眠たげな猫の傍で

眠たげな猫の傍で

世界の果てで眠っていたいな

2021年1月4日(月)

6時30分に目が覚めた。アラームは6時45分に設定していたのに、遅刻するのが怖くて早めに起きてしまった。すごく眠たいが、ちょっとだけ寝るのはあまりにも危険で、でも下に降りるのもまだ早い気がして、微睡のなか今日の仕事のことを考えていた。あっという間にアラームが鳴って、3度目のアラームで起きることにした。久しぶりに食べるフルーツグラノーラは私を日常へと戻してくれる。テレビでは相変わらずコロナコロナ、たまに駅伝。もうそろそろ緊急事態宣言が出てもおかしくないけれど、もし発令されtも従う人は従うし、従わない人は従わないだろう。従う人が馬鹿を見るような、従わなかった奴ら(現時点で居酒屋へ行ったり、マスクをしていない奴ら)がコロナに罹ってもそいつらの看病をするために医療従事者の方々が疲弊していくのはちょっとおかしいんじゃないか。国のトップに威厳がないから、とか言い出したらキリがないのでこれ以上は口を慎みます。新年の挨拶をしないといけないので、いつもより早めに家を出る。通勤電車は相変わらずの満員。嫌気がさすかと思いきや、久しぶりの出勤は懐かしい気持ちと、ちょっと誇らしい気持ちが綯交ぜになっていた。会社に着いてもあまり人はおらず、ただ上職者は既に出社していたので新年の挨拶をこなしていく。一通り挨拶を終えて、自分の席に座り、パソコンを立ち上げる。2021年もここで働けるといいね、と思いながら仕事の準備を進める。おジイさんは既に出社していたが、仕事に夢中だったので挨拶は控えておいた。遅れてコピーロボット、井戸端さんが出社したが、特に何も挨拶をしないまま就業時間へ。まあ、そういうものなのか。いろいろと慌ただしいことがあって、ようやく自分のペースに戻れると思ったら外出の許可が出たので、そそくさと準備をして外へ。約1カ月ぶりの外出、長期休暇はだらけていたので適度な運動は私を少しだけでも健康にしてくれるだろうか。日差しが強かったのでジャンパーは羽織らないで来たが、正解だった。頭に刷り込まれたルートをただ歩く、目的地に着いたら作業をする、作業が終わったら次の目的地へ。ということを何度も繰り返していたらお昼になった。出発が遅れてしまったので、昼休み時とぶつかってしまったが、タイミングが良かったのかいつものつけ麺屋は空いていた。今年初めてのラーメンは、勿論大盛りで。注文して10分ほどでつけ麺が運ばれてきて、一心不乱に麺を啜る。麺がモチモチして、噛むたびに幸せが体中を駆け巡る。ああ、ラーメンはやっぱり美味しいな、嬉しいな。と思っていて、お腹が膨れてしまって、次回からは普通盛りにしようと決意する。そんな決意は1カ月もしたら忘れてしまっているだろうに。

