眠たげな猫の傍で

眠たげな猫の傍で

世界の果てで眠っていたいな

2021年1月15日(金)

在宅勤務だから朝はちょっとだけ遅くまで寝ていられる。外はあまり天気がよろしくないので、ずっと中にいられるのは良い気分である。仕事をしているようなしていないような、恋をしているようなしていないような、どっちつかずの状態で時間が流れていくのをのんびりと構えていた。猛烈に眠気が襲ってきており、それは職場にいる時は感じないもの、緊張感というものは自宅にいると感じないのであった。なんとか眠気を堪えて、昼休みにたどり着く。ずっと家に籠っているのもよくないので、近所の商店街を散歩がてらぶらぶら歩く。相変わらずの人出、最近は頻繁にここを歩いているので面白さが微塵もなかった。そそくさと帰るついでにお寿司屋さんで巻き寿司を買い、家に帰ってからそそくさと食べる。お昼休みが終わって、午後の仕事になっても誰かから緊急の連絡が来ることはなく、こんな時間がいつまでも続けばぼけてしまう、ぼけて自分の原型が無くなってしまう、と淋しいことばかり考えていた。寒いので毛布を羽織りながらキーボードをカタカタしている、それは妙に心地のいい運動になっていて、カタカタカタカタしていると肩のハリが少しは和らいでくれるのではないか、という淡い期待は脆くも崩れ去った。

 

 

定時になったのでパソコンを閉じ、安易に缶ビールを開けてしまった。賞味期限が近いから飲まなければ、というのは言い訳で、賞味期限が過ぎてしまえば捨ててしまえばいい、お酒に弱いのに無理してお酒を飲んでいたらそのうち痛い目に遭ってしまうぞ、と自分を脅かせながら、でも緩んだ心にぐびぐびぐぶぶと金色の液体が流れ込んでいくのは非常に愉快な気持ちである。すっかり酔っぱらってしまった私は火照った体をシャワーで溶かして、今更だけれど夕飯にたらこマヨパスタを食べた。飽きることはない、ただ栄養が取れないのが不安なだけである。時間が流れて酔いがちょっとばかしさめてくると、「鬼滅の刃」を読み始めた。

 

bigpopmonster.hatenadiary.jp

 

敬遠していたのが馬鹿らしく思えるほど、するするとお話に惹きこまれていく。ずっと読んでいたい、でも23巻で完結しているからあと2日もすれば読み終えてしまうだろう。それがこのうえなく寂しいことであるし、でもアニメになったらまたじっくりとこの世界を楽しめることだろう。アニメが完結するまで、一体どれくらいの年月を必要とするのだろう。映画になっている「無限列車編」は漫画ではそこまで長い話ではなく、でもこれをアニメで表現したら感動してしまうのだろう、漫画でも読んでて苦しかったのに。夜はまだまだ長い。