眠たげな猫の傍で

眠たげな猫の傍で

世界の果てで眠っていたいな

地元で苛ついている

暫くの間一人暮らしをしていると、実家に帰って違和感を感じることがある。今回はそれを強く感じたのは、そろそろ30歳になるような人間になり、冷静に物事を見つめられるようになったからかもしれない。特に家族の言動が気になって仕方がなかった。実家で一緒に暮らしている時は、「そういうもんなのだろうな」と我慢していたことが、久しぶりに家に帰るとなんだか苛々してきてやるせない気分になった。わざわざここに書くのは悪趣味なようで書きたくはないが、いつも善人でいることは疲れるので少しだけ零す。兄弟の一人は物をたくさん持っていて、それを自分の部屋以外の場所にまで置くので周りが困っている。母の寝室である和室にそれが置かれ、今や足を踏み入れるのも困難なほどに物が置かれていて、どうしたものかと呆れ返っている。母は彼に何度も「捨ててくれ」と懇願しているが、逆ギレしてしまうので今では放置している。ということで、引っ越したばかりの時、母は和室で寝ていたが、今はリビングで寝ている。とにかく物が多い、なんとかしてくれという願いは聞き入れてもらえず、だからわたしの実家は物で溢れかえっている。ただ、兄が今年籍を入れたので、来年にはパートナーと同居をするために実家を離れることになり、出来ることならたくさんある物をそのまま体と一緒に持っていってほしいのだけれど、そう簡単にことは進まないだろう。籍は入れたが引越し先がまだ見つかっていないので、当分は実家に暮らすそうだ。ただ私は明日には東京へ戻るし、年末年始は地元に帰らないので、今まで書いてきたことは正直どうでもいいことである。ただ母がしんどくないだろうか、そのことを気に病んでしまって体を痛めていないかと心配はしている。どうか、一日でも早く母に平穏な時間が訪れますように......。