眠たげな猫の傍で

眠たげな猫の傍で

世界の果てで眠っていたいな

それぞれが生きている、今

軽い気持ちで久しぶりに呟きを眺めていたら、懐かしい記憶とか、その先の妄想とか、あの時の決意とかたくさんぶわあーっと溢れ出してきて、感状のやり場に困っている。私はその人をもういない者として認識していて、それはその人のことをもう思い出したくない、私の大切な記憶を捨てることになるんだけれど。楽しいこともあったけれど、最後はただ怠かった。一人でいるよりも二人でいる方が楽しくなって、しばらく二人でいたら窮屈になって、一人に戻っただけ。ただそれだけなんだけれど、私にとっては今までの人生の中でたった一人の存在なので、やたらと存在が大きくなっていた。昔のことなんて思い出さなくてもいい、今は今で必死になって生きているんだから今とかその向こうだけを見ていればいいのに、それなのに気づくと後ろを振り返って、やり残したことがないかを確認している。情けないよな、新しい出来事と出会っていたらたぶんすっかり忘れていただろう、私はまだ一人だったし、今年もたぶん一人のままのような気がしている。こんな時代に出来るなんて嘘くさくないか?それはいっときの寂しさであったり興奮であったりして、騒動が収まったらそれぞれのもとへ帰っていくんだろう、どうせと不貞腐れている。暖房をつけるのが面倒だったのでつけずにいたら部屋はまるで極寒の土地のようで、毛布に包まって音楽を聴いている。そのついでに上記のことをだらだらと考えていて、「余白、作るなよ......」と自分に言い聞かせている。暇な瞬間があるから考える必要がないことをついつい考えてしまう、暗くなる、なんだか生きるのが面倒になってくるのであった。もうここからいなくなるんだから、もう思い出すことはないだろう。本当に関係がなくなってしまう、それはどうやら清々しい気持ちのようでいて、どこかではちょっと寂しいと思っている、そんな私なのでした。