眠たげな猫の傍で

眠たげな猫の傍で

世界の果てで眠っていたいな

同期の結婚式

bigpopmonster.hatenadiary.jp

 

 

コロナ禍での初めての結婚式。出席することにしました。たくさんの不安はあったんですけれど、どこかで(大丈夫だろう)という気の緩みが生じ、なし崩し的に出席。

 

 

13時25分に名古屋駅で式場まで行くバスに乗る。既に大学の同期二人が乗っていて、1年半ぶりの邂逅なのにそこまで久しぶりな感じがしないのは、最近オンライン飲み会をしたせいだろうか。そしてもう一人の同期がやってくる。この子は2年前の先輩の結婚式ぶり。同期と会うには結婚式に出席しないといけないのだろう。苗字が変わっていたので、(もしや、結婚......?)と疑問に思い、同じ疑問を持った同期が「苗字が変わっているけれど、どうしたん?」と単刀直入に聞く。「ああ、結婚とかそういうのではなくて、親が離婚したんです」おぅ......。出発時刻は過ぎているのに、乗車予定の人が全員揃わない。出発時刻を5分過ぎたので、出発。式場までの道中は、同期とぽつりぽつり話をする。この2年間にあったことを互いに交換し、あとは「名古屋めっちゃ寒い」と同期の子が震えているので、「確かに寒いね」と返す。そんなこんなしていたら式場に着く。

 

 

結婚式に出席するのは今回で4回目。だけれど新鮮に感じられたのは、コロナ禍で自粛を求められ、楽しむ心が縮こまっていたせいだろう。大学生の時みたいに同期の子達と話している時間はかけがえがなくて、「いつ名古屋に戻るの?」という言葉が私の心にずしんと来た。ただ、もし名古屋に戻ったところでそんな頻繁に会うわけでもないし、名古屋に住んでても東京に住んでても会う頻度は変わらないだろ、と思う。女の子の同期と会うのは今回が最後のような気がしていた、だから彼女が話している姿をこの目できちんと焼き付けておくことにした。

 

 

式は滞りなく進んだ。新婦である同期はとても綺麗な姿で、笑顔もとびきり素敵だった。今が一番幸せ、といったオーラが漂っていて、見ているこちらも嬉しい気分になった。コロナ禍での結婚式ではどのような対応を取るのか。コロナ禍以前の結婚式とさほど変わりませんでした。一度だけ検温し、所々でアルコール消毒を求められましたが、それ以外はいつもの結婚式のあれでした。食事は一品ずつ出てくるスタイルで、食べ終えてもわざわざマスクを付け直すのが面倒で、殆どの人がマスクを付けていないで話していました。お酒も入っているからか、所々で大声で話している人もいて、(もしクラスターが発生してもむべなるかな)といったところでした。どうか、今回の結婚式でクラスターが発生しませんように。

 

 

私たちのグループは全員で6人出席していて、同期が4人と後輩が2人。みんなが楽しそうに話しているのを見て、大学のときと何も変わらない風景に和みました。みんな少しずつ老けているだけで、それ以外は何も変わっていないように感じられました。男の子2人が久しぶりのお酒を浴びるように飲んでいて(どちらも既婚者)、大きな声で話しているのもいつも通りで、でもコロナ禍でもそのような行為を取るのか、とうんざりしました。

 

 

先が終わり、式場を出る際に新郎新婦とその両親に見送られるのですが、関係性が薄いので、特に特徴的なことを話すわけでもなく終わりました。仲間たちと帰りのバスを待っておりましたが、なかなか来ないので一度式場に戻る。そこで私と、同期の女の子と同期の男の子(2人は大学生の時に付き合っていて、まもなく別れた)という3人になり、どんな会話をするのだろうとわくわくしておりました。男の子が「鬼滅の刃、読んだ?」と聞いて、女の子が「読んだよ。面白かったね」という会話で終わり、バスが来ました。そこでも酒が頭を支配している男の子は叫び、「俺は後輩に慕われていない」と大声で嘆いていました。そういうところなんじゃないか。バスは暫くして名古屋駅に着き、彼らは2次会で飲み直すそうでしたが、私は怖かったので断っておきました。「無理強いはしないけれど」と同期の男の子は言っていましたが、本当はどういう気持ちだったのだろう。夜の名古屋へと消えていく彼らを見送って、私はさっさと家に帰りました。家に着いてぐったりしていたので、夕飯を食べることもしないでだらだらと過ごしていました。式は疲れる。

 

 

前回の結婚式では「結婚したいな、理想のパートナーに出会いたいな」と思いましたが、今回はそういうことはなく、私はもう一人で生きていくほうが誰かと生きていくよりも楽なことに気づいてしまったようです。誰かと支え合いながら生きていくことは楽しいものなのかもしれませんが、楽しいことばかりではないのも知っているので、なかなか動き出せないんだよな。世間体を考えたら結婚した方が有利に働くんだろうけれど、そんなのを気にしていたらストレスばかりが増えてしまうでしょうね。私は私の好きなように今後も生きていくつもりです。それにしても、久しぶりに会った同期の女の子、やっぱり可愛かったな。早く結婚すればいいのに......。