眠たげな猫の傍で

眠たげな猫の傍で

世界の果てで眠っていたいな

2020年12月9日(水)

「大正解 なんだか今日は 大正解 そんな気分だし
どんな事態もわき目振らないんです
白目で見るおまえの顔こそが全然笑えるぞ」

 

今日の夕方に賞与が支給されるということで、家にいるときからずっと浮ついた気分でいた。一昨年、去年と満足のいく賞与を頂いていたので、今年もそれが貰えるだろうと勝手に思い込んでいた。日本、世界はコロナ騒動で経済はぐちゃぐちゃになっているけれど、私の会社は大丈夫だと信じていた。多分、去年と同じくらい賞与を頂けるはずだ、と信じていたのに。満員の電車に揺られて毎日、ちゃんと出社したから、それが報われると思っていた。在宅勤務が廃止されても文句一つ言わず、黙々と業務をこなしていった。それが報われると思っていた。ああ、終わった。完全に打ちひしがれてしまい、もう何もしたくない気分だ。ひどい、ひどいよ。......転職しようか。

 

 

午前3時に目が覚めて、気怠い体を無理やりロフトに押し込める。寝る。起きる。寝ていたい。起きる。具材を弁当箱に詰めて、朝食にフルーツグラノーラを食べて、ニュースを流し見して、家を出る。いつもの時間、いつもの体調。電車は今日も満員で、でも今日から電車の中でスマホを見るのは出来る限り控えるようにしている。昨日読んだ本のお陰だろうか、別にTwitterを開かなくても支障をきたなさい、どころか余計な情報を頭に詰め込まないので普段はあまり働かないぶぶんの頭が働き、普段は考えないようなことをぐんぐんと考えている。良い気分になる。明後日に控えたユニゾンのライブのために、「MODE MOOD MODE」を聴いている。ユニゾンのアルバムはどれも素晴らしいのだが、「MODE MOOD MODE」で彼らの音楽は一つのピークを迎えた気がする。しかし、次に発表された「Patrick Vegee」は「MODE MOOD MODE」とは違う側面からユニゾンの良さを披露していて、このバンドはアイデアが尽きることはないのだろうな、と朝から惚れ惚れとした。会社に着くと私の周りががらんとしており、それはコピーロボットと井戸端さんが在宅勤務で、近くにおジイさんしかいなかったからだろう。始業になり、特にすることもないので最近覚えた曲を鼻歌で歌っていたら、「その曲知ってる。ええっとね、ちょっと待ってね。......そうだ、あれだよ、あれ。ええっと、なんだっけ......」と、知らない人が話しかけてきたので何も聞こえないふりを通して、そのまま仕事を始めようとする。すると上司からメールが来ていることに気付き、振り返ると上司が立っていた。「昨日の夜に不躾に頼んできて、今日中に用意しろってさ。ちょっと慇懃無礼じゃないか」と言って、状況を把握してから依頼主の所へ向かう。「そうですはい、すいません。ぎりぎりですよね」いつもこの時期になると必要になる書類なのだが、なぜこんなぎりぎりになってから話が来るのだろう下手くそすぎるだろう、と思いながら渋々手伝う。外に出る必要があったので外に出て、(コートを羽織ればよかった......)と後悔しながら、用事を済ませて会社に戻ると、のんびりと頭が痛み始めた。前もそうだった、ちょっとだけ外に出るとそのあとに頭が痛み出した。単なる偶然か、それとも天候が悪かったせいか。どういった理由で頭が痛み始めたのかは知らないが、両肩の張りが凄まじいことになっていたので、それをほぐしてやるとちょっとだけ頭痛が和らいだ。でも痛みは持続していたので、お昼ご飯を食べてからすぐに頭痛薬を飲んだ。特にそれで劇的に状況が良くなる、ということはなく、「あたまがいたいなー」という状況がのんびりと続いていた。

 


