眠たげな猫の傍で

眠たげな猫の傍で

世界の果てで眠っていたいな

どうなんだろうね

昨日のデートは完璧だった、と思う。沈黙の時間はどちらかがご飯を食べているか飲み物を飲んでいるときくらいで、それ以外の時間はずっとお話をしていた。準備してきた話題はぜんぜん出すことなく、最後の彼女がふっと机上に出してくれた話題を二人でああでもないこうでもないと遊んでいた。デートの間ずっと楽しかった、どきどきしていた。長らく死んでいた私の精神はようやく復活したようだ。

 

 

雨が降っていたので昼ごはんの後にその辺を散歩することは出来なかったが、スムーズに喫茶店に行ってお茶をした。お茶の時間もずっとお話をして、その熱量が小さくなることはなかった。興奮とまではいかないけれど、良い熱量でお互いのことを知ることが出来た。最後の彼女がお兄さんの影響で漫画やゲームに精通していること、もし付き合うようになったら一緒に漫画を読んだらゲームをしたりするのだろうか。ちょっこっとだけ想像したら、その想像のあまりの幸せ度合いに気絶をしそうになった。一瞬たりとも飽きはなかった。

 

 

茶店で2時間を過ごし、その後に実家に持っていくお土産を買うために一緒にお店に行き、商品を買い、駅へ向かって、その道中で次回のデートのことを私から話した。

 

「来週の土日でどっちか空いているかな。もしよかったら、今度はご飯だけじゃなくて、水族館とかそういったところに行きたいな」

 

私がそう話すと、笑顔で彼女が

 

「せっかくこの時期なので、お花見はいかがですか?」

 

と絶妙な提案をしてくれた。但しその提案にはひとつだけ懸念事項があり、現在のところ来週の日曜日は雨の予報なのである。何故、こんな大切なタイミングで雨が降るんだよ、とめげそうになるけれど、でも、雨だったら室内で遊べるような場所に行けばいいんじゃないか。そんなことでくよくよしている場合じゃない。彼女と良好な関係をだいぶ築けているので、次のデートで告白をしようと思っている。3回のデートを終えて、とてつもない手応えを感じているので、告白は成功するのではないかと思う。最後の彼女も私と一緒に過ごす時間を楽しいと思ってくれていると思う。だから、これ以上ずるずるとデートを繰り返すのではなく、次回のデートですぱっと告白をするのだ。

 

 

但し、懸念事項というか、どうなんだろうということがひとつある。先日の別れ際にデートの約束をして、その後にLINEのやりとりを一往復して、で、私から「来週の日曜日はどの時間から遊べそうですか?」とLINEを送り、それに対する返信がまだ来ていないのだ。ん、あれ、なんで来てないんだろう。うーん、昨日もとても良い雰囲気だと思ったんだけれど、気のせいだったのかな。なんで返信がないのだろうかといろいろ考えてみて、彼女は今実家にいるから、実家でのんびりとしててスマホを触っていないのだろうか、とか、そんなことを考えてみるのだけれど、本当のところは分からない。もどかしい。違ったのかな。私じゃなかったのかな、と思うとちょっと悲しくなるけれど、でも、3回のデートの幸せな時間は確かに存在していたもので、それを大切に抱えながら次の恋に取り組んでみるのもいいかもしれない。現在、5人の女性とLINEでやり取りをしているから、この人たちとお茶をしてお話をしてみて、恋を育んでみるのもいいかもしれない。私の精神は生き返ったので、だるいだるい気持ちは皆無で、だから最後の彼女との関係が終わってしまったとしてもそこまで悲しむことはないだろう。私にはたくさんの大事な音楽がある。それらを聴いて、次のステップに踏み出せばいいのではないか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

と前向きに考えてみるが、やっぱり最後の彼女との空気感がとても好きだったので、それをもう体感することはないのかと思うと寂しい。だから今日は外に出て、美味しいカレーを食べようと思っているのだが、乗車する電車を間違えてしまったせいで、お店の営業時間に間に合わないんじゃないか、とはらはらしている、そんな日曜日のお昼。