組を見てて、彼女の笑顔に行きたくない仕事の前でもなんとか精神を保てていて、だから片想いの人が気づいたら私がよく知っている人間と結婚していた、別れたと思っていたけれど本当はそうじゃなくて、ずっと交際が続いていたというのが身に沁みてきて、それがどうも私の精神に異常を来していたようです。それがなんなんだと言われればそれまでなのですが、でも昨日の夜に感じた寂しさ、悲しさ、そんな簡単には表現できない感情を抱いたことは、これからの人生であまり抱かないもので、昨日の夜のことを私は忘れることはないでしょう。

 

 

昨日の夜は「かりそめ天国」を観て、あとの時間の殆どを読書に充てて、滝口悠生という類稀なる小説家の作品を読んでいたものだから、頭がぽかぽかしてしまい、朝からどうにも頭の働きがあまりよろしくない。それはいつものことでしょうがと言われればそれまでなのですけれど、昨日の余韻が朝まで残っていて、それが払拭したくて昨日読みかけになってしまった本を読んだりしていたら10時になった。5月最後の土曜日は東京初期衝動とPK Shpmpooのライブがあって、それめっちゃ観たいな、でも次の日も東京初期衝動のライブに行くじゃん(対バン相手はまだ発表されていない)、でもPK Shampooを観たい気持ちが強くて、チケット争奪戦に挑んだのだが、ぴあで挑んで、見事に完敗。そのライブは諦めて、6月にフラッドとザ50回転ズの対バンライブが横浜にあって、それは無事に取れました。平日の早い時間帯なので、休みを取ろうかと思っています。あとは無理だろうなと思いながらあいみょんのチケットを見てみましたが、既に売り切れになっていました。もし行けたとしても、彼女の曲は全然知らないので、行ったところで十分に楽しめないので、まあこれはこれで良かったのだろうと自分に言い聞かせました。その後はダラダラとネットを徘徊し、少ししたら家を出ました。今日でいよいよ最後の歯医者です。混んでいたのか、20分ほど待たされてから呼ばれました。「今日は歯のお掃除をするだけですからね。◯◯さんはきちんと来てくれるので、悲しい思いはさせたくないですね」と先生が言ってくれる。歯の掃除をする時も、あの不快な、キュイーーーンという音が響いていて、この音がどうにかハッピーなものになってくれないだろうかと思いながら、血を滲ませながら歯の掃除をしてもらう。最後に林檎味のフッ素(子供用)を塗ってもらい、長々と続いた歯の治療もこれにて終了。次回は定期検診で、まあ8月くらいにふらっと訪れてくださいとのこと。すっきりした口腔を携えながら、途中、スーパーに寄って水を買い、その後は真っ直ぐ家に帰る。

 

 

彼女から連絡が来てて、「仕事なんとか終わった。今日は◯◯ちゃんと海鮮丼を食べるバスツアーに来ているの」とのこと。それに対してどのように反応すれば彼女は喜ぶのだろうか、私はそこのあたりのことがいまいちよく分からなくて、そういうことは学生時代に同年代の男女と関わりを持たなかった私が悪いのだけれど、でもあの頃は生きるので精一杯で、他者とのコミュニケーションをどうたらこうたら考える余裕もなかったので、今生きているだけで十分なのかもしれない。昨日の読書の続きをしているとお腹が空いてきたので、昨日の鍋の残りにキムチなどを追加して、それをお昼ごはんとした。中途半端な量になるのでご飯は大盛りになり、鍋も結構な量があったので、それを食べ終わるとすっかりお腹は満たされてしまい、満たされ過ぎてしまい、なんだか眠くなってしまった。でも今日は夕方にライブのイベントが控えていて、もしかしたらもしかするとそれを逃してしまったら、また当分はライブに行けなくなってしまうと思うと悲しいので、なんとしてでも起きていないといけなかった。でもこの季節特有の、なんというか、昼過ぎの甘い香りが外から漂ってきて、それがあまりにも芳醇過ぎたせいで、気づいたら眠ってしまっていた。

 

 

ふっと目を覚ますと家を出なければいけない時間の30分前で、よかった、私の野生の感はまだ健在だったのだ(そもそもそんなものが元からあったのかは甚だ疑わしいが)とかテキトーなことを考えながら、部屋があまりにも汚かったので適度に掃除をし、お風呂の掃除もし、シンクの掃除もし、ゴミ箱も空っぽにしてから外に出た。ゴミをゴミ箱に突っ込む時、アパートの掲示板がチラッと見えて、そこに「生活騒音に気をつけてください」といった掲示物が貼られていた。気づかなかった。それによると、24時から28時の「非常識な」時間の生活騒音に気をつけてください、知らず知らずのうちにあなたの出している音が近隣住民の迷惑になっておふのです、と杓子定規なことしか書かれていなくて、こんな対応しかしてくれないよう管理会社ならば存在しなくても困らないだろうに、と虚しくなった。喘ぎ声を今でも隣室にお届けしている隣のB子さんの家は相変わらず夜になるとうるさくなって、男が未だにその女に入れ込んだいるようで、休日だけならまだなんとか我慢しようと思えるが、平日の深夜にもざわざわと会話の音、それも卑猥極まりない音が聞こえてくるので、それをまずどうにかしてほしかった。外に出て、少し歩いているとそんな不快なことはすぐに忘れてしまうのだけれど。

