眠たげな猫の傍で

眠たげな猫の傍で

世界の果てで眠っていたいな

2021年4月13日(火)

昨日と同じ時間に目が覚める。今日明日は天気が悪いので体の調子がおかしくなるだろう、それもまた人生であると自分に言い聞かせる。朝は相も変わらずフルーツグラノーラを食べ、斉藤和義の「202020」を聴きながらハミングしていると時間になったので家を出る。曇天の下を歩いて駅に着き、電車に乗ると四方八方に人間がいて、このなかに新型コロナに感染している人はどれほどいるのだろうか......、と余計な心配をして勝手に冷や汗をかいていた。会社に着いて、始業になり、今日の仕事が始まる。新しく割り振られた仕事の当番だったので、それを訥々と進めていったら1時間足らずで終わってしまい、途方に暮れてしまった。なにもすることがない、でもいえにかえってもいけない。なにもしごとがないじょうたいで、ここでじっとしていないといけない。頭がどうにかってしまいそうで、今まで何度も試行してきた高品質の妄想を思い返していたが、すぐにその作業にも厭きてしまい、声にならないうめき声をあげてしまいそうになった。暇で時間が全然過ぎてくれないとき、以前の私はどうしていたんだろう。そうか、そこらへんに転がっているExcelを開いたり綴じたりして、仕事をしている振りをしていたんだっけ。でもそんな上っ面の振りは見る人が見れば「ああ、仕事が無いんだな」とすぐに見抜かれるだろうし、見抜いてくれたならついでに仕事を供与してほしい。ああ、なんでもいいから暇つぶしの道具をおくれよ。

 


特に記述していなかったが、出勤すると私のデスクの隣に座っているおジイさんに新人の営業さんがわちゃわちゃしてて、どうやら不具合が生じているからそっちで解決できるかどうか確認してくれ、とわちゃわちゃしていた。おジイさんだけでは頼りない感じで、続いてコピーロボットも出陣してなんだかよく分からないことをやっていて、でもちらっと聞こえてくるワードには聞き覚えがあり、どうして私には相談しないのだろう、と不思議でしょうがなかった。そこで私に少しでも相談してくれれば解決する問題であったことは、午後の部で明らかになる。

 


昼までまだ長い、こんなに疲弊しているのにまだ10時過ぎかよ、と思いながら、でも暇な時はそういう感じだったじゃんかよ、と自分で自分を鼓舞しながら、時間が過ぎていくのをじっと待つ。勿論表面上では待っているだけではなくて、仕事それらしきものをとんとんとこなしていて、お腹空いた早くお昼休みにならんかね、と思いながら、遅々として時間は進まない、長い長いなと思って、くたくたになってこれ以上はもう無理だわ、というところでようやくお昼休みに到達した。パンを食べて、あとは音楽を聴いてぼーっとしていたらあっという間にお昼休みは過ぎてしまって、午後のお仕事が始まる。帰りたいな。

 

 

午後になっても暇で、暇で暇で暇で、これをいちいちここに書くことは躊躇われるのだけれど、他に何か有益なことを書けそうにもないので、「なにもなかった」とだけ記しておく。最近は定時ピッタリで帰ると周りの目が気になる、というか定時ピッタリで帰る人が私くらいしかいないことに気づいて、バツが悪くて、用もないのに残業をして、これ、本当に無意味だよな、と悲しくなりながら、でももうやることもないしここにいてもしょうがねえだろ、と自分で結論付けて1時間という大切な時間を棒に振って会社を出る。

 

 

家に帰って、中途半端な残業をしてしまったせいでなんだかくたびれてしまった心と体で何をしようか。何もする気が起きず、本を読んでいたら眠くなってしまい、そのまま寝てしまう。

 

 

4,115歩