何をしていたのか、特に何もしていないから思い出そうとしても何も思い出せないのか、そんなわけで午前はあっという間に過ぎてお昼休み。弁当(白米、唐揚げ、ポテトサラダ、春雨、辛味噌、昆布)を食べて、眠気があったのでユニゾンを聴きながら目を瞑る。すると本格的に眠気が来たので、イヤホンを外して本格的に眠る。眠る眠るとあっという間に昼休みが過ぎて、午後の部が始まる。

 


午後ものんびりとしていた。せかせかしている人間が周りにいないから、心は常に穏やかであった。後ろから聞こえてくるキンキン声、中身がすっかすかのそれが集中している脳を阻害している、それが邪魔でどこか遠いところ、風の音が良く聴こえるようなところで働きたいと思っていた。のんびりしているが、頭の片隅でずきずきしている痛みがじんわりと私の心を蝕んでいくのが不愉快だった。頭痛薬は全く効き目がないのか、頭痛は午前と同じ速度で私に嫌がらせをしてきた。どうしたものか、こういうときは家に帰り、あったかいお風呂に入り、湿布を両肩に貼ってから早めに寝てしまうのが一番なんだが、帰ってしまうと早退扱いになってしまう、それに朝イチに急遽任された仕事があるのでそれをどうにかしないといけなくて、なんだか面倒な牛を引き連れて砂漠を歩いている気分になった。それでも少しずつ心が愉快になっていくのは、今日の夕方に待ちに待った賞与が支給されるからである。半年間頑張ったご褒美がようやく支給されるのだ。そして、その時が来た。

 

 

bigpopmonster.hatenadiary.jp

 

 

解散解散、今日はもう帰りましょう。すっかり仕事をする気分は霧散して、さっさと家に帰ってやけ酒を飲みたい気分になって、でもまた定時まで中途半端に時間があるので、誰も見向きもしない共有の仕事をこなしていく。おいおいおいおい、なんでこんな目に遭わなければいけないんだ、と心の中で悪態を吐きながら仕事を進め、定時になったので帰る。ずんずんと、家へと向かう。電車は運良く空いていたが、そんな些細な幸せでは先ほどの衝撃は緩和されない。

 

 

家に帰っても尚頭痛が酷かったので、あったかい風呂に入ることにした。ここの家に引っ越してきてから初めて湯船に湯を張る、入る、もうちょっと熱めにすればよかったか。湯船に浸かりながら本を読むのはあまりにも最高の時間で、でもすぐに湯が冷めてきてしまったので、15分ほどでお風呂から出て、せっせと体を洗う作業に入る。ぽかぽかの頭でもまだ頭は痛くて、だから次なる手として湿布を両肩に貼る。すると少しずつ肩の凝りが解れていく、それとともに頭の痛みも和らいでいく。ああ、家でのんびりするのが一番だ、外に出てしたくもないことをするのは人生の損失である。でも好きでもないことをして銭を稼がないと食ってはいけぬ、とジレンマが私を襲う。今日の夕飯はサラダをまず食べて、レンコンを食べて、最後にタコキムチをおかずにほかほかの白米を食べる。悪魔的美味しさに舌鼓を打ちながら、お米だと際限なく食べてしまうので太っとしまう、パスタなら一束茹でてそれを食べ、まだお腹が空いていたとしてもまた一束茹でるのは面倒なのでちょっとの空腹を抱えているから非常に有効なダイエット。ではないか、炭水化物を摂っている時点でダイエットにはならないか。そろそろ本格的にダイエットを始めないといけないな。埃をかぶったリングフィットアドベンチャーをどこかから引きずり出さなければ。

 

 

夕飯を食べて一段落着いて、録画しておいた番組を消化していく。「ロンドンハーツ」、「シュガー&シュガー」、「ガイアの夜明け」を見て、テレビ欲が満たされる。テレビを消して、UVERworldを聴きながら今日のことをつらつらと書き連ねていく。やっぱりボーナス、少ないよな......。でも他の会社ではリストラとか倒産があるんだから、雇ってもらっているだけまだ良いほうだと思わなきゃ、罰が当たるのかな......。ひとしきり文章を書いて、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

横たわっていたら寝てた。