眠たげな猫の傍で

眠たげな猫の傍で

世界の果てで眠っていたいな

少しだけ毒を吐かせてくれ

聖人君子ではないので、無碍に断られた人に対して良い感情だけを持つわけではない。どす黒いことだってたくさん考えたし、そんなことを考えたところで仕方がないのでなんとか表出しないように心の底に押し込んだが、どうにも押し込めなかったものもあるので、ちょっとだけ毒を吐かせてくれ。

 


〇連絡が一切ない
興味のない相手に対してわざわざ返事をするのは億劫だろう。でも反対の立場に立ってみてくれないか。もし自分が興味のある人間にアプローチをして、一切返事が来なかったら悲しくないか、切なくないか、苛立ちを覚えないか。それはあなたの勝手な感情だろう、と言われれば、「そうですこれは私の勝手な感情です」と胸を張って言うだろう。無視されたら悲しいじゃん。ナシならナシで、きちんと言葉で伝えてあげるのが大人じゃないんですかね。

 


〇自分の話を全然広げてくれなかったじゃん
私だけがずんずんと話していたような気がする。私もあなたに対していくつかの質問をしたけれど、それ以上広げられないような返答だけはやめてほしかった。

 

「休日は家に一日中いることが多いです」
「どんなことをして過ごされているんですか」
「特に何もしていないですね」

 

ここからどうやって話を広げればいいの。頑張っていろいろ聞いてみたけれど社会人になってから主体的に動いていることを全然聞き出せなかった、そんな受け身の人生でいいんですか?辛うじてYouTubeを見ているということは聞き出せたけれど、特にあてもなくだらだら動画を見ていると言われても、「はぁ、そうですか...」としか思えないし、どうせ付き合うなら興味関心がたくさんあって毎日充実した生活を送っている、という子の方が正直良いかな...。

 

 

たくさん毒を吐いてすっきりしてやろう、と思ったけれどそこまでなかった。というか、上に書いたことは私がどうこうすれば済む話で、A子さんには何の非もないことが判明して、余計に落ち込んでいる。もしここで「あれ、まだお誘いのLINEを読んでいないんですか?」なんて追撃しようものなら、一発アウトだろう。それくらいは分かる。分かるけれど、本当に好きだったら、一縷の望みをかけてでもそれくらいのことをしてしまうのだろう。A子さんにこれ以上の負担をかけたくないので、追撃はしません。もう諦めました。短い間でしたがありがとうございました。さようなら、お元気で。