眠たげな猫の傍で

眠たげな猫の傍で

世界の果てで眠っていたいな

2021年3月5日(金)

2週間分の日記をようやく書き終えて、もうこれ以上書くことはないだろう。でも、本を読んでもアニメを観ても楽しくない現状、洋楽を聴きながら文章を書くのだけが唯一楽しいと思えるので、このままの勢いで書き散らかします。

 

 

昨日は久しぶりのちょっと重めの残業をしたせいで、家に帰ってから殆ど動くことが出来ず、ぼおっとしていた。ぼおっとすることに集中していたせいか、今日は朝から身体が軽かった。とはいえ、まだまだ精神は死んでいたので、そこまで明るい気分にはなれなかった。外は晴れていて、仕事が無ければうっかり散歩をしてしまうくらいの陽気な天気だった。上司に「仕事これからしますよー」メールを送って、仕事をぽちぽちしていった。と言っても昨日のうちに出来ることはしておいたので、今日すべきことはそこまで残されていなかった。のんびりとコーヒーを飲みながらディスプレイを眺め、ちょっと疲れたら30秒ほど目を瞑って肩をぐりぐり回しても誰からも非難されない環境は素晴らしい。緊急事態宣言は2週間延長になり、そのため私の会社でも3月いっぱいは在宅勤務の延長が決まった。なので、来週以降も今日のようなゆったりとした時間が流れるのか、と思うとちょっとだけ心が躍った。精神は死んでいるはずなのに、ちょっとだけ生きかえった気分になった。

 

 

昼になった。外に出て、商店街をぶらぶら歩こうと思っていたが、気付くとラーメン屋に吸い込まれていた。そこは半年ほど前に出来た新米のラーメン屋で、でも営業時間が昼間の限られた時間だけだったし、人が結構入っていたので開店してから一度も入ったことはなかった。今日はなんだか美味しいものが食べたい気分だったので、博打をするつもりで店に入り、醤油味を注文した。大盛りはないそうだ。15分ほどして運ばれたラーメンを啜ると、「ああ、これは本物だわ」と嬉しくなった。この間六本木のラーメン屋で食べたのや、下北沢の駅からちょっと外れたところにあるそれと同じ類の美味しさだった。歯でちょっと刺激を与えると簡単にちぎれてしまう麺で、するすると啜っていたらあっという間に食べ終えてしまっていた。汁も美味しかったし、2種類のチャーシューも素晴らしかった。在宅勤務の時はここで昼食を済ませようか、という気分になるほど、素敵な体験だった。店を出ると5人ほど行列が出来ていて、私が知らないだけでここは人気店だったのだな。そのあとにちょこっとだけ商店街を歩いて、ふらっと靴屋に入って、先日買ったコンバースのキャンバスシューズのベージュ色を買った。あとはスーパーに寄って朝飯を買って、家に帰ったら仕事が始まる時間になった。

 

 

午後の仕事もするすると時間が過ぎていき、あっという間に定時になった。「お疲れさまでしたー」と上司にメールを送って、それからはぼけっとしていた。最近はぼけっとしているのが一番楽な態勢であることに気付いた。難しい文章をしかめっ面で眺めていても、その内容が頭にするすると入ってくることはなく、ただただ「精神が死んでいるな」ということだけが頭を支配するだけで、どうしたらいいのか分からなかった。だから間抜けな面をぶら下げてぼけっとしていたら幸せになれるんじゃないか、とふざけた考えを妄信して凝りもしないでぼけっとしていた。ぼけっとしていたら同期からLINEが入り、「明日の電車の切符、買ったんで宜しくー」とのこと。明日は彼と、2年ぶりの箱根温泉に行っていきます。最近温泉に行きすぎだな、飽きはしていないけれど。

 

 

Apple Musicに入会してから、最新の洋楽をよく聴いている。昔よく聴いていたけれど、最近は全然聴いていなかったミュージシャンが今でも新しい音楽を作っていて、それが素晴らしいと暖かい気持ちが溢れてくる。最近だとFoo Fighters「Medicine At Midnight」、The Killers「Imploding the Mirage」、Weezer「OK Human」、Taylor Swift「evermore」ばかり聴いている。小説を読んだり文章を書いているときに、英語の楽曲は行動の邪魔にならないので、家にいるときは洋楽ばかり聴いている。洋楽を聴いていると海外の音楽の素晴らしさを再確認できるし、また来日して素敵な演奏を見せておくれよ、と思う。早くても来年にならないと来日は難しいだろうけれど、もし来日してくれたらなんとしてでもライブには駆けつける予定なので、是非ともお願いします。そして新しい音楽の発掘をするのも楽しくて、だから家にいて音楽を聴いているだけで人生が充実している錯覚を起こしてしまう。仕事はいつまでも前には進んでいないし、恋愛だって全然進展はないけれど、それでもそんな人生を肯定できるほどのメンタルを取り戻すことが出来るので、当分はApple Musicに入会して、心が安定する音楽に縋りつこう。私は音楽がないと生きていけない人間なのです。

 

music.apple.com

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evermore

evermore

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今日買った大橋裕之「ゾッキC 大橋裕之作品集」 を読んでいる。表紙を飾っている女の子の話が素晴らしく、他のお話も素晴らしく、つまりは私にとっての傑作である。半分ほど読んでしまって、もったいないもったいないと思い、慌てて漫画を閉じた。先ほど読んだお話のいくつかがぽわぽわと頭の中を浮かんでは消え、浮かんではまた消え、その余韻が本当に心地よかった。こういう漫画に出会うために生きている、と言えるほどの人生でありたいと願っている。

 

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