眠たげな猫の傍で

眠たげな猫の傍で

世界の果てで眠っていたいな

2020年11月30日(月)

「拝啓、わかってるよ 純粋さは隠すだけ損だ
敬具、結んでくれ 僕たちが正しくなくても」

 

何故だかよく分からないが午前3時に起きてしまい、でも眠たかったのですぐに眠りに就いた。朝はアラームが鳴る前に起きてしまったので、比較的調子は良い方であった。弁当を作りながら(スーパーで買ってきたものをただ詰めるだけの単純作業)テレビを流し見する。朝食にフルグラを食べて、ぎりぎりまで家での時間を満喫する。一日のうちでこの時間が一番穏やかで、幸せに満ち溢れているよな、それは今の仕事がイージーモードだからで、営業にいた頃は(あと少しで会社に行かねばならぬ。私はゾンビになってしまうのだ)と戦々恐々としていたが、今はとにかく穏やかな時間が流れていて、二度寝したくなってしまうくらいにほのぼのとしていた。両耳にw.o.d.をぶっさして会社へと向かう。電車は今日も相変わらずの満員で、いつになったら他の会社の在宅勤務が復活するのだろうかと恨めしい気分になる。緊急事態宣言が発令されてから暫くは通勤電車はとても空いていたじゃないか、なぜあの時のようにならないのか。政府が指示しないと、自分たちからは動かないということを訴えているのか。状況はあの時よりも深刻なのに、どこか平和ボケしている皆さんが恨めしくてしょうがない(私もその一人である)。今日も車内で、マスクをしていないおじさんが盛大に咳き込んでいたので、次の駅でそっと車両を変えた。自分の身は自分で守っていかなければならない、誰も私を守ってはくれないのである。

 


会社に着いて、仕事が始まって、暫くの時間はするべきことがたくさんあって、(あれ、もしかして今、充実した時間が流れている)と嬉しくなった。これは錯覚ではなくて厳然と目の前に存在している現実で、どどどどどと向かってくる仕事を淡々と蹴散らしていくことは一種のカタルシスを生み出していた。(今、なんだか「仕事ができる奴」みたいになっているではないか)と興奮して、午前中では終わらなかった仕事を午後に持ち越すという、幸せなイベントも発生した。今日もお昼ご飯は弁当(ハンバーグ、ポテトサラダ、純豆腐チゲ)。若干の寂しさを抱えながら弁当を食べ終えた。暫くは以下のようなことを考えていた。

 

 

bigpopmonster.hatenadiary.jp

 


安定剤を飲んでちょっとだけ気分が落ち着くと、米津玄師を聴いて心をさらに落ち着かせた。うとうとするお昼休み、午後にも仕事はまだまだ残されているという余裕は私のか細い心を支えてくれていた。来月末に羊文学との対バンライブが予定されている(中止にならないでおくれ!)SIX LOUNGEを聴いて気分を盛り上げていくと、午後もちょっとだけの忙しさを抱えながら仕事をせっせと進めていく。コピーロボットは今日は在宅、上司は休暇、そのせいかなんだか気分が軽やかだった。たまに井戸端さんが質問しに来るくらいで、あとは仕事と戯れているだけで静かに時間が過ぎ去っていった。ああ、素晴らしいな今日という日は、ずっとこのような日が続けばいいのにな。午後も後半になるとするべきことがなくなってきたので、のんびりとお茶を飲みながら思索に耽けた。共有の仕事をしながらなので、誰も私が別世界に足を突っ込んでいることを知らないだろう。そのまま平和に時は過ぎていき、ちょうどいいタイミングで定時が訪れた。今日はたくさんの仕事が出来たので、家で飲むビールは美味しいだろうな(惜しむらくは冷蔵庫に冷やしているのが発泡酒だということ。生を冷やしておけばよかった)。するべきことはまだあるけれど、それをしてしまったら明日の仕事がなくなってしまうので、今日はここで退散します。こんな充実した気分を抱えながら会社をあとにするのはどれくらいぶりだろうか。ずっとこんな幸せな時間が続けばいいのにな、贅沢な願いかな。

 

 

家に帰ると新しいCDが届けられていた。吉澤嘉代子「新・魔女図鑑」、東京初期衝動「SWEET 17 MONSTERS」、BTS「BE」の3枚。全部合わせると1万円になるだろうか。でも1万円を払う価値のあるCDだと思っているので、悔いは一切ない。Walkmanにぶちこんだので、明日からえんえんと聴くことになるだろう。特に気になっているのがBTSの新作で、「Dynamite」がとてもいい曲だったので、他の最新曲はどのような仕上がりになっているのか楽しみである。

 

 

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夕飯は昨日に引き続いて肉野菜炒め。ご飯を炊くのを忘れていたので、ご飯が炊けるまで暫し待つ。ご飯が炊けたら、肉野菜炒めを昨日と同じ要領で調理して、空腹のお腹に詰め込んでいく。美味しい。二日目はまだ美味しいと感じるけれど、三日目あたりからしんどくなってくるから、明日は肉野菜炒め以外のものを食べよう。 

 

 

発泡酒を徐に飲んで、なんだか気分が良くなってきたので、親に薦められた韓国映画「The Call」(2020)を観た。観終わって、後悔した。最後に胸糞だと、いつまでも引きずってしまうのが私の性分なのだけれど、一瞬ハッピーエンドか、と思わせてからのエンドロールでのあの仕打ちはなかなかに堪える。話自体は使い古されたもので、過去からの電話に応えているうちに現在が変容していくというもの。「いつホラー要素が来る」と期待していたら、序盤からチョン・ジョンソの圧倒的な演技に魅了される。これは凄いことになるぞ.....、と固唾を飲んで見守っていたら、あれよあれよという間にチョン・ジョンソの凄まじい演技祭りになって、パク・シネがどんどんと陰になっていく......。勿論パク・シネも素晴らしい演者なのだが、チョン・ジョンソの狂った演技が板についていて、もうそれだけでもこの映画を観る価値はある。だが最後が胸糞なので、ハッピーエンドを求めている人には絶対にお勧めしない。演出もところどころ「あれ?」と疑問に思ってしまうぶぶんもあったけれど、チョン・ジョンソの演技が素晴らしいので、細かいところは気にしなくていいんだよ。当分は寝るときにこの映画を思い出してびくびくしそうです。

 

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「The Call」(☆☆☆)

 

1本の映画を観終わってもまだ自由な時間がある!、と嬉しくなって早速親と「The Call」の感想合戦をして、それに疲れると惹きこまれるように読書を始める。最近の私は毎日読書をしないとむず痒くなってしまう体になってしまったようです。20分ほど読書をして、そろそろ本が終わってしまうことが寂しくなって、意図的に読書を諦めた。明日で読み終えてしまうだろう。果たして終わりは見事なものになるだろうか。どちらにしても、ここまで読んでて楽しかったので、どちらでもいいやという気分になっている、珍しいな。気付いたら24時を過ぎていた、明日も快適に過ごしたいので下手に足掻くことなく眠りに就く。明日も平和な一日になりますように。