眠たげな猫の傍で

眠たげな猫の傍で

世界の果てで眠っていたいな

終わった恋にしがみつくほどみっともないことはない

そもそも彼女にとっては単なる「暇潰し」であったのかもしれない。一人で勝手に浮かれて、一人で勝手に期待して、一人で勝手に落ち込んでいれば世話はない。婚活というものに生半可な態度で足を突っ込むと癒すことの出来ない傷を負ってしまうおそれがある。たくさんの挑戦者たちが婚活という荒野に臨み、再起不能のダメージを負って今も生きている。ある者は婚活を人生から完全に排除し、ある者は傷を負いながら果敢にも婚活に挑み続けている。自分に合った相手に出会うのは奇跡と言っても差し支えないほどに確率の低い、素人は迂闊に手を出してはいけない人生を懸けた危険すぎるギャンブル。周りが続々と結婚して焦りを感じた私は安直にその世界に足を突っ込んでしまったが、1カ月足らずで相当なダメージを受けてしまった。どれだけ努力したところでそれが報われるかどうかは神のみぞ知るギャンブル。そもそも報われる、という前提で動いていたら即座に背後から襲われてしまうほどに危険すぎるので、もうこれ以上奥へと入り込んではいけないような気がしている。この間の休日は婚活のことばかり考えていて、趣味も勉強も手に着かなかった。人一人の人生を容易く狂わせてしまうことが出来るのが恋、婚活で、「当たれば儲けもの」くらいに考えていないと簡単にぶっ倒れてしまう。今の段階で約束している人と出会うことは出会い、それがもしだめだったら当分はこの世界から手を引こう。自分の大切な時間を失ってまで、そして癒えぬことのない傷を負ってまでする必要のあることなのか、今一度考え直してみた方がいいだろう。苦しい、早くこの苦しみから私を開放してくれないか。