眠たげな猫の傍で

眠たげな猫の傍で

世界の果てで眠っていたいな

2021年4月10日(土)

やっと来た休日。長かった。ここまで来るのに本当にどれほど私は精神を磨耗してきたことか。それでも信じ続ければ休日はやって来るんですね。ああ、今日という日が愛おしくて、ずっと続いてくれればいいのに、と願いながら何故か知らないけれど7時過ぎには起きてしまう健康なのかどうかよく分からない。携帯には彼女から、「日曜日、昼ごはん一緒に食べよー(OKの絵文字)」というLINEが届いていて、ああ、明日会えるんだずっと会いたかった電話だけで満足なんて言っていて先週の日曜日の私をビンタしたい気分だった。今回は私の家の近くでご飯を食べて、その後もまだ彼女の元気が残っていたら喫茶店でケーキを食べようかと思っている。

 

 

朝から幸せな気持ちに包まれていて、この気持ちを霧散させたくなかったから布団の中でダラダラしながら親と電話をして、それを30分くらいで済ますとようやくロフトから降りて、朝ご飯を食べて録画してあるバラエティ番組を観る。最近は録画された番組を見ないのでブルーレイレコーダーのHDDのぶぶんが悲鳴をあげていて、だから外付けHDDを買ってこの間取り付けたのだが、買った6TBの外付けHDDはブルーレイレコーダーに対応してなくて、仕方ないから数年前に買った3TBの外付けHDDを使って、容量を大幅に拡張した。一気に1,000時間以上も録画できる容量が増えたので、これで一層録画番組を溜められるぞ、と思いながら、4月に新しく始まるドラマがそろそろ放送されるのを楽しみにしていた。

 

 

こんなことをして、ライブのための外出のためにそれまでずっと家にいるのはちょっと我慢ならなくて、だって外はこんなにも晴れているのだから、だから10時過ぎに家を出て、人気の少ないところをトコトコと歩いていた。在宅勤務のお昼休みの時に何度も何度も歩いたところだけれど、何度歩いても新しい発見があって、今後もこの道を歩くことになるだろうとしみじみした。郵便局で中止なってしまったSISTER JETとa flood of circleのライブチケットを返送し、お菓子屋でグミが安かったのでグミを買って、それであとはただ歩くだけで散歩は終了。寒い、時折吹いて来る風がやけにひんやりとしていて私の体をチクチクと痛めつけて来る。クローゼットの奥の方にしまったあったかい服を、もう一度前線に出さなければならないのだろうか。先日、風邪っぽいかなと思いすぐに風邪薬を服用したのが功を奏したのか、その後は風邪の症状は出ないでなんとかやっている。布団ももう一度あったかいのを着て、外が暖かくなるまでは辛抱しないといけないのかな。

 

 

家に帰って、お昼ご飯に納豆ご飯にキムチを乗せた簡素of簡素なものを食べて、昨日届いた「モンスターハンターライズ」を初プレイ。ゲームをするだなんてどれだけ久しぶりなのだろう、と思うほど、最新の私はゲーム無精であった。彼女がとてもやりたがっていたゲームで、中学生の時に学校終わりにみんなで集まってモンスターを狩っていたのがとても印象に残っている、と3回目のデートで話してくれて、それでとても気になっていた。発売日を過ぎてから買おうとしたら、「発送まで10日間ほどかかります」と言われ、ゲームの人気ぶりを思い知った。ただ、ゲームを注文してすぐに来たとしても、その時期は仕事で忙しくてプライベートを充実させる余裕なんてなかったので、これはこれで良かったような気がする。ゲームを始めて1時間が経ち、「これ、めっちゃ難しくない?」という壁にぶち当たって、コントローラーを壁に投げつけた。ひしゃげたコントローラーが私のことを笑っていた。普通のアクションゲームのように、弱い敵をまず倒して、レベルを上げてからどんどんつよい的な立ち向かっていくのではなく、いきなりボスと戦うので、操作に慣れていない私はすぐに敵に倒されて、瞬く間にキャンプ場へ連れ戻された。キャンプ場へ連れ戻されるときの演出は可愛らしくてスピーディーなので何度見てても微笑ましかったが、何度も敵に倒されるのを繰り返していると、次第にメンタルがやられていって、「これ、難しすぎないか?」という諦めが私を包み込んで、これ以上ゲームを続けるのは私のメンタルを崩壊させるだろうということで、1時間ほどでゲームを終えた。これ、またやろうと思えるのか?彼女はこんな難しいゲームをさらっとやってのけていたのか?そもそも、こういうゲームを一人でやっていると孤独を感じて、孤独を感じるくらいなら本を読んでいた方がよっぽど健康的だろ、と思って本を読もうと思ったが、ぐわっと眠気が襲ってきて、だからちょっとだけ、ちょっとだけのつもりで布団に横たわっていた。

 

 

「うわっ」と意識が戻ると家を出なければいけない時間の30分前で、察しのいい自分に勝手に感心していた。マカロニえんぴつを流しながら、テキトーに体を動かしていたら時間になったので、家を出た。寒かった。寒。電車を何本も乗り継いで、多分初めて八王子駅に降り立った。立川駅よりも田舎感が強く、今日のライブではっとりが「僕は地元が山梨県なんですけど、八王子はとても親近感が湧きます」としれっとディスっていたように、無理やり田舎に商業ビルをぶち込んだ感じで、歪な世界を構築していた。開園10分前に会場に着き、今回のツアーのキーホルダーを購入して、いよいよライブが始まるのだ、約1年ぶりのマカロニえんぴつのライブに興奮している私がいた。

 

 

 

 

ライブが終わって、程よい疲労を抱えながら、せっかくだし商業ビルを見てみたが、あー、特に心惹かれるもんはねえわ、と早々に離脱して、中央線に乗った。お腹が空いていたのでその辺の店でテキトーに夕飯を済ませばよかったんだろうけれど、この空腹に美味しくないものを入れるのは心苦しかったし、せっかく中央線に乗るならそのまま新宿に行って、ラーメンなりなんなりを食べればいいじゃんか、と思った。多分今の時期だったら21時まで営業していると思うから、なんとか間に合うだろうと勝手に思っていた。新宿に着いて、無性にとんかつを食べたくなり、西口にある「豚珍館」で、去年の6月ぶりにとんかつ定食(980円)を食べる。店は満員ではないけれど、去年の4月ほど少ないわけではなく、これくらいなら多分赤字ではないだろう。すぐに運ばれてきたとんかつを無心で食べる。ああ、美味しい。油を存分に摂取できてお腹いっぱい、もう言い残すことはないくらいに満たされていた。ごちそうさまです。

 

 

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その足で急いで本屋へと向かう。早くしないと本屋が閉まってしまう。文庫本と新書でめぼしいものをいくつか見繕って、それを買っているときに、閉店間際の寂しい音楽が流れてきて、ギリギリ間に合ってよかったと胸を撫で下ろす。

 

 

<購入した本>

宮内悠介「超動く家にて」
大森望「NOVA 2021年夏号」
大栗博司「探究する精神 職業としての基礎科学」

 

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家に帰るとすっかりくたびれた体、何をするでもなく、先程のライブの余韻に浸っていると24時を過ぎてしまった。明日も存分に休日を満喫したいので、無駄なよふかしはしないでさっさと寝ます。

 

 

 

10,316歩