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店を出て、再び作業をする。作業が終わったのが15時前、普段だったらくたくたになっているはずなのに、適度に休憩を取ったからだろうか、会社へと向かう電車に乗っているときにそこまでくたくたではなく、むしろ久しぶりにたくさん歩いたことに快感を覚えていた。あっという間に会社に着いて、この年末年始に溜まってしまっていた仕事を淡々とこなしていく。約10日ぶりの仕事はなんとも手ごたえのあるもので、プライベートでは感ずることの出来ぬ快感が身体中を駆け巡った。たくさんの仕事が上から降ってきて、それを仲間とともに退治していく様を想像するとワクワクして胸が躍った。実際はそんな光景は見当たらず、一人一人が黙々と目の前のパソコンを見ながらキーボードをカタカタと叩き続けているだけだった。背後で「今回の年末年始は~」と語り続ける人がいて、その発話に対して相槌を打つ後輩が一人いるだけで、あとは静まり返った人間だけで職場は埋め尽くされていた。年始一発目の出勤なのでほとんどの人間が会社に来ていた、明日からは在宅が増えるだろう。現状では週に2日の在宅勤務であるが、緊急事態宣言が発令されたら週に3日にしてくれると助かるのだけれど、それは甘えなのかもしれない。そういえば外出から戻ってくるときにニュースを眺めていたら「今週の土曜日に緊急事態宣言が発令することを検討する」という記事を見かけ、今更出してもなあ、現在好き勝手やっている連中は拘束力のないものでは行動を変えないだろうから、あまり意味はないだろうなあ。それよりも海外からのビジネス入国を制限しないと話にならないんじゃないか。それはあまりメディアでは報じられていないことだけれど、ネットが普及しているお陰で、大抵の人はそこが緩いので感染が酷くなっていると気付いている。それだけが感染拡大の原因ではないだろうけれど、大きいぶぶんはになっているだろう。緊急事態宣言が発令されて一番困るのはライブが延期、もしくは中止になってしまうことで、1月にいくつかのライブに行く予定があったのでそれらが中止になってしまうだろうことが悲しい。私は悲しい、という感情の発露だけで済むかもしれないが、音楽業界の方々はそろそろとどめを刺されてしまうのではないか。私の好きなバンドがライブを出来ずに苦しんでいる姿をこれ以上見ていたくない、なんでライブハウスがこんなにも槍玉にあげられなければならないんだ。観客はきちんとマスクをして、バンドとはちゃんと距離をとってライブがされているのに、目の敵にされる謂れはないだろ。居酒屋で、マスクを着けないでべろべろに酔っぱらって、大声でがなり立てている連中のほうがよっぱど感染リスクが高いし、感染させるリスクが高いというのに。いつまでこんなことを続けるつもりですか?

 


仕事をこなしてもこなしても目の前の仕事が減ることはなく、定時になってもまだまだ仕事をしていられるのがなんとも奇妙であった。新入社員以外誰も動こうとしない、それぞれが目の前のパソコンと仲睦まじい様子を曝け出していた。そういえば書くのを忘れていたが、今日から1年目の新入社員が経理チームの研修に加わり、研修を受けていた2年目の社員は本配属となった。2年目の社員はお世話になった経理チームの社員に挨拶をし、ついでに私の所に来て、「今までお世話になりました」と真顔で感謝を伝えてきた。皆が同じように挨拶をしてくるので、そういう風にプログラミングされているのだろうかと疑問に思った。遠方へと転勤になる男の子だけは違い、「めっちゃ緊張しているんですよね、こう見えても。ああ、東京に居たかった」と本音を吐露していて、(素直な子だな、元気で頑張れよ)と思っただけで、特にこちらから声を掛けることはなかった。ぞろぞろと2年目の社員は職場を出ていき、新しく加わった1年目の新入社員はどこか恥ずかしそうな素振りを見せて、それを目ざとく見つけたKは「おいおい、最初からそんなもじもじしていたら先が思いやられるな」と馬鹿に大きい声を出したが、誰も彼に追従する人はおらず、辱めを受けたのはKであった。話を戻して、定時になっても誰も帰ろうとせず(あの井戸端さんも!)、仕事が残っていたので1時間半ほど残業してから会社を後にした。

 


