眠たげな猫の傍で

眠たげな猫の傍で

世界の果てで眠っていたいな

2021年4月16日(金)

朝5時に目が覚めた。昨日の夜に彼女と電話して、気持ちが昂っていたからだろうか。目蓋が重たいけれど、なかなか眠りに就けない。ふっと思い出して、映画のチケットを買う。あまり人気がないのか、2席しかうまっていなかったので、真ん中の一番良い席を取った。当日はポップコーンとかジュースとか買うのだろうか。私は映画館に行ってもそれらのものを食べないのだけれど、彼女はそういったアトラクションを楽しみたい派なのだろうか。でも映画の後にすぐ行くお昼ごはんで焼き肉を食べるので、たぶん、多分食べないだろう。でも食べるとしても、彼女と一緒に、ひとつのポップコーンをつまむのは楽しいだろうなあ。たまにタイミングが合って手がぶつかり、「あっ(笑)」なんてこことも起きて、......ああ、恋人と素敵な時間を過ごすのはなんて素晴らしいことなのだろう。今更になって、勇気を出して彼女に告白した自分を称えたい。

 


暫くして眠りに就いて、7時20分に起きる。勿論眠たさは酷くて、クリープハイプの「モノマネ」を口遊みながらなんとか眠気を誤魔化す。今日、とても久しぶりに尾崎世界観の声を聴きに行く。今日はクリープハイプのライブじゃなくて、尾崎世界観の弾き語りのライブで、いったいどんなライブをしてくれるのか楽しみで仕方がない。願わくば今回のツアーが終わったらクリープハイプとしてのライブをじゃんじゃんしてほしいけれど、とりあえずはGWのフェスで彼らのライブを観れる予定なので、それを楽しみに生きる。最近の曲、「四季」とか「モノマネ」、「幽霊失格」など、素敵な曲をコンスタントに作っているから、今度のアルバムがどんなアルバムになるのか楽しみ。そのアルバムのツアーにも、どうか行けますように。

 


電車はそこそこ混んでる。会社に着いて、午前だけ仕事をする。仕事が始まってすぐの集まりで、上司が「井戸端さんは体調不良で休み」と言うと、コピーロボットが「マジかよ...」と項垂れていた。いやそんな分かりやすく自分の気持ちを表現しなくても。それちょっと下品ですよ、とツッコみたくなった。彼は独り言の多い人間で、仕事がうまくいかないときに、「んなんだよんー」と呟き、目の前のデスクを蹴ってストレスを発散していることが多い。そういった行動をとることによって周りにいる人間からの信頼がどんどんなくなっていくことに気付いてほしいと思うけれど、わざわざそのことを彼に教える義理はない。そもそも私と彼は永遠に分かり合えないということは分かっているから、ただそういう言動が目の前で起きても見て見ぬ振りをするだけだった。

 


今日は尾崎世界観のライブに遅刻したくなかったので、わざわざ午後に休みを取った。だから出社してもそこまで仕事仕事という気分にはならなかった。そういえば再来週の木曜日にはGWに突入していて、あとちょっとの辛抱で長期休暇に入る。来週は2回も在宅勤務があるし、再来週も3日しか出社しないので、もう今日の午後をもってGWに突入したと考えてもいいだろう。それくらいに私の心はすっかり軽くなって、だからもうしょうもないことに関わりたくないのだ。そういえば昨日、彼女と電話をしていて、彼女のGWは土~木で、最終日には泣いてしまう、心の中で泣いてしまうと言っていて、それならば私のGWを2日くらいあげられればいいのに、と思ったことを思い出した。彼女は働き過ぎている。仕事が終わった後は精神がすっかり疲れてしまっていて(彼女曰く、「人間としての生活が出来ていない」)、本を読んだりドラマを観たりする余裕はなくて、どうぶつのもりをちょこちょこ進めて、21時過ぎには寝てしまう。彼女は仕事の愚痴を言うことを良しとしない性分で、でもついつい愚痴が零れてしまう時は、「愚痴をね、ぐちぐち言いたくないんだけれどね」と前置きをするのだけれど、むしろ積極的に愚痴を吐露して、少しでも気分が軽くなってくれればいいのに、あんまり無理しないでね、しんどいときはすぐに言ってね、と思う。けれど、それを言ったら「そこまで深い関係性ではないのに、何を仰る?」と思われそうなので、まだ言わない。彼女はよく友達と遊んでいるので、友達が多いイメージがあったが、「そんなに友達はいないよ。固定メンバーで遊んでいるだけだよ」とこの間の電話で言ってて、でも社会人になっても月に一回は遊べるような友達がいることは素敵なことだよな、と思ったことを思い出した。彼女は友達の名前を教えてくれて、「明日会う子は○○ちゃんで、大学の友達。あとはね、~~~~~、っていう4人の友達とよく会うの」と教えてくれた。いつか、私のことを「この人が私の恋人です」と友達に紹介してくれる日は訪れるのだろうか。

 


仕事、本当になにもなくて上記のことをだらだらと書いてしまった。だって、書くようなイベントが発生しなかったから。ドタバタ劇を繰り広げてくれるメンバーが欠落していて、コピーロボットの情緒もその後は安定していて、なにも起きることなく、ただ水を飲んではカタカタカタとキーボードを叩くの繰り返しでお昼になって会社を出た。昨日、お昼に海鮮丼を食べたくせに、今日も生の魚を食べたい気分が強くて、ああお寿司食べたいお寿司食べたい、と気楽に思って、ああ、銀座のお寿司屋さんに行こうかしら、行きたい、よし行こう、ということになって、家に帰らないでスーツ姿のままで銀座へ向かった。

