眠たげな猫の傍で

眠たげな猫の傍で

世界の果てで眠っていたいな

自堕落な生活

長期休暇で予定がないと、途端に生活が破綻する。朝はずるずると眠気の余韻を残し、しなければならないことがないので昼近くまで寝てしまう。ぼけっとした頭に朝食(昼食)を押し込んで、そのあとはぼおっとして過ごす。目的を掲げて事に励めば生活に張りが出るかもしれないけれど、そんな高尚なことをする元気も湧かず、読み慣れたネットの文章をだらだらと読み返したりするだけ。自室から出ることはなく、それどころか布団から出ることもなく、指をちょこまかと動かすだけで夜になってしまう、その時の暗澹たる気持ちたるや。そんな気持ちになってしまうくらいなら、規則正しい生活で、何かしらの目的を持って生きればいいのだけれど、夜の、もう息絶え絶えの私にはそんなことを考える余裕などなく、ただ夕飯のことだけが頭を支配する。今日の夕飯はなんだろうか、この匂いは焼肉だろうか、とぼんやりした頭で予測して、それが当たっていると少しだけ気分が明るくなる。夕飯を食べ終えたらそのままリビングに残ってだらだらとテレビを見るか、自室に戻ってまたネットの文章をだらだら読むか。刺激が欲しい、と安易に思って冷蔵庫にしまってある缶ビールを無造作に飲み、すぐに火照ってしまう体になって今日がそろそろ終わってしまうことを寂しく思ってしまう。今更どうすることもできない、これからどうにかしたいのならばさっさと眠って、明日は早く起きれるようにすればいいんだけれど、酔っ払った頭はまともに作動せず、だらだらとネットの海を泳いでいると25時、26時となっていき、もう気持ちの行き場所が定まらない、非常に不安定なまま倒れ込むように眠りにつく。そして朝が来て起きられず......、ということを無限ループの如く繰り返すのが私の長期休暇の過ごし方になってしまっている。普段、計画的に動いている人間であればたまの休日にはそれくらいの自堕落はいいだろうと思うけれど、普段からよれっとしたシャツのような生活を送っている私がそんな生活を送っていたらいよいよ本格的に落ちるところまで落ちてしまって、這い上がることが難しくなってしまうので、早いところ生活を立て直さないといけない。ということは重々承知のうえで、どうしても今日だって夜にお酒を飲んで、定まらない思考が勝手に走ってこんな文章を書いている、それが結局のところ本当の自分であって、それをまともにしようだなんて恥知らずな考えなのかもしれませんね。あと2日で2020年が終わってしまうなんて、そんな感覚が全くないほどに、私は自堕落な生活に染まりきってしまっているようです。