 

 

電車を乗り継いで新木場へと向かう。今月の初めに来たばかりなので、貴重な感じがしない。あと10分でライブが始まるけれど、周りにはスタジオコーストに向かう人がいなくて、あれ、開演時間を間違えてしまったかと焦る。

 

 

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ライブが終わり、電車に乗って新宿へと向かう。先ほどのライブの余韻に浸りながら、ああ、やっぱりライブは最高ですね、緊急事態宣言は本当に茶番劇ですね、そいつのせいで幾つものライブが中止になってしまう現実に耐えられなさそうです。新宿に21時前に着く。西口の本屋さんへと向かう途中、何人もの人々が路上でお酒を飲んで語らっていて、ああ、これテレビでやっていた奴だ、居酒屋が営業していないけど、外でお酒をどうしても飲みたい人間がこぞって外で飲む奴だ、とテンションが上がる。そんな危ない奴らの間を縫うように進み、お目当ての本屋さんへ到着。こんな時間なのに営業してくれていて、明日以降も営業してくれるのは本当に心強い。心強いんだけれど、今の私は節約モードになっていて、だから本屋さんに、作者さんにお金を落とせるかどうは分からない。分からないけれど、今日は本屋に来て、新しく出ている本を見ないことにはうまく寝付けないような気がして、だからこうして野蛮な街に降りてまでここまで来た。欲しかった本がそこかしこに展開されていて、ああ欲しい、このまま家に持ち帰って、大切に大切にしたいと思う。けれども、家の中にはだいぶ前に買ったのに全然手に付けていない本があって、そいつらのことを思うと新しい子を迎える気分が削がれてしまうのです。どうしよう。欲しいと思っていた「大阪」という本のサイン本が入荷されている。初版だったら欲しいな、いや図書館で借りればいいだろ。でも装丁が素敵だから、お部屋に飾っておきたいと思うのですよ。それと、「嫌われる勇気」を書いた人の、文章術みたいな本も欲しくなって、ちゃんとした文章を書きたい私にとってはまさにうってつけの本のような気がしているけれど、でもこんなに分厚い本を読み通せる気がしないし、3,000円近くもしているので、なかなか手が出せない。でも本を読み進めていくととても面白そうな内容で、この本を買っても後悔することはない。本は欲しい時に買っておかないと、結婚してしまったら独身のときのように自由に本を買えなくなってしまうよ。そう思うのだけれど、この間自分とした約束のこともあって、なんだかんだで1時間近く本屋を徘徊していたのだけれど、森博嗣の新作も欲しかったし、ハヤカワ文庫から出ているコロナの短編集みたいなものも欲しかったけれど、ぐっと堪えてなんとか何も買わずに本屋を出てきてしまった。本当にこれで良かったのだろう、わたしは間違ったことをしたのではないだろうか、と思うとなんだか悲しくなってしまって、駅のホームで電車を待っている間、涙が一筋、私の左頬を伝った。この涙が無駄にならないように、ネットに時間を溶かすのではなく、良質な文章を体の中にじゃぶじゃぶ貯め込みたいなと強く願うよ。

 

 

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家の最寄駅に着き、いつもの道を歩く。とっくに22時は過ぎているのに、普段は空いていなかった居酒屋が軒並み営業していて、所狭しと客が上気した顔を嬉しそうに互いに見せ合っている。

 

 

 

とにかく、私はわがままでそんなに頭がよくもない。だから、あんまりなんでもかんでも思うに任せず、ここは大事だぞ、というところだけは他人が何を大事に思っているかを考えようって思っている。何を考えているかわからなかったり、理解できなくても、その人が大事だと思っていることが何かあって、それを私が簡単に否定したり、傷つけたりしないようにしよう。もちろんいつもいつもそんなふうにできるわけじゃない。ふだんは、口が悪いし怒りっぽいし、自分勝手なこともするのだけれど、ここは大事だぞ、っていうところでは、気をつける。要するに、そういう失敗をしてきたから、もうしたくないということ。そして歩の三郎への謎の友情みたいなものは、文字通り謎で私にはわからないけど、わからないからといって簡単に否定したりしちゃいけないと思っている。

滝口悠生「高架線」p101,102より引用

 

 

 

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寝れないを何度も繰り返して、午前中の4時前にようやく眠りに就けました。明日は使い物にならんだろうな。

 

 

9,137歩