 

 

銀座に着くと、雨がぽたぽたと降ってきた。急いでお寿司屋さんへ急ぐ。予約していたので、ちょっと待っただけで入れた。適度に人を入れないおかげで、外食しているのにそこまで不安にはならなかった。案内された席はこの間、彼女とデートした時に座った席で、これも何か運命的なものが働いているのだろうかとついつい考えてしまいそうになった。「お客様へのお願い」ということで、飲食時以外はマスク着用、黙食にご協力お願いいたします、とあった。そんなことは気にしないで、両隣に座っているおばあさん集団、サラリーマン集団はノーマスクでぺちゃくちゃと喋っていた。店がどれだけ努力したところで、客のマナーがなっていないとどうしようもなくなるのでした。注文して10分ほどで頼んだお寿司が届いて、それを呑気に食べるとこんな暢気な人生でも起こっているしょうもない悲しみが溶けるようだ。美味しいお寿司を口の中で咀嚼するたびに、お寿司の中に秘められていた幸せが溶ける、溶ける、溶けるようだった。鮪は相変わらず絶品で、海老もぷりっぷりで、大名さばの脂ののりかたは常軌を逸していて、ああ、東京でお寿司を食べるならここだよ、ここしかないよ、と完全にくらくらしていた。調子に乗っていた私はいつもよりも2巻多めに注文して、そうしたら2巻を残したあたりでお腹の限界をかんじ、やはりあの量が適切だったのだな、と痛感した。あっという間にお寿司を平らげてしまい、これまた美味しいお味噌汁を啜りながら、このあとのことを考えてついつい笑みが溢れてしまいそうになった。今この時間から明後日の夜まで、ずっとずっと楽しいことが起きる。ああ、なんて幸せな人生なのだろう、と気楽に考えていた。私はただ幸せを噛み締めていた。

 

 

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外に出て、一旦家に帰ることにした。ライブのグッズのために並びたい気持ちもあったけれど、ライブを全力で楽しむために体力は温存しておかないといけなかった。電車に乗ろうとしたら、周りからたくさんの人が飛び込んできて、私は思わず体を奥に寄せて、そうしたら出来損ないの空間ができて、みんな笑っていた。どうしても一人で済ませることのできない人間のせいで、悲しみが零れ落ちるのは誰のせい?何のため?

 

 

家に帰って、もうゲームをしたい気分だったので「モンスターハンターライズ」をプレイした。未だにアオアシラで足止めを食らっていた。でもアオアシラの動き方が段々分かってきて、主人公の操作の仕方も分かってきて、根気強く攻撃を続けていたらようやくアオアシラを倒すことができて、やっとアオアシラ地獄から抜け出せる!と思ったら、すぐさま、「アオアシラが出現するしました!」と悪魔のようなポップが画面に表示されて、またアオアシラと戦うことになった。これ、いつ終わるの?

 

 

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ゲームは早々に諦めて、クリープハイプを聴いていた。最近出した3曲がとにかく好きで、何度も何度も聴いては一緒になって歌って、幸せな気分になっていた。そこから昔の曲も聴きたくなって、アルバムとかB面曲とか、節操なくなんでもかんでも聴いていたら胸が苦しくなるほどにクリープハイプが好きな自分のことを思い出した。尾崎世界観の生の歌声を聴けること、彼がギターを弾いている姿をこの目で見れることがこの上なく嬉しくて、街中を歩いている人々に自慢したくなった。私は、ちょっとおかしくなってしまいそうになった。

 

 

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適当な時間になったので家に出て、電車に揺られながら渋谷へと向かった。ライブやらライブやらライブやらで、なんだかんだで渋谷へ行くことが多いけれど、相変わらず治安が悪くて、用事がなかったらあまり近づきたくない街の1位が渋谷だった。今日もイキリ倒していた、大人になりきれない子供が必死になって何事かを叫んでいて、それを取り巻く女子高生が高い声で騒いでいた。スクランブル交差点を歩いて、まだグッズは残っているだろうかと一縷の望みをかけてWWWへ向かった。それにしても人が多いな(私も含めて)、金曜日の夕方だからか。グッズは欲しかったロングTシャツは売り切れていて、仕方なく妥協でTシャツを買った。でもかわいいデザインだったので、買ってよかった、後悔はしていない。

 

 

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ライブが終わって、圧倒的なライブのあとの、最高の余韻に浸っていて、でも彼女からはまだ返信がなく、え、もう彼女から見放されたのかな、と悲しくなって、H&Mを見たが、欲しい服は見つからず、ノーマスクでげらげら笑っているカップルが目障りだったので早々に退散して、でもこの不安定な状態のまま帰りたくなかったので、TSUTAYAに寄って、聴きたい音楽をぼこすこ籠に詰めて、家に帰ってそれをぼーっと聴いていたら24時を回ってしまったので、無駄によふかしすることなくさっさと寝てしまった。明日は平和な一日になりますように。

 

 

<レンタルしたCD>

イヤホンズ「Theory of evolution [Bonus Disc]」
aiko「どうしたって伝えられないから」
Tempalay「ゴーストアルバム」
ミツメ「VI」
吉澤嘉代子「赤星青星」
ずっと真夜中でいいのに。「ぐされ」
秋山黄色「FIZZY POP SYNDROME」
Spangle call Lilli line「Remember」
go! go! vanillas「PANDORA」
SIRUP「cure」
それでも世界が続くなら「僕は君に会えない」
RADWIMPS「2+0+2+1+3+1+1= 10 years 10 songs」
ヒトリエ「REAMP」
斉藤和義「55 STONES」
The Strokes「The New Abnormal」

 

 

11,522歩