家に帰る前に本屋へ寄って、物凄く久しぶりに「週刊少年ジャンプ」を購入した。私の今までの人生の中でこの雑誌を購入したのは今回を含めて2回で、1回目は確か小学生高学年のとき、まだ「いちご100%」が連載していて、「ONE PIECE」は空島編を連載していた頃。突然この雑誌を買いたくなったのは、「ONE PIECE」が連載1,000回目を迎えるということで、それなら記念に、という安易な理由からである。「ONE PIECE」の単行本はこつこつと購入しているが、実は最近のは全然読んでいなくて、「ワノ国」がものすごくつまらなくて、それで縁が途切れていた。久しぶりに読んでみたらまだ武士がああだこうだしていて、1,000回目なのにそこまで盛り上がらなかった。いつになったらルーキー同士で戦うのだろうか、そもそもそのような描写はするつもりはないのだろうか。すぐに1,000話を読んでしまい、雑誌に掲載されている他の作品をぱらぱらと見てみたが、9割が知らない作品で、そのどれもがあまり面白そうに思えなかった。「週刊少年ジャンプ」大丈夫なのか、私のような世代、また私より上の世代は現在の「週刊少年ジャンプ」を購読しているのか。そのことに関してあまり興味がなかったので、折角買った雑誌を押し入れにそっとしまった。お腹が空いていたので夕飯にたらこパスタを食べて、そのまま家でのんびりしてしまってもよかったが、腰回りのお肉が気になって気になって仕方がなかったので、外に出て歩くことにした。

 

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電灯も碌に点いていないような道を歩きたくなかったので、商店街をぶらぶらと歩いた。20時を過ぎていたからか、人通りはあまり多くなかった。それでも居酒屋には人がたくさんいて、マスクをつけないで大声で騒いでいるのを見て、その場からそっと離れた。ずんずん歩いていくと古本屋にぶつかった。1月4日のこんな夜に営業しているなんて有難い、と思って中に入った。人はそこそこいた。古本特有のにおいが鼻の奥にツンと来て、涙が出そうになった。比較的新しめの本を取り揃えている古本屋で、まだ去年出たばかりの新書が安くなっていたので、おもわず2冊購入してしまっていた。帰りもとことこと歩いていたがあまり疲れることはなく、家に帰り着くと心地よい疲労感に包まれて、(こんなことなら毎日歩いて、少しでも肉を減らさないと。運動ももちろんだけれど、食生活の方も見直さないとな)と思った。 

 

 

<購入した本>

河合雅司「未来の年表 人口減少日本でこれから起きること」
塙宣之「言い訳 関東芸人はなぜM-1で勝てないのか」

 

 

シャワーを浴びて、21時過ぎ、まだまだ自由な時間が広がっていた。読みかけだった吉田篤弘「なにごともなく、晴天。」を読み進める、読み終える。優しい世界。悪人が出てこない、化け物が出てこない、性格の悪い奴が出てこない、まるで小学生の国語に出てきそうなお話だった。それ以上でもそれ以下でもない、そういう話。読み終えて、ふと去年末の結婚式のことを思い出した。結婚式に出席していた大学の後輩が何気ない様子で、「そういえば、実家に帰るかもしれないんだって」と言ったことを急に思い出して、ちょっとだけ調べた。 

 

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bigpopmonster.hatenadiary.jp

 

 

2年以上も前に別れ、それから一切やりとりはしていないので、私が今更どうこう言うのはお門違いだろうが、少しばかり大丈夫だろうかと気になっている。どうやら趣味は乙女向きのスマホゲームで、それ関連のことか大好きなアイドルのことか、もしくは闇に堕ちたとき(頻繁にある)のことを呟いていて、そしてもうそろそろ仕事を辞めるという。彼女の、社会人になってからの5年間は一体何だったんだろうか、と思うと同時に、まだ私が社会人1年目の時に彼女が東京に来て、つけ麺を食べた日のことを思い出した。彼女は多分地元で就職したかっただろうし、それが5年かけてようやく実現することは一見良いように思えるが、果たして本当にそれでいいのか、一体彼女は何がしたかったのだろう。ここまでにしておく。そのあともぐちゃぐちゃと考えていて、今更考えても仕方のないことなので考えるのをやめて、ロフトに上がってごろごろしていた。24時30分過ぎに眠くなって、本当はもっと前から眠気は来ていたのだけれど、もうちょっと起きていたかったから起きていた、眠いから寝た。明日も平和な1日になるといいな。 

 

 

